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東久留米市

東久留米市は、武蔵野台地のほぼ中央に位置し、落合川と南沢湧水群が「平成の名水百選」に選ばれるなど、水資源が豊富な地域。医療面では、近隣の市と連携して北多摩北部医療圏を形成し、地域住民の健康維持を図っている。

「医師会」活動レポート

住民の身近なかかりつけ医であり、地域医療の重要な役割を担う「医師会」。今回は、地域の医師会の会長に、力を入れている活動や取り組みについてお話しいただきました。

東久留米市医師会

ユニークな活動で、生まれて良かった
住んで良かったと思える町づくりに貢献

武蔵野台地のほぼ中央に位置し、都心から電車で30分ほどでありながら、豊かな水や緑があふれる東久留米市。そんな同市に住む人々の健康に寄り添い、支えているのが、東久留米市医師会だ。「市内に病院が極めて少ない一方で、周辺自治体には大きな病院がたくさんあります。そんな中で市民の健康を支えていくために、北多摩北部医療圏全体との地域医療連携や災害対策を常に考えています」と石橋幸滋会長。実際に医療や介護の連携が、非常に進んでいるという。
同会は、東京都の中で2番目に小さい地区医師会でありながらも、東京都の区市町村では初めての試みとなるCOPD(慢性閉塞性肺疾患)検診と、1歳児に対するおたふく風邪の予防接種の一部助成を、同会の負担により実施するなど、独自のさまざまな活動に積極的に取り組んでいる。加えて、24時間の在宅ケアを支援するシステムの推進や特定健診(メタボ健診)後の特定保健指導における対象者への動機づけ指導、より実践的な災害時医療対策、妊産婦や幼い子どもを持つ母親に向けた「子育てメール」の導入、自殺防止対策など、活動は多岐にわたる。さらには地域のラジオ局「FMひがしくるめ」で独自の番組を持ち、医学情報から地域の医療機関情報まで幅広く発信するなど、地域のニーズに応えたユニークな活動も行う。「東久留米市に生まれて良かった、住んでいて良かったと思ってもらえるように、医師会も貢献してまいります」

(取材日2018年9月5日)

石橋 幸滋
会長

(医療法人社団 実幸会 石橋クリニック)

Profile

1980年自治医科大学卒業。神奈川県内の基幹病院勤務、自治医科大学地域医療学講座、ワシントン大学家庭医療学講座、神奈川県立藤沢保健所などを経て1993年石橋クリニック開院。2014年より東久留米市医師会長。

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