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中性脂肪の基準値越えや甲状腺の異常など
生活習慣病の危険性

Dクリニック東京ウェルネス

(千代田区/東京駅)

最終更新日:2022/05/13

Dクリニック東京ウェルネス 中性脂肪の基準値越えや甲状腺の異常など 生活習慣病の危険性 Dクリニック東京ウェルネス 中性脂肪の基準値越えや甲状腺の異常など 生活習慣病の危険性
  • 保険診療

生活習慣の乱れから内臓脂肪が蓄積されることなどから起こる生活習慣病。健康診断などで数値の悪化を指摘され、定期的な運動や食事の改善を試みる人も多いのではないだろうか。しかし、中には、規則正しく生活をしていても、関連する内臓の機能が低下することで、糖尿病や高尿酸血症(痛風)を発症してしまうこともある。「Dクリニック東京ウェルネス」では、循環器内科と代謝内分泌内科を専門とする医師が、検査から重症者の治療まで幅広く生活習慣病に対応。病気の原因を明らかにし、一人ひとりの病態に合わせた治療を提供している。そこで、同院の渡邊康夫院長と相良郁子先生に、生活習慣病の治療について聞いた。

(取材日2022年4月28日)

専門的な検査で病気の原因に合わせた治療を提案。多職種によるチーム医療で重症化を防ぐことをめざす

Q生活習慣病とはどういったものを指すのでしょうか?
A
Dクリニック東京ウェルネス 一人ひとりの病態に合わせた治療を提供している

▲一人ひとりの病態に合わせた治療を提供している

【相良郁子先生】生活習慣病とは、食事や運動、喫煙、飲酒などの生活習慣の乱れを起因とする疾患の総称で、糖尿病や高血圧、高尿酸血症、脂質異常症などがあります。2型糖尿病を例に挙げると、内臓脂肪が蓄積する内臓脂肪型肥満などが原因の場合や、遺伝的素因や加齢によるインスリン分泌機能の低下より発症する場合もあり、すべてが生活習慣の乱れから起こるわけではありません。そこで当院では、専門の医師が病態をきちんと把握し、原因を追求した上で、適切に治療方針を決めていきます。これまで「生活習慣に気をつけてね」としか言われなかったような人にも、当院では具体的にアクションすることに努めています。

Q生活習慣病を放置した場合、どのようなリスクがありますか。
A
Dクリニック東京ウェルネス 科学的根拠に基づき、患者へ進行リスクの説明を行う

▲科学的根拠に基づき、患者へ進行リスクの説明を行う

【相良先生】糖尿病を放置した場合、最終的には神経障害や網膜障害、腎障害、足の壊疽、高尿酸血症では腎機能の低下、脂質異常症は心筋梗塞など、さまざまな合併症を引き起こす可能性があります。当院では重症化を防ぐために、例えば、ヘモグロビンA1cが7%以上であれば何%の確率で神経障害が起こりますというように、新しいデータを用いて科学的根拠に基づいた診療を行っています。 【渡邊康夫院長】私はこれまで重症化してしまった人も多く診療してきました。その経験からどこまで放置したら危険かということを熟知していますので、初期の段階の人はもちろんですが、進行しすぎてしまった人にも受診していただきたいです。

Q貴院では糖尿病治療をどのように進めていくのですか?
A
Dクリニック東京ウェルネス 患者の負担軽減のため、効率的に診療できるような工夫も

▲患者の負担軽減のため、効率的に診療できるような工夫も

【相良先生】最初にインスリンが出ていないのか、インスリンが効きにくいのか、ホルモン学的にきちんと機序を調べてから治療を行います。ブドウ糖負荷試験でどのように糖が上がりどうインスリンが効いているかを2時間かけて検査し、膵臓が正常に機能しているかを調べ、結果によっては、当日にインスリン投与を開始する場合もあり、膵臓を守る治療を提案しております。また、糖尿病外来では、事前にウェブ上で問診にお答えいただきます。これによって、診療時間が短縮されるほか、診察の際に目の前の患者さんの状態をある程度は把握できているため、迅速に検査に取りかかることができます。このようにより効率的に診療できるよう工夫しています。

Qオンライン診療や栄養指導も特徴的ですね。
A
Dクリニック東京ウェルネス 健康管理アプリを用いたきめ細かなサポートを実施

▲健康管理アプリを用いたきめ細かなサポートを実施

【相良先生】当院では、医師、看護師、管理栄養士や公認心理師など多職種によるチーム医療で、患者さんをサポートしており、対面でもオンラインでも、患者さんのライフスタイルに合わせた方法で治療を進めていきます。24時間血糖測定器を導入するほか、管理栄養士が一人ひとり食事に関するカウンセリングをしてその人に合ったレシピを提案しています。また、健康管理アプリを使って、診療がないときもリアルタイムでメッセージ機能を使って画像やコメントをアップするなど患者さんと密にやりとりすることで、クリニックに足を運ばなくても、診察していなくても安心できるように、きめ細かなオーダーメイドによる伴走を心がけています。

Qどのようなタイミングで受診すればいいでしょうか?
A
Dクリニック東京ウェルネス 体成分分析装置を設置

▲体成分分析装置を設置

【相良先生】内臓脂肪が気になる未病の人も含めて、迷ったら気軽に受診してください。ご自分の体が悪くなっていないかを知るために、3ヵ月に1度、定期検査のような形でご利用いただいても構いません。生活習慣や食事は誰にとっても大切なことです。健康診断では問題なくても糖尿病目前の人はたくさんいます。そういった人に対する病気の早期発見や、定期的なお薬なしでのフォローも行っています。また、当院ではダイエット指導にも取り組んでおり、痩せて健康を取り戻したいという人に、ヘルスレコードを活用して、正しい食生活や生活習慣に関するアドバイスをしています。

ドクターからのメッセージ

渡邊 康夫院長、相良 郁子先生

【渡邊院長】この記事を読まれている時点で健康への意識が高まっているということなので、1人で悩まれるくらいならぜひ専門家の意見を聞きに来てください。手軽なオンライン診療もあるので、定期的な受診が大病になることの予防になればと思います。 【相良先生】医療機関は敷居が高い人と感じる人も、まず検査だけでも受けていただければと思います。その結果、通院の必要がなければそれで良いですし、お薬を出さずに、健康的に痩せるために受診していただくのもありです。オンライン診療など先端のデジタル技術を取り入れた都心のクリニックではありますが、町の診療所のようなアットホームな雰囲気で、しっかりとサポートしてまいります。

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