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今野 公士 理事長の独自取材記事

八王子友愛眼科

(八王子市/八王子駅)

最終更新日:2023/01/23

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市内のみならず全国から患者が訪れる「八王子友愛眼科」。長年地域に根差してきた「近藤眼科」を前身とし、2021年に名称を変更。現在はインフィニティメディカル理事長兼八王子友愛眼科院長の今野公士先生を中心に、充実の設備と体制で先進の眼科医療の提供に努めている。内視鏡を使った涙目の手術や、日帰りの涙嚢鼻腔吻合術にも対応。「大切なのは、患者さんに決してうそをつかないということ」と語る今野理事長に、同院で対応するさまざまな手術について、また今後力を入れていきたい分野について話を聞いた。

(取材日2022年12月15日)

先進のデバイスと技術で、高度な眼科医療の提供を

こちらのクリニックの特徴を教えてください。

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当院の前身は、数多くの手術実績を持つ「近藤眼科」。2021年に八王子友愛眼科に名称変更を行いました。非常勤も含め32人のドクターが、時代に合った高度な治療を追求し続けています。白内障手術や網膜のレーザー治療、眼底疾患に対する硝子体内注射、涙道内視鏡や眼瞼下垂の手術など専門的な眼科診療を多く手がけているのが特徴です。近視矯正用の眼内コンタクトレンズやオルソケラトロジーにも対応しています。加齢黄斑変性症や緑内障などの難疾患に対しても、大学病院の第一線で治療にあたる医師と連携し、専門性の高い治療の提供に努めています。

なぜそこまで体制を強化しているのでしょうか?

八王子の地に根づいた「近藤眼科」のブランドを受け継いだ当院は、グループのフラッグシップとなるクリニック。「高度な眼科医療を、地域の皆さまに提供する」を理念に掲げ、保険診療はもちろん、自費診療での専門的な治療までさまざまな疾患に対応しています。そのためには先進のデバイスと技術、それに対応できる体制が必要です。目というものは複雑で、パーツにより診るべきところが異なります。屈折矯正・角膜・水晶体・白内障・緑内障・網膜・黄斑変性・糖尿病など。各専門分野のエキスパートによるチーム医療が、患者さん一人ひとりの症状に合わせた治療を可能にするのです。当法人は皆さんの身近にあるクリニックでありながら、総合的な治療を行うことに努めています。グループ間や大学病院との密な連携を取ることで、高度な眼科医療の提供を行っていきたいと考えています。

先生のご経歴をお聞かせください。

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医師をめざしたのは、人のために働ける職に就きたかったから。脳神経外科の医師である父の影響もありますね。杏林大学医学部に進み、父の勧めもあって最初は脳神経外科に所属していました。ですが眼科への熱意は捨てきれず、その後、同大学の眼科に入局しました。専門は、目の腫瘍や涙道など脳神経外科と眼科に関わる「眼窩」という領域です。その後、前理事長の近藤先生と知り合い、大学の外勤先として近藤眼科で勤務を始め、2014年から近藤眼科の院長を務めた後、2021年に当法人の理事長に就任しました。同じ杏林大学の出身である近藤先生の人柄や診療方針、クリニック運営の在り方には深く共感しています。涙道を専門とする医師は他分野に比べて少ないんですよ。涙道疾患について広く講演活動に力を入れ、これは日本の眼科医療への貢献になったのではないかと自負しています。

IPLを利用したドライアイの新たな治療法

涙道・涙液の分野ではどのような治療を手がけていらっしゃいますか?

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まず涙道の治療では、涙道の詰まりを取り除き流涙症いわゆる「涙目」の改善を図る手術が挙げられます。こちらは局所麻酔を使用した日帰り手術で、極小内視鏡を用います。内視鏡を涙道から鼻腔に通して洗浄し、専用の涙管チューブを挿入するのです。その後はいつもどおりの生活を送っていただき、1~2ヵ月後に外来で抜去します。ただ、数年後に流涙が再発するケースも少なくありません。その際は再手術もしくは涙嚢鼻腔吻合術を選択します。涙嚢鼻腔吻合術は、100年の歴史を持つバイパス手術です。麻酔科を専門とする医師による日帰り全身麻酔のもと行いますので、入院する必要はありません。

涙液ではどのような症状が多いのでしょうか?

ドライアイのお悩みが多いですね。当院ではアメリカで開発された新しい治療法を取り入れています。IPL(Intense Pulsed Light)という光については、美容皮膚科で耳にしたことがある方もいらっしゃるでしょう。そのIPLを使い、マイボーム腺の炎症や血行障害の改善を図り、その働きを回復させるための治療です。マイボーム腺から油分の分泌を促すことで、結果的に涙液が蒸発しにくくなるということですね。治療時間は数分で済み、光によるダメージもほとんどありません。こちらの治療法は国内ではまだ導入が珍しく、全国から患者さんがいらっしゃいます。医療関係者からの注目度もとても高いですね。それだけドライアイに悩む患者さんが多いということでしょう。当院はこちらの治療を取り入れたクリニックとして、来春には開発者であるアメリカの先生と共同講演も予定しています。

眼内コンタクトレンズについても教えてください。

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眼内コンタクトレンズはレーシックに代わる近視矯正手術といわれています。角膜を削るレーシックとは異なり、万が一の場合はレンズを取り出して元の状態に戻すことも可能です。当院で採用している眼内コンタクトレンズは、レンズの中央に小さな穴が開いており、房水の流れが保たれます。これにより以前は術前処置として必要であった虹彩切開は不要になり、従来より合併症が少なく安全性にこだわった手術が可能になりました。

うそのない診療が患者との信頼関係につながる

白内障手術は、単焦点・多焦点どちらのレンズにも対応してくださるそうですね。

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はい。白内障手術は当院の得意分野の一つ。単焦点や多焦点のレンズを選ぶほかに、フェムトセカンドレーザー白内障手術装置を用いた「プレミアム白内障手術」という自費診療のプランもご用意しています。フェムトセカンドレーザー白内障手術装置は、コンピューター制御でフェムトセカンドレーザーの照射を行う装置です。角膜・水晶体・虹彩を測定し、患者さんの目の状態に合わせた眼球データを作成します。誤差の出やすい前嚢切開や角膜の切開が自動化されるため、手術の成否が術者の技量や目の状態に左右されることがありません。

今後力を入れていきたい分野はありますか?

視力が戻らない患者さんの快適な生活をサポートする「ロービジョンケア」に注目しています。日々これだけ先進の手術を手がけていますが、手術では治らない病気があることも現実です。しかし眼科の疾患は、もし元に戻らなくても次のステップに進めるのです。ある患者さんで、原因不明の視神経炎で視力も視野もほぼ失ってしまった人を知っています。その方は、白杖を使っての生活となりましたが、その後ロッククライマーになりました。とある大会のチャンピオンにもなったすごい方です。もしパラリンピックの種目にロッククライミングがあればきっと活躍するだろうと応援しています。視力を失った方に新しい世界を提案するのがロービジョンケア。グループ院と協力して、これから力を入れていきたい分野です。

最後に読者へメッセージをお願いします。

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当院が大切にしているのは、うそのない眼科医療。正直に情報を伝え、わかりやすく説明し、患者さんと一緒に診療方針を決めていきます。とても当たり前で簡単なことのようですが、患者さんに信頼していただくためには大切なことだと思っています。今まで近藤先生が培われてきた高いレベルの医療と信頼を受け継ぎ、さらに地域の皆さんのお役に立てるように発展させていきたいと思います。そして八王子だけでなくもっと広い地域の患者さんに対して、確実な診断と先進の医療を提供できるクリニックでありたいと考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

多焦点眼内レンズを使用した手術/35万円〜(選定療養)(片眼)
フェムトセカンドレーザー白内障手術装置を用いた手術/75万円〜(片眼)
眼内コンタクトレンズ/31万円~(片眼)
ドライアイの治療/1万円(1回)
オルソケラトロジー/7万円(初回レンズ、1ヵ月目までの診察料、初期ケアキット)(片眼)
※ほか、診察費用5500円

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