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睡眠時無呼吸症候群が疑われたら
適切な診療科で検査・治療を

Dクリニック東京ウェルネス

(千代田区/東京駅)

最終更新日:2025/06/12

Dクリニック東京ウェルネス 睡眠時無呼吸症候群が疑われたら 適切な診療科で検査・治療を Dクリニック東京ウェルネス 睡眠時無呼吸症候群が疑われたら 適切な診療科で検査・治療を
  • 保険診療

睡眠中に呼吸が浅くなったり、繰り返し呼吸が止まる睡眠時無呼吸症候群。放置すると日中の生活に支障が出るだけでなく、より重篤な他の疾患のリスクも高まってしまうという。睡眠時の症状は自覚しにくいことも多いが、どのような兆候から睡眠時無呼吸症候群を疑えば良いのだろうか。また、そもそも睡眠時無呼吸症候群の診療は、何科を受診するのが適切なのだろう。「Dクリニック東京ウェルネス」の井坂奈央先生は、耳鼻咽喉科と睡眠障害に精通する睡眠時無呼吸症候群治療のスペシャリスト。同院ではオンライン診療の積極活用で、患者の利便性向上にも努めている。睡眠時無呼吸症候群やその他の睡眠障害について、井坂先生に詳しく解説してもらった。

(取材日2025年5月9日)

鼻の内視鏡検査で原因を究明、オンライン診療も活用して利便性を高める

Q睡眠時無呼吸症候群は何科を受診すれば良いのでしょうか?
A
Dクリニック東京ウェルネス 相談先がわからないという人の道しるべになりたい、と井坂先生

▲相談先がわからないという人の道しるべになりたい、と井坂先生

一般に、いびきや無呼吸といった症状がある場合は耳鼻咽喉科を、眠れなかったり起きられなかったりといった症状の場合は精神科を受診するのが良いといわれています。また、睡眠について専門的に学んできた医師の診療を受けると、どの科にかかれば良いかを適切に示してもらえるので、ホームページなどで医師の経歴などを調べてから受診することもお勧めします。

Q具体的な症状について教えてください。
A
Dクリニック東京ウェルネス 治療の安心安全を第一に保険診療を中心にした治療を行っている

▲治療の安心安全を第一に保険診療を中心にした治療を行っている

睡眠時無呼吸症候群の症状として一番多いものは、睡眠中のいびきです。また、十分な睡眠時間を取っているにもかかわらず寝た気がしない、昼間に眠気がある、夜中に目が覚めてしまう、起床時に口が乾いているなども症状として挙げられます。そのほか、日中に集中力が続かない、パフォーマンスが以前に比べて上がらない、ミスが多いといった症状の場合も、睡眠時無呼吸症候群の可能性が考えられます。

Q検査や治療はどのように進めていくのでしょうか。
A
Dクリニック東京ウェルネス 必要に応じて他の医療機関と連携しながら治療を進めている

▲必要に応じて他の医療機関と連携しながら治療を進めている

まずは患者さんの鼻の通りや喉の形などを診させていただき、睡眠時無呼吸症候群のリスクや原因について説明します。その後、睡眠時無呼吸症候群の検査キットを使ってご自宅で検査していただき、検査結果に合わせて治療を行っていきます。具体的な治療方法としては、オーダーメイドのマウスピースを作製する歯科医師の紹介、CPAP(シーパップ)と呼ばれる装置の処方、また肥満が原因であれば当院の内科医師とも連携しながら指導を行ったり、手術が必要な場合はしかるべき専門の医師への紹介を行ったりします。当院ではオンラインでの診療に力を入れていますので、患者さんのご都合に合わせて活用していただければと思います。

Qその他の睡眠障害についても教えてください。
A
Dクリニック東京ウェルネス 睡眠検査では呼吸の様子や眠りの深さなどを数値化している

▲睡眠検査では呼吸の様子や眠りの深さなどを数値化している

睡眠時無呼吸症候群以外の睡眠障害では、眠れなかったり夜中に起きてしまったりといった、いわゆる不眠と呼ばれる症状が最も多いです。不眠については、まずは運動や入浴の習慣、寝る前のスマートフォン使用を見直すなど、生活習慣の指導から行います。それでも改善しない場合は投薬、あるいは精神科の医師に診療してもらうといった方法を選択します。もう一つ挙げられるのは、起きられない、日中に急に眠ってしまうなどの過眠の症状です。過眠については、入院しての検査をお願いし、その検査結果を受けて、治療方針を決めていきます。

Qこちらでは精密な検査を受けられる体制が整っているそうですね。
A
Dクリニック東京ウェルネス 症状の原因究明に欠かせない内視鏡検査

▲症状の原因究明に欠かせない内視鏡検査

睡眠障害について経験豊富であっても、専門が内科や精神科の場合、喉などを診て原因を評価することはなかなか難しいことが多いのですが、当院では耳鼻咽喉科と睡眠障害の両方に通じた私が、鼻の内視鏡検査を実施して鼻腔や喉の奥を観察し、疾患の原因を詳しく探ることができます。検査では無呼吸の原因が鼻詰まりによるものか、喉が物理的に狭いことによるのか、他の疾患もあるのかなどを見極めて、治療の方向づけを行います。

ドクターからのメッセージ

井坂 奈央先生

睡眠時無呼吸症候群は、治療の必要があるけれどもまだ治療をしていない潜在的な患者さんが、900万人いるともいわれる疾患です。睡眠を取っているのにすっきりしない、日中のパフォーマンスが上がらないなど、気になることがあれば受診していただきたいですね。睡眠時無呼吸症候群を放置すると、将来的に心筋梗塞や脳梗塞などにつながることもあるのですが、きちんと治療をすることでそうした疾患の予防にもつなげられます。当院はオンライン診療も活用できますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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