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合併症に備えた診療体制も特徴
病診連携を生かした糖尿病治療

田町三田こころみクリニック

(港区/田町駅)

最終更新日:2023/11/28

田町三田こころみクリニック 合併症に備えた診療体制も特徴 病診連携を生かした糖尿病治療 田町三田こころみクリニック 合併症に備えた診療体制も特徴 病診連携を生かした糖尿病治療
  • 保険診療

生活習慣病の代表格でもある糖尿病。その多くが過食や運動不足、肥満などに起因するといわれるが、初期は自覚症状が現れにくいため、患者本人の問題意識や治療に対するモチベーションがいまひとつ上がらないというのが現状だ。しかし放置してしまうと、全身の血管が傷んで脳や心臓、腎臓、目、神経などに深刻な合併症を引き起こし、命に関わる事態にもなりかねないという。糖尿病をはじめ、循環器・呼吸器・血液内科疾患などを専門とする医師による総合的な診療を提供し、病診連携の取り組みも積極的に進めている「田町三田こころみクリニック」の由井俊輔先生に、糖尿病の検査・治療のありようと、病診連携体制を生かした治療の進め方について詳しく聞いた。

(取材日2023日10月3日/情報更新日2023年11月10日)

院内の糖尿病専門の外来を軸に、強固な病診連携体制のもとで血糖値管理を継続的にサポート

Q糖尿病とはどのような病気ですか?
A
田町三田こころみクリニック 地域の病院と連携し、患者の状態に合わせた診療を行う

▲地域の病院と連携し、患者の状態に合わせた診療を行う

糖尿病は、血糖値の高い状態が続く病気です。高血糖の状態をそのままにしておくと動脈硬化が進み、血液を全身に循環させる心臓や血管にトラブルが起きてしまうほか、脳や神経、目、腎臓などに重大な合併症を引き起こします。糖尿病は遺伝的な要因で発症する人もいる一方、日々の食事など生活習慣に起因するケースがほとんどですから、深刻な合併症に至る前に食生活や運動習慣といった生活習慣の改善から始め、必要に応じて薬物療法などを取り入れながら、血糖値のコントロールを進めていくことが大切です。

Q放置すると、全身にさまざまな合併症を起こしてしまうのですね。
A
田町三田こころみクリニック 各科のスペシャリストが在籍する同院

▲各科のスペシャリストが在籍する同院

血糖値の高い状態が続くと全身に張り巡らされた血管が傷み、適正な酸素や栄養の供給ができなくなってしまうことで、全身の臓器にさまざまな障害が起こります。動脈硬化が進んで血管が狭くなることによる脳梗塞や心筋梗塞、末梢動脈疾患(PAD)のほか、目の網膜の血管に障害が起きることによる網膜症、腎臓の働きが低下して体内に老廃物がたまる腎症、手足のしびれなどを伴う末梢神経障害などがあります。また高血糖があると細菌感染を起こしやすいことから、皮膚感染症や尿路感染症のリスクが高くなるほか、歯周病の悪化要因にもなるともいわれています。尿に糖が出ることで、陰部にカンジダ症がみられることもあります。

Qこちらではどのように検査や治療を進めるのでしょうか?
A
田町三田こころみクリニック 早めの受診と継続的な通院を促す由井先生

▲早めの受診と継続的な通院を促す由井先生

糖尿病の診断の基本は血液検査と尿検査です。当院では迅速血液検査システムを導入していますので、血液中のヘモグロビンA1cなど基準となる値をもとに、検査当日に糖尿病か否かの診断を下します。症状が進行し、合併症の精査が必要なケースでは、頸動脈エコー検査なども併せて行います。治療では、投薬と看護師や管理栄養士による栄養指導も並行して進める中で、血糖コントロールがうまくいかない方、インスリン導入が必要な方は、当院で糖尿病内科を専門とする医師による糖尿病専門の外来を設置していますから、そちらに誘導してより専門的な管理・指導を行っていきます。

Q病診連携、診診連携の体制も整っているそうですね。
A
田町三田こころみクリニック 頸動脈エコーや迅速血液検査機器など各種機器がそろう

▲頸動脈エコーや迅速血液検査機器など各種機器がそろう

当院の糖尿病専門の外来を担当する医師は、済生会中央病院の糖尿病の専門医師です。そのため、生活習慣の是正や薬物療法でも改善が期待できない場合、インスリン導入、食事指導を交えた2~3週間の教育入院の形で病院へ紹介するといったこともスムーズに対応可能です。合併症への対応も、総合病院や大学病院との連携はもちろんのこと、心療内科との連携も可能です。当院の糖尿病専門の外来では患者さんごとに最適な治療プランを提供することはもちろんのこと、通いやすさや治療継続のしやすさに力を入れていますので、安心してご相談ください。

ドクターからのメッセージ

由井 俊輔先生

糖尿病を含めた生活習慣病の治療のために、食事面など長年続けてきた生活習慣を変えるのは容易ではなく、油断するとつい元の生活に戻ってしまうといった、いわば心の病気に近い側面があります。そこは「心と体の専門家による連携」をモットーに、心療内科の専門性も兼ね備えた当院だからこそのアプローチで、患者さんをより良い方向に導いていけるのではないかと考えています。今後は新たに管理栄養士がスタッフに加わるほか、栄養指導に専用アプリを導入するなど、患者さんが手軽に無理なく継続できる治療スタイルを確立していきたいと考えていますので、まずは検査でご自身の体の現状を知るところから始めてみてはいかがでしょうか?

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