一人ひとりが求める理想に近づける
白さに導くホワイトニング

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました！

Qどんな人がホワイトニングを希望されていますか？

A

近年はマスメディアやインターネットなどで情報が得やすく、ホワイトニングを手軽に感じる方は少なくないのではないでしょうか。そこで成人式や結婚式を控えた方が、すぐに歯を白くしたいというご要望で受診されることは珍しくありません。もちろん、希望に沿って治療しますが、理想としては事前に計画を立てて実行するほうが精度を追求できるのでお勧めです。当クリニックでは、初診時の問診票に歯の見た目に関する質問を記載。「歯の色が気になる」の項目にチェックを入れた方にはクリーニングを施し、それ以上の白さを求める方には希望に応じてホワイトニングのご説明をするようにしています。

Qどんなふうに、その人に合ったプランを決められているのですか？

A

歯を白くするためには、院内で行うオフィスホワイトニング、自宅で行うホームホワイトニング、両方を併用するデュアルホワイトニングの3種類があります。まずはカウンセリングで、求める白さの度合いや通院期間、予算などを把握。さらに、各方法の特徴や見込めるメリットを丁寧にご説明した上で、どのやり方で行うのかを選択していただきます。こうした要素や条件を総合的に判断し、お一人お一人に合ったプランをご提案するよう力を尽くしています。しかし、あくまでゴールは患者さんご本人が希望される色。予定どおりでなくても1回で納得されたら、その時点で終えることもあり得ます。

Q他の審美歯科にも注力されていると伺いました。

A

虫歯や歯周病をはじめとする口腔内の疾病を治すのはもちろんですが、歯の見た目を気にされている方の悩みに寄り添い、想いをかなえることも歯科医師としての務めであるというのが私の信念です。そこで歯科矯正、セラミック治療、ダイレクトボンディングなど、歯や口元を美しく整えるための治療全般を審美歯科であるとわれわれは捉えています。当クリニックでは歯科技工士とも連携し、良い素材のものを入れるだけでなく、自然な見た目にこだわっています。とはいえ、素材が良ければ虫歯や歯周病にならないわけではないので、かぶせ物や詰め物を入れてからが、「メンテナンスの始まり」と考えています。

検診・治療START！ステップで紹介します

1口腔内の状況を診査する

口腔内全体の健康状態を把握し精密な診断を実施。ホワイトニングを希望する部位に虫歯や歯周病、歯の損傷、知覚過敏などがあると、使用する薬剤で歯がしみたり、施術後に痛みを感じたりする場合があるため、事前に必要な治療を受ける必要がある。どの歯の色が気になるか、どのかぶせ物が気になるのかは人それぞれのため、初診問診の段階で自らの意思を示す必要があるとのこと。

2ホワイトニングのためのカウンセリング

オフィスホワイトニングの場合、シェードガイドという歯の色見本で希望の色を確認し、めざす白さのゴールを設定。さらに施術にかけられる期間や費用面などを共有する。患者の要望と各条件を考慮しながら適切にプランニング。同時にホワイトニングで期待されるメリットや、考えられるデメリットの解説を受ける。施術後にはカレーやコーヒー、ワインなど色の濃いメニューの飲食を控える必要があるなどの注意点の説明も。

3口腔内審査の情報をもとに、処置の実施

歯周病、歯の損傷、知覚過敏の治療を行うとともに、奥歯の虫歯治療はこのタイミングで治療をすることが多いが、反対に前歯はホワイトニング後に治療をする場合が多い。ホワイトニングは人工物に効果がないため、前歯の詰め物・かぶせ物などの審美面に配慮した治療もする場合には、ホワイトニング後の歯の白さに合わせたほうが自然な見た目になるとのこと。虫歯などの疾病がない場合はそのままホワイトニングの施術を実施する。

4オフィスホワイトニングの施術

施術当日の口腔内の状態に合わせてクリーニングを実施し、歯の着色や歯石を入念に取り除く。その後、薬剤を歯に塗布。次に専用の光が照射される。厳選された薬剤と照射器の組み合わせによる専門性の高い施術で、希望の色をめざす。1回あたりの施術は薬剤塗布と照射を3セットまでで、時間は最大90分。複数回の施術を行うプランの場合は、後日再び来院する。

5前歯の治療や、定期的なメンテナンス

ホワイトニング後は必要に応じて前歯の治療を行う。また、施術後の状態を維持するためだけでなく、疾病を予防し健康な状態を保つため、口腔内全体のメンテナンスはホワイトニングであっても必須だ。患者の希望や口腔内の状態に合わせて来院頻度を設定。受診時には歯科医師の診察後に歯科衛生士によるクリーニングを実施するほか、患者一人ひとりの食習慣や生活スタイルなどのバックグラウンドを踏まえた指導や対応を受ける。