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肛門の違和感や出血の悩みを、まずは相談
痔の日帰り手術も実施

しもざとクリニック

(名古屋市緑区/鳴子北駅)

最終更新日:2020/10/01

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  • 保険診療

肛門に症状を持つ人は意外に多いといわれる。ただ、肛門からの出血や痛みがあっても、恥ずかしいからと市販薬で済ませ診察に行くのをためらう人も多いだろう。開業時から続く肛門診療を特色とする「しもざとクリニック」。日本大腸肛門病学会大腸肛門病専門医である下郷友弥副院長は、院長とともに肛門の痛みやかゆみ、出血などがある患者に対し診察・診断を行い、痔の日帰り手術にも対応。また、消化器内科が専門であり大腸内視鏡検査にも注力。肛門に密接に関わる大腸まで総合的な見立てを行い、治療計画を立てている。「女性の医師もいますので、恥ずかしいからと先延ばしにしている人は、気軽に相談してほしい」と語る友弥先生。肛門の悩みを抱えた時にどうしたらいいのか、どんな治療法があるのかを詳しく聞いた。(取材日2020年7月13日)

出血があれば早期の診断・治療が大切。肛門から大腸までを総合的に見立て治療計画を提案。女性医師の診療も

Q肛門の症状や病気について教えてください。
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▲肛門だけでなく、大腸の疾患まで気を配ることが重要

肛門の病気は、イボ痔、切れ痔、痔ろう(あな痔)、肛門ポリープなどさまざまで、症状としては痛み、かゆみ、出血などがあります。肛門周囲膿瘍といって膿がたまる病気もありますが、痔ろうが関係していることが多く、膿がたまって痔ろうになる人、もともと痔ろうがあってそこに膿がたまる人と分かれます。また、肛門が腫れて痛いと来院され、緊急切開で排膿させるケースも少なくありません。痔の中では、出血を伴うイボ痔が最も多いですね。ただ、痔だと思っていたら、大腸疾患や直腸がんだったということはケースはいくらでもあるので、危惧しないといけません。当院では肛門だけを診るのでなく、大腸に疾患がないかを常に念頭においています。

Q市販薬で済ませようとする人も多いようですが、どう考えますか?
A
2

▲自分ひとりで判断するのではなく、きちんと専門的な診断を

市販薬で解決するのなら別に問題がありませんが、それは本当に痔なのか、きちんとした専門的な診断が必要だと思います。イボ痔や切れ痔であれば、薬で対処できることが多いのですが、痔だと思っていても大腸の病気だったということもありますから。また、市販薬は選択肢が限られてしまい、軟膏一つとってもクリニックで処方できる薬には、痛みや炎症を抑えるための働きが強いものがあるんです。市販薬で治らないからと来院する患者さんも多いです。痔ろうは何年も放っておくと、痔ろうがんになることもありますし、一旦治っても再発したり新しくできることも。ご自分で判断されず一度相談にいらしてください。

Qその場で大腸カメラを使用し、肛門の検査をしていただけるとか?
A
3

▲スピーディーな診断、治療を心がける

必要であればその場ですぐに、大腸カメラを使い可能な範囲で観察ができる体制を整えています。例えば肛門から出血している場合、本当に肛門からなのか奥から出てきているのかは、カメラで診ないとわからないので方針の決定に有効です。検査中に画像を見ていただきながら説明しますので、患者さんに病状をご理解いただくのにも役立っています。血便で受診されてすぐにカメラをしてその日にがんだと診断がつくこともあるんですよ。肛門に関しても外側、内側がよく見えますので応急処置が必要なのかも判断しやすいです。肛門から大腸まで全体をスピーディーに診断、治療するように日々心がけています。

Q検査後はどんな治療の流れになりますか?
A
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▲生活習慣の改善が最も大事だと話す友弥先生

肛門疾患の治療は、薬物治療が基本です。例えば、イボ痔が腫れていれば、軟膏剤や内服薬で炎症を抑えていきます。そして、最も大事なのは生活習慣の改善です。座りっぱなしを避けていただくことも大切ですし、便が硬いと症状は悪くなることが多いので食生活による便のコントロールも必要です。患者さんに合わせてアドバイスをし、それに基づき生活をしていただきます。手術は最終手段となり、患者さんの希望も考慮しながら方針を決めていくことを心がけており、こちらから押しつけるものではないと思っています。ただ、ひどいイボ痔や痔ろうなどは薬物療法にも限界がありますのでその時は日帰り手術を提案させていただいています。

Qクリニック内で行う痔の日帰り手術について教えてください。
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▲日帰り手術では苦痛を軽減できるよう工夫している

当院では昔から肛門疾患治療を専門に取り組んでおり、日本大腸肛門病学会大腸肛門専門医である私と院長の2人体制で手術を行っています。手術中は鎮静剤の使用も可能で苦痛を少なくするよう工夫しています。イボ痔の手術では大きいものは切除し、小さいものはALTAという硬化剤の注射療法を選択することもあります。痔ろうの手術では膿のたまる道の入り口から出口まで切除します。日帰りで肛門手術を実施しているのは、患者さんの負担を少しでも軽くしたいからです。薬で症状がよくならない、繰り返す出血や痛み、イボ痔が肛門から飛び出す、痔ろうでよく肛門がはれるなどの症状がある場合、手術をすることで改善をめざすことができますよ。

ドクターからのメッセージ

下郷 友弥副院長

当院では、肛門と大腸を両方専門的に診療できます。肛門と大腸は密接に関連しているため、痔で出血していても大腸の病気を否定していかないといけません。痔の手術をする前には、必ず大腸の検査をするようにしており、異常がなければ痔の治療に集中します。また、私の姉である岩山医師に毎週水曜の午前中に診察に来てもらっています。最初の診察には女性医師がいいという女性の患者さんも多く、たいへん喜ばれているようです。肛門から大腸までトータル的に検査から治療、日帰り手術ができるのは当院の強み。高いレベルの診療を提供していくことをめざしています。何か少しでも症状が出たり、気になることがあれば早めに来院してくださいね。

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