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虫歯や歯並びのリスクを踏まえて行う
子どもの口腔の健康管理

ハートデンタルクリニック

(都城市/都城駅)

最終更新日:2021/10/12

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小さな子どもがいる親にとって、虫歯や歯並びといった歯に関する悩みはつきもの。予防意識を高く持ち、歯科医院への通院を習慣としている家庭も少なくないだろう。その一方で、受診や治療に対して消極的な子どもがいる事実にも「ハートデンタルクリニック」の葉清貴院長は目を向ける。たとえ子どもであっても一人の患者として向き合い、本人のモチベーションを確認した上で、治療の必要性や適切な開始時期を決定するのが院長のスタイル。「乳歯の時期は永久歯が生えるまでのトレーニング期間」と話し、いかなる処置でも決して無理強いしないという。親心も子どもの気持ちも大切にする葉院長がどのように口腔の健康管理を行っているのか、詳しく話を聞いた。

(取材日2021年5月17日)

「親の不安」と「子どもの意思」の両方に寄り添いながら、治療の時期や必要性を見極めることが重要

Q子どもはいつから歯科医院に連れて行くのが良いでしょうか?
A
1

▲歯が生え始める前から、歯科医院に通って良い

親御さんが連れて行きたいと思ったときが、その方にとってベストな時期です。子どもの歯磨きの仕方がわからず、歯が生えてくる前に相談したいという親御さんもいるでしょう。いざ歯が生え始めてからも、前歯や奥歯などが萌出したタイミングで、心配事やわからないことが新たに出てくるケースもあると思います。また妊娠中の段階であっても、どうすれば子どもに自身の常在菌をうつさずに済むかなど、気になることは何でもご相談ください。お子さんに虫歯ができるのを防ぎたいという方は、事前にご両親の虫歯治療を行っておくのが良いですね。親御さんの口腔環境を整えて初めて、お子さんの口腔環境に目を向けることができると考えています。

Q歯科医院を嫌がる子どもも多いのではないでしょうか。
A
2

▲痛みがないのであれば、無理に治療を行わない

これには過去の歯科医院での体験が影響していると考えています。子どもは3歳くらいから自我を持つので、痛みを自覚して受診し、治療によって痛みが消えた経験をした子は、歯科医院を嫌いにはならないはずです。もちろん歯を削る際の痛みが嫌な子もいますが、乳歯は永久歯ほど虫歯が悪化しない場合が多く、痛くないのに削って痛い思いをしたという経験につながることもあるのだと思います。だからこそ当院は、本人が痛がっていない限り、泣いたり嫌がったりする子に無理に治療を行いません。その子ができるかできないかを重視しており、これからどんな治療をするか説明し、実際に少しやってみせて、できるようなら処置に進んでいます。

Q子どもの歯並びが気になる親御さんも大勢いると思います。
A
3

▲子どもの矯正にも対応可能。適切な開始時期を教える

早期の歯並びの改善が好ましい場合は、こちら側から矯正をご提案しています。例えば乳歯の段階から顎の位置がずれている、反対咬合などの機能面に大きな問題があるケースですね。一方で、多少の歯列の乱れが想定されるものの、機能的な問題がない場合に相談があった場合は、適切な矯正開始時期をご案内します。それは永久歯が12本生えて、未来の歯並びが予想できるようになる8~9歳です。小児矯正の第1期治療にあたる床矯正の開始時期であり、永久歯を抜かずに治療を行えることがほとんどです。逆に永久歯列の完成まで経過観察とした場合は、12歳前後から大人と同じ方法で矯正を始めることとなり、こちらは抜歯が必要な場合が多いです。

Q子どもの矯正の流れについて教えてください。
A
4

▲第1期治療と第2期治療がある子どもの矯正

小児矯正では、最初の永久歯である6歳臼歯と上下の前歯各4本が生え替わった時に、床矯正装置による第1期治療を始めます。床矯正装置の目的は、歯列幅の拡大によってすべての歯が並ぶスペースをつくることです。経過が良好な場合は治療終了となり、さらに調整が必要な場合は第2期治療であるワイヤー矯正を開始します。大人の矯正と同様、定期的な通院で歯の動きを確認し、その後は保定期間に入るというのが一連の流れです。例外としてお子さんに改善すべき習癖がある場合は、矯正の前にMFT(口腔筋機能療法)を提案することがあります。最近は口呼吸の子が多く健康自体にも良くないので、必要性をご理解いただいた場合には行っていますね。

Q子どもの診療において、先生が大切にしていることは何ですか?
A
5

▲子どもではあっても、最終的な判断は本人に委ねる

自分の子どもに虫歯ができたり、悪い歯並びになったりするのを防ぎたいという親心は、私にもよくわかります。しかし、実際に治療を受けるのはお子さんですので、最終的な判断は本人の意思に委ねています。特に矯正においては、床矯正装置やリテーナーの着脱を自身で忘れずに行う必要があるので矯正に対するモチベーションが低く、装置を使う理由も理解していなければ、せっかく治療を始めても中断する可能性が高くなってしまいます。そのため当院では、お子さんが装置を正しく扱える性格であるかを親御さんにも確認した上で、お子さんにも丁寧に治療の説明をします。そして、自らの口で「頑張れる」と言った子にのみ矯正を行うようにしています。

ドクターからのメッセージ

葉 清貴院長

お子さんが虫歯になって自分を責めてしまう親御さんがいらっしゃいますが、私は「乳歯の時期は永久歯が生えるまでのトレーニング期間」と考えています。その理由は、私自身が乳歯の時期に数本虫歯ができたものの、永久歯の虫歯は、この歳までゼロで過ごしてきたためです。重要なのは、永久歯列が完成する12歳までに永久歯が虫歯にならないことなので、乳歯が虫歯になってもそこまで落ち込む必要はないです。また、当院はお子さんが嫌がることはしない主義の歯科医院ですので、たとえ予防処置であっても泣いてしまったら中断し、緊急性が高くない限りは、お子さん一人ひとりの意思やペースを尊重したお付き合いができればと考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正/資料採得:8800円、カウンセリング:1万6500円、第1期治療(床矯正):11万円~、第2期治療(ワイヤー矯正):第1期治療と合わせて55万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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