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ストレスによる心身の不調
心療内科・精神科による心の治療

田町三田こころみクリニック

(港区/田町駅)

最終更新日:2022/04/28

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  • 保険診療

ストレスや脳機能の異常などによって精神的、身体的な症状が出るうつ病や適応障害などの心の病。気分の落ち込みや意欲の低下、眠れない、朝起きられない、食欲がない、急で強い不安、体のだるさや頭痛、動悸などの症状を経験したことがある人も少なくないかもしれない。そして、「精神的な病気とそれによって現れる症状はさまざまですから、本質を見極めて、適切に治療することが重要です」と話すのが「田町三田こころみクリニック」の大澤亮太理事長だ。同院では、心の病気や症状について全般的に診療。薬物療法や心理療法などに加えてTMS(経頭蓋磁気刺激)療法は隣接する専門クリニックと連携するなど、選択肢のある医療の提供をめざしている。そこで大澤理事長に、心の病気とその症状、同院で行う治療について解説してもらった。

(取材日2022年3月2日)

病気と症状の関係はさまざまな心の病。本質を見極めて適切な治療を行うことが大切

Q心療内科・精神科は、どのような時に受診するのが良いのですか?
A
1

▲まずは受診のハードルが低い、心療内科の受診を勧めている

眠れない、食欲がなく体重が落ちる、意味もなく涙が出る、不安が強く行動ができないなど、いつもの自分の状態ではないと感じたり、それがストレスと関係していそうなときですね。ほかに、子どもなどに対して怒りっぽくなっている、笑わない、口数が減っている、食事をしないなどを家族から指摘されて気づき、受診する人も少なくありません。これらは、内科的な病気や頭を強くぶつけたなどの外傷が原因で引き起こされることもありますが、それらがないにもかかわらずこれらの症状が出ている場合は、心療内科・精神科に相談しましょう。また、ご自身では判断できない状態であっても、相談する場所として受診してもらってもいいでしょう。

Q心の病気とは具体的には、どのようなものが多いのですか?
A
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▲早めに専門家に相談することが大切

うつ病、不眠症、パニック障害とそれに伴う過換気症候群、適応障害、自律神経失調症、あがり症といわれる社交不安障害、双極性障害や強迫性障害などがあります。中でも多いのが適応障害からくるうつ症状で、そこにはうつ病の人も含まれます。また、不安が強い、吐き気、夜眠れない、朝起きられない、息苦しいといった症状のほか、動悸やふるえ、発汗などいわゆる自律神経失調症の症状を訴えて来院される方が多いです。不安から起きる症状でも、パニック障害のような急激なものもあれば、漠然とした不安や些細なことが気になるといった不安障害もあるなど、病気と症状の関係はさまざまです。ですからそれらをしっかり鑑別していく必要があります。

Qうつ病と適応障害の違いについて教えてください。
A
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▲治療には、休める環境づくりが大切

うつ病は「病的なエネルギーの低下」が生じるものであるのに対して、適応障害は明らかな原因があり、それがストレスとなってうつ状態やイライラ、不眠、自律神経症状などが症状として現われ、生活に支障を来すまで本人の苦しみが強くなった状態です。また適応障害が悪化してエネルギーが低下し、うつ病になる人もいます。適応障害は原因に反応している状態なので、その原因となっているストレスを取り除くための環境調整をしながら、心理療法や薬の処方で症状に対処していきます。うつ病は、脳に機能障害が起きている状態ですから、入院や自宅療養などをしながら、薬の処方の他、場合によってはTMS療法も視野に、症状の改善を図っていきます。

QTMS療法とはどのような治療ですか?
A
4

▲うつ病治療の選択肢も広がっている

TMS療法はうつ病の治療で、薬の服用で期待されていた効果が得られなかった方に対して行われる方法です。磁気の力を利用し脳にピンポイントで刺激を与えていくもので、日本では2019年6月より保険適用となりました。現在は、保険適用となるには条件が多いために自由診療で行うケースが多く、最低でも週に2回の通院治療が必要となるため通院頻度も高くなり、一時的に患者さんの負担は増えてしまいます。ですが、うつ病の治療期間としては短縮が期待されている方法ですし、副作用が少ないメリットもあります。当院ではTMS治療に対応しておりませんので、この治療法が適していると判断された場合、連携するクリニックをご紹介しています。

Q心の病気に対して、こちらではどのように診療を行いますか?
A
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▲原因に応じて、薬物療法や生活療法、精神療法などを行う

まずは患者さんが困っている症状や状態を詳しく伺いながら、いくつかの可能性の中から丁寧に病気の鑑別を行っていきます。その上で、一人ひとりの患者さんに合わせた薬物療法や心理療法を用いて治療を進めていきます。もし当院では行っていない治療法であっても、その患者さんに適していると判断できるものについては、専門のクリニックをご紹介するなど、一人ひとりに適した治療法をご案内していければと考えています。当院では、この地域で働く方々や学生さんにも多い適応障害や社会不安障害、あがり症など社会生活のストレスからくる病気の診療にも力を入れていくなど、幅広く心の病気に対応していきたいと考えています。

ドクターからのメッセージ

大澤 亮太理事長

心の病気は、症状が長く続いてから受診すると治療の期間も長くなる傾向がありますので、何かしらの症状があるのであれば、早めに受診することが大切です。また、心療内科・精神科が対象とする病気は、何かに正常に反応して起きる事柄の延長線上にあることも少なくありませんので、感じている症状が自分でおかしいのかわからないようなときは、相談の感覚で構いませんので、受診していただければと思います。そして、当院は誰もが安心して心のことを相談できる場所であることを大切にしています。隣接する「東京横浜TMSクリニックみなと東京院」と連携しながら、幅広い治療法を提案していきたいと思っています。

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