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小金井市

東京都のほぼ中央に位置。都心までのアクセスの良さに加え、市内には大学や研究施設があり、桜の名所として有名な小金井公園をはじめとする公園が多数あるなど、緑の多い住宅都市と文教都市としての顔を併せ持っている。

小金井市長インタビュー

子育て世代に愛され、親しまれ
定着してもらえるまちをめざす

西岡 真一郎
市長

1969年東京都武蔵野市生まれ。10歳で小金井市に転入。1993年獨協大学経済学部を卒業後、政治の道を志す。小金井市議会議員、東京都議会議員をそれぞれ2期務めた後、民間保育園で事務長として勤務。2015年より現職。現在2期目。趣味は、世界遺産熊野古道巡り、家庭菜園。

小金井市の魅力について教えてもらえますか?

東京都のほぼ中央にあり、JR中央本線の駅が市内に2つあるなど、都心へのアクセスの良さがあります。そのような場所にありながら国指定名勝の玉川上水沿いのヤマザクラ並木をはじめとする桜の名所や、3つの大きな都立公園と数多くの市立公園、国分寺崖線(はけ)には湧き水もあるなど、豊かな自然環境と便利さが同居しているのは、大きな魅力ですね。
もう一つは、市内に3つの大学、複数の専門学校と高校、国の研究施設がある文教都市であること。それに伴い、1人暮らしの大学生など若い住民も多く、平均年齢が44.11歳と都内の市区町村でも若く、高齢化率も21%と全国平均よりかなり低くなっています。
しかし、これから先は少子高齢化、人口減少の波が確実に訪れます。未来を見据え、生産年齢人口が少しでも減少しないよう、子育て世代の方々に愛され、親しまれ、定着してもらえるまちにすることが一番大切だと考えています。

2期目に入りましたが、1期目の成果をお聞かせください。

市長になる前、民間の保育園で働いていた時に、子育ち・子育て支援の大切さを身をもって実感したことから、その環境の向上に一生懸命取り組んできました。特に力を入れたのが、待機児童の問題です。保育園の新設に加え、深刻な保育士不足に対応するため、保育従事者の宿舎借り上げ助成制度を導入するなど、民間事業者の保育士確保にも努めてきました。残念ながら、まだ待機児童の解消には至っていませんが、就任前と比較して保育園の定員は1.5倍になりました。

今後は、どのようなことに力を入れていくお考えですか?

市民の意見を市政に積極的に生かそうと、年に4回、「市民と市長の座談会」を開催している

大事にしたいのは、子育てと仕事が両立できる、市民生活の充実したまちであるということです。その中で、市民のニーズにしっかりと応えるため、「市民と市長の座談会」を4年間で延べ13回開催するなど、対話を重視してきました。子育て世代の要望で一番多いのが、経済的負担の軽減です。これまでも、小学3年生までは所得制限がない医療費助成制度や、保育園給食の無償化などを行ってきましたが、さらに拡充していきます。次に、子どもの居場所づくりが挙げられます。現在、学童保育は申し込んだすべての児童の入所を受け入れる「全入」を堅持しておりますが、入所希望者が増えているため、場所と運営体制を確保していくのが、今後の大きな課題です。
これからも「子育て環境日本一」をめざし、妊娠中から保育園、高校卒業までの18年間を一つのスパンと捉え、切れ目のない子育て支援をしていきたいですね。

(2020年5月時点の情報です)

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