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つらい鼻詰まりの原因
副鼻腔炎とアレルギー性鼻炎の日帰り手術

武田耳鼻咽喉科

(富士見市/みずほ台駅)

最終更新日:2022/06/02

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  • 保険診療

日本ではほぼ2人に1人が罹患しているといわれるアレルギー性鼻炎。最近では副鼻腔炎と合併するケースも増えており、鼻水や鼻詰まりに悩まされている人は多い。鼻水や鼻詰まり状態が続くと鼻呼吸がしづらくなり、口の中が乾きやすい、睡眠の質が落ちる、においがしない、食べ物がおいしく感じられないなど、日常生活にも大きな影響が及んでしまう。そんな鼻の問題を解決するため、副鼻腔炎とアレルギー性鼻炎治療の日帰り手術を行っているのが「武田耳鼻咽喉科」の院長である武田桃子先生だ。QOL向上に役立つという鼻の日帰り手術について、武田先生に話を聞いた。

(取材日2022年5月13日)

週末受診で仕事や日常に穴を開けずに治療が可能。つらい鼻詰まりにアプローチしQOL向上につなげる

Q鼻詰まりの原因にはどのようなものがあるのでしょうか?
A
1

▲近年はアレルギー性鼻炎に副鼻腔炎が合併しているケースも増加

鼻腔の粘膜の腫れ、多量の鼻汁、ポリープの発生、鼻中隔の歪曲などが挙げられます。これらの症状はアレルギー性鼻炎から来ている場合が多いですが、最近はアレルギー性鼻炎に副鼻腔炎の合併があるケースも増えています。アレルギー性鼻炎の場合、治療法には、内服薬、舌下免疫療法、外科手術の3つの方法があります。外科手術で完治するわけではありませんが、症状の軽減を図ることで減薬、投薬期間の縮小をめざします。一方、アレルギー性鼻炎に副鼻腔炎の合併が見られるケースでは、ポリープを伴うことがよくあります。ポリープを伴う症例に薬は有用ではないため、この場合は外科手術が適しています。

Q手術による具体的な治療法を教えてください。
A
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▲大学病院勤務時代から手術経験が豊富な武田院長

アレルギー性鼻炎に対する外科治療は、局所麻酔で鼻の粘膜を焼くレーザー治療が多く行われていますが、術後の状態を長く維持することが難しいため当院では行っていません。当院のアレルギー性鼻炎に対する外科治療は、鼻汁や鼻閉(鼻詰まり)の原因となる下鼻甲介粘膜の肥厚を減量する手術で、局所麻酔と全身麻酔いずれかの方法を選んで行います。重症のアレルギー性鼻炎の場合は、鼻腺を支配する後鼻神経の切断手術もお勧めしています。一方、副鼻腔炎の治療は、副鼻腔の病的な粘膜を取り除き、複数ある副鼻腔の通り道を広げるための手術となります。鼻中隔弯曲症の場合は、曲がった余分な骨を除去する手術によって、根本にアプローチします。

Q手術の所用時間や術中、術後の痛みについてもお聞かせください。
A
3

▲手術については患者の症状や合併症の状況などから総合的に判断

手術時間は1時間ほど。術中は痛みを感じないように局所麻酔または全身麻酔で行います。術後、麻酔が切れると少し痛みはありますが、個人差はあるものの2~3日内に治まることがほとんどです。また、日常生活への影響も少なく、土曜に手術を行えば、翌日に診察を受けて、月曜には通常どおり出勤することも可能です。手術を行うかどうか、局所麻酔と全身麻酔どちらの方法にするかは、症状はもちろん、患者さんの希望や不安の強さ、合併症の状況などから総合的に判断しています。不安が強い方は、日帰り手術より入院施設のある病院でゆっくり手術したほうがいい場合もあるので、手術前の聞き取りと患者さんへの説明はしっかり行っています。

Qこちらで行っている日帰り手術の特徴についてお聞きします。
A
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▲院内設備は大学病院並みの機器をそろえている同院

副鼻腔炎とアレルギー性鼻炎治療の手術に特化しています。特徴は、まず年間に行う手術件数が非常に多いことで、2018年7月の院長就任から2022年5月の今日までで手術件数は約2000件。2021年の1~12月の手術患者数は188人にも上り、すべて院長である私が執刀しています。私は院長就任前、東京慈恵会医科大学で慢性副鼻腔炎や副鼻腔疾患に対する内視鏡下副鼻腔手術を数多く扱ってきました。そうした経験を当院の手術に生かされていますし、一方で、勤務医時代と違って必要なものがあれば自分の判断でそろえられるという今の環境を生かし、設備も大学病院並みの先進のものをそろえています。

Q手術治療に関して、どのようなお考えをお持ちでしょうか?
A
5

▲日常生活に支障が出ているような症状は、一度相談するのがいい

副鼻腔炎とアレルギー性鼻炎の治療法はもちろん手術だけではありませんし、アレルギー性鼻炎は手術すれば100%治るというわけではありません。しかし、ポリープを伴う副鼻腔炎治療には適していますし、アレルギー性鼻炎でも症状改善に向けた手術が行われており、減薬を図ることで通院回数を減らして患者さんの負担軽減につなげたいと考えています。手術と聞くと不安を感じるかもしれませんが、QOLを向上させる一つの選択肢として考える価値は十分あると思います。鼻詰まり、鼻水、後鼻漏、嗅覚障害で日常生活に支障が出ているなら、どんな症状でもまず相談していただければと思っています。

ドクターからのメッセージ

武田 桃子院長

アレルギー性鼻炎の治療を受けたくても、内服治療や舌下免疫療法では定期的な通院が必要なこと、手術を受けるには一般的に大学病院で1週間の入院が必要なことから、「仕事で忙しいのにとても無理」と諦めている方もいらっしゃるのではないでしょうか。当院が鼻の日帰り手術を始めたのは、そんな患者さんの役に立ちたいと思ったからです。当院の日帰り手術は、週末に手術を受けても月曜には出社できるので、仕事や日常に穴を開ける心配もありません。ただ「日帰り手術=簡単」と誤解される方もおられますが、そうではなく、大学病院で行うレベルの手術が受けられるのが当院の特徴です。悩んでいる症状があるなら、お気軽にご相談ください。

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