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厚木市

神奈川県のほぼ中央に位置し、縦横に伸びる幹線道路、東名高速道路など広域的な交通利便性の高さを保つ都市。交通の要衝として企業や学校が集積する一方、多くの山間部や農業地帯を有する自然豊かな街であり、市内には複数の温泉地も所在している。

「医師会」活動レポート

住民の身近なかかりつけ医であり、地域医療の重要な役割を担う「医師会」。今回は、地域の医師会の会長に、力を入れている活動や取り組みについてお話しいただきました。

厚木医師会

市民の健康と医療を守る地域医療を提供し
安心して過ごせる町づくりに貢献

明治34年に設立され、100年以上、地域医療の中核として市民の健康を守ってきた厚木医師会。健診事業を中心に、休日夜間急患診療所や訪問看護ステーションの運営など活動は多岐にわたる。
「厚木市は自然豊かで住みやすい環境です。地域コミュニティーもしっかりしていて、子育て世代にも住みやすい地域だと思います」と話す馬嶋順子会長。 同会の事業には、市民医療フェスティバルや、乳がん検診、災害時医療救護体制の構築などが挙げられる。
「震災時には市と、災害拠点病院である厚木市立病院、三師会(医師会・歯科医師会・薬剤師会)などでの連携が必須です。災害救助体制の在り方や災害弱者と呼ばれる方たちへの支援方法を検討して、いざというときに備えています」
また、最近では新型コロナウイルス感染症の対策にも力を注いでいるという。
「高齢者や基礎疾患のある人は重症化することもあり、症状によっては注意が必要です。起き上がれないほどの倦怠感、1週間程度続く発熱の後の急激な息苦しさなどの症状がある場合は、帰国者・接触者相談センターへご連絡ください」
さらに同会では、住み慣れた地域で自分らしく暮らすための仕組みである「地域包括ケアシステム」を、町づくり全般の取り組みとして捉え「地域包括ケア社会の実現」を目標としている。
「医師会は地域の中で頼れる存在であるべきです。何かあれば抱え込まず、われわれかかりつけ医に相談してください」

(2020年5月時点の情報です)

馬嶋 順子
会長

(馬嶋医院)

Profile

東邦大学医学部卒業。1989年に明治から続く馬嶋医院に入職し、1994年から院長。厚木医師会では公衆衛生担当理事や副会長を歴任し、2015年から会長を務める。日本小児科学会小児科専門医。

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