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受診までの経緯や生活背景を重視した
オーダーメイドの診療方針

たけすえ耳鼻科クリニック

(那珂川市/博多南駅)

最終更新日:2021/10/12

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  • 保険診療

病院に行こうと思うタイミングは人それぞれ。特に鼻水や咳など、卑近な症状であればあるほど、人によって受診に至る経緯は違うもの。そうした中、「たけすえ耳鼻科クリニック」では、一人ひとりの受診動機や生活背景を丁寧にヒアリングし、オーダーメイドの治療に取り組んでいる。体や心だけではなく人間関係など社会的要素が絡んでいるケースまで、さまざまな悩みもケアできるようカウンセラーを配置するなど、総合的な見地からの診療をめざしている。「薬を処方して終わりではなく、その人の症状や生活環境に合った服薬方法、そして自宅でできる予防方法なども伝えていくことが重要」と話す武末淳院長に、その診療スタイルについて詳しく話を聞いた。

(取材日2021年4月2日)

患者の病状やライフスタイルに合わせるオーダーメイドの診療スタイル

Q問診に力を入れているそうですが、その理由を教えてください。
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▲症状、患者ごとに問診表が分かれている

耳鼻科は耳や鼻、喉の症状で受診される方が多いのですが、実際には内科や口腔外科、整形外科、脳神経外科など、病気によってはほかの領域と重なり合う診療科なので、病状を把握することが非常に重要になってきます。治療においては、どういう症状で困っているのか、それをどうしたら改善につながるのかということが大切ですから。そのため生活背景や症状が出るに至った経緯などをしっかりと把握する必要があり、問診を重視しています。問診票は患者さんがご自身の病状について思い出していただくためのきっかけになりますからね。患者さんが感じている痛みやつらさをできるだけくみ取って、治療や診断に役立てたいと思っています。

Q問診以外に初診時に気をつけているポイントはありますか?
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▲患者さんの生活背景を把握すると治療計画も立てやすいと武末院長

患者さんがなぜ今日来院されたのかに着目するようにしています。例えば歯が悪かったとしましょう。患者さんはどういうタイミングでクリニックに行くことを決めるでしょうか。痛みを感じてすぐに来る方もいれば、これ以上我慢できないという状態になってからいらっしゃるケースもあります。同じ歯が痛いという症状があったとしても、受診するまでの経緯によって対応の仕方は変わっていきます。症状が軽微だけれど念のために来たという場合には様子を見るという選択肢もありますし、逆に切羽詰まって来院された場合にはすぐに苦痛を取り除く必要があるでしょう。そういった受診時のトリアージのためにも、来院タイミングには注意しています。

Q薬の処方についてもお考えがあるそうですね。
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▲前回処方した薬がどのくらい残っているかをきちんと把握

もちろん診療のガイドラインに沿って診断、治療、処方を行いますが、薬をどういうタイミングで飲むかなどにも気を配るようにしています。薬は治療のメインではなく、補助的な役割。薬を飲んだから大丈夫ということではなく、症状を緩和するために薬が必要だとイメージするとわかりやすいかもしれません。薬は1日3回食後に服薬するという印象が強いかもしれませんが、花粉症で日中に強く症状が出る方は朝から夕方までに集中して服薬したり、夜の咳がつらい方であれば夕方から夜にかけて効果を発揮できる服薬タイミングを検討したり。生活状況や病状を鑑みながら症状が緩和できるよう、一人ひとりに合った薬の飲み方を提案するようにしています。

Qスタッフ体制もこちらのクリニックの特徴ですね。
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▲病気を病名だけで捉えず、患者と向き合う診療スタイル

私自身の診療で至らない部分をカバーするためには、先進の機器をそろえるということも重要ですが、スタッフのサポートも欠かせません。当クリニックの補聴器相談では言語聴覚士の資格も持っている白石君男先生に担当いただいています。聞こえを判断するのは非常に難しく、補聴器は細かな調整が必要なので専門家の力を借りています。まためまいの診療に関しては、心身だけでなく人間関係など社会的な要因が絡んでいることが多々あります。医師がそこにアドバイスをすると圧力を感じてしまう方がいらっしゃるので、そのケアのためにカウンセリングを担当するスタッフがいます。これらの取り組みで患者さんに寄り添うことができればと思っています。

Q家庭でできる対応策などについてもアドバイスされるそうですね。
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▲花粉症はひどくなる前に早めの受診を

20年前に開業した当時に比べ、患者さんが通院される機会は減っています。そうするとクリニックでできることは限られてくるので、ご家庭でも病気に向き合っていただくことが重要になってきているのではないでしょうか。特に小さなお子さんは保護者によるケアで対応できることがあるので、鼻水や咳が止まらないということであれば、薬を処方するだけではなく、鼻水を吸ってあげたり、鼻をかめるように指導したりしています。少しでも生活の中で症状の改善につながるようなアドバイスを行うようにしています。そうした正しい知識を得るという面でも、来院いただくことには意義があるのではないでしょうか。

ドクターからのメッセージ

武末 淳院長

どういう経緯、どんな症状であっても、患者さんご自身が医療機関に足を向けたということは、そこがスタート。来るのが遅かったと怒ることもなければ、そんな軽微な症状で来たのかと呆れることもありません。そこで、心配する必要はない、こうしたら解決できる、もっと大きな医療機関で診てもらったほうが良いなど、さまざまなアドバイスができるはずです。特にお子さんの中耳炎を心配していらっしゃる保護者の方が多いのですが、眠れない、熱が高いなど、クリニックに来たほうがよいタイミングを知ることで、自宅で様子を見ることもできるようになります。まずはお越しいただいて、いろいろな疑問を投げかけてください。

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