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クリニックらしい機動力と臨機応変さで
多彩なニーズに応える

武田耳鼻咽喉科

(富士見市/みずほ台駅)

最終更新日:2022/12/09

武田耳鼻咽喉科 クリニックらしい機動力と臨機応変さで 多彩なニーズに応える 武田耳鼻咽喉科 クリニックらしい機動力と臨機応変さで 多彩なニーズに応える
  • 保険診療

鼻水や鼻詰まりなどの鼻を中心とした耳鼻咽喉科の疾患は、不快感やわずらわしさが強く、気分の落ち込みや何も考えられないなど日常生活に及ぼす影響も大きいもの。特に花粉症や副鼻腔炎といった慢性疾患はつらく、妊娠を望み妊活中、子育て中、仕事が忙しいなど、一刻も早く不快な症状を改善したいと思う人は多いだろう。また次々と生み出される新しい治療法も気になるところ。「武田耳鼻咽喉科」は幅広い耳鼻科疾患に対応し、治療法の選択肢を数多く持つことでも知られているクリニックだ。オーソドックスな治療から手術、注射薬の抗体製剤を使うものなど比較的新しい治療法まで、多様な患者ニーズに応えるべくさまざまな治療法を網羅。日々研鑽を欠かさない一方で、患者第一主義で患者の気持ちに寄り添う医療を続けている武田桃子院長に話を聞いた。

(取材日2022年9月21日)

注射薬の抗体製剤や手術も。患者の選択幅を広げるために、幅広い治療法に対応を

Q一つの疾患に対し多彩な治療法を用意されていると伺いました。
A
武田耳鼻咽喉科 患者一人ひとりに合った治療を提案

▲患者一人ひとりに合った治療を提案

日々新しい治療法が創造される医療の世界。そういった治療法は、実際に患者さんが選ぶかどうかは別にしても、選択肢として患者さんにきちんと提示できるようにしておくべき、と私たちは考えます。大学病院のような大きな組織では、どうしても導入するまでに時間がかかったり、患者さんが希望されても治療開始までのプロセスが多くハードルが高くなることがありますが、当院のようなクリニックでは意思決定のプロセスがシンプルなので早く患者さんに治療を開始していただけます。またお急ぎの方にはキャンセル待ちという方法もありますし、妊活中の方は他の治療のスケジュールに合わせてできる限り臨機応変に対応しています。

Q注射薬として抗体製剤も導入されているそうですね。
A
武田耳鼻咽喉科 改善が難しいとされていた症状にも対応

▲改善が難しいとされていた症状にも対応

当院で導入しているのは、かなり重症の花粉症に対するものと、難治性の好酸球性副鼻腔炎に対するものの2種類です。どちらも保険適用になってから比較的日の浅い治療法ですが、患者さんの関心は高いですね。重症花粉症治療では、従来の内服や点鼻薬でのステロイド薬治療でも症状の改善が難しかった患者さんに向いています。明確な使用基準があり、体重やスギ花粉に対するアレルギーの強さによって投与量と投与間隔が決まります。難治性の好酸球鼻腔炎に対するものは、ステロイドの副作用に悩まれていた方や手術が難しい高齢や持病のある方などに適しています。

Q外鼻形成術や鼻中隔矯正術も行われています。
A
武田耳鼻咽喉科 外鼻形成術を専門とした形成外科の医師である梅田剛先生

▲外鼻形成術を専門とした形成外科の医師である梅田剛先生

鼻詰まりを訴える方の中に、鼻中隔(びちゅうかく)という左右の鼻腔を隔てる真ん中の仕切りが曲がっているために、鼻詰まり症状が出る方がおられます。その症状を鼻中隔弯曲症(びちゅうかくわんきょくしょう)といいます。また鼻の入り口付近の形状や外見に問題があり、鼻詰まりや通りが悪いといった症状がある場合に、形成外科と合同で鼻の形状を正しい方向へもっていく手術を外鼻形成術といいます。これらが適用になる疾患は鼻の構造に問題があるので、服薬などでは改善が見込めませんので、手術が適切な治療法と言えます。外見からでは鼻の中の鼻中隔が弯曲しているかどうかの判断はできませんので、CTで検査して鑑別診断を行います。

Q鼻中隔弯曲症は診断も手術も専門性が高そうですね。
A
武田耳鼻咽喉科 耳鼻咽喉科と診療科の垣根を超え、チームで合同手術を行う

▲耳鼻咽喉科と診療科の垣根を超え、チームで合同手術を行う

実は鼻中隔はまっすぐな方のほうが少なく、ほとんどの方が曲がっていますが、曲がりが強いほうが症状が強く出ます。中にはどちらかの鼻がまったく通っていない方もおられます。構造上の問題で出ている症状なので、患者さんのつらさは非常に大きいものがあるようです。当院では日本形成外科学会形成外科専門医の梅田剛先生をお招きしてチームで合同手術を行っていますが、外鼻形成術を専門とされている形成外科の医師は比較的少なく、また耳鼻咽喉科と診療科の垣根を越えて合同で手術ができる医療機関が少ないのが実情。当院ではクリニックならではのフットワークの良さで対応させていただいています。

Q手術までの流れやフォロー体制を教えてください。
A
武田耳鼻咽喉科 スタッフ間で密に連携を取っている

▲スタッフ間で密に連携を取っている

当院では日帰りで鼻の各種手術に対応しています。まず診察で来院されたらご要望を伺って診断、治療法のご説明、ご希望があり可能なら診察日に術前の検査も行えます。後日、検査の結果説明と治療法の確認、ご了承がいただけましたら手術に関する同意書をいただきます。そして手術は約半日お時間をいただきます。麻酔等の準備に約1時間、手術に約1時間、麻酔後の回復に約2時間程度。術後のもしもに対してはしっかりとしたフォロー体制を準備しています。その後は症状や治療方法により通院間隔が異なります。当院では手術は一貫して私が説明から施術、術後フォローまで担当します。当院で手術が難しい場合には適切な医療機関をご紹介します。

ドクターからのメッセージ

武田 桃子院長

当院の最大の特徴は臨機応変な対応力とスピーディーさ、そして治療方法の選択肢の豊富さです。従来どおりの花粉症やアレルギーの治療から、注射薬の抗体製剤、手術など幅広い選択肢から選んでいただけますし、新しい治療法も吟味しながら導入しています。またスタッフの新しい治療法や技術に対する対応力や術後管理能力も高く、常に全スタッフ間で連携を密にできるよう新しく便利なツールはすぐに導入するなど工夫しています。さらに体調を崩しメンタル的にも傷ついておられる患者さんも多いことと思います。私自身も患者として複数の治療法を体験し、お気持ちはよく理解できると思っています。気になることや不安なことは何でもご相談ください。

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