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大澤 亮太 理事長の独自取材記事

田町三田こころみクリニック 内科・糖尿病内科・心療内科

(港区/田町駅)

最終更新日:2024/04/09

大澤亮太理事長 田町三田こころみクリニック 内科・糖尿病内科・心療内科 main

田町駅東口から芝浦方面へ約3分のところにあるビルの5階に「田町三田こころみクリニック 内科・糖尿病内科・心療内科」はある。心療内科・精神科のクリニックとして2022年4月に開院し、2024年からは血液内科、糖尿病内科といった内科の専門診療もスタートさせたクリニックだ。自然光が差し込む空間に、仕切りとコンセントが付いたカウンター席が並ぶ待合室は、居心地を追求した快適さが魅力。ウェブ予約のほか、受付や精算も自動化するなど、診療時のストレスを軽減するための配慮も。優しい笑顔で迎えてくれた大澤亮太理事長は、同院の他に複数のクリニックを展開。「『こころみ』ならひと安心と言っていただける良質な医療の提供を通し、社会の生産性向上をめざしたい」と抱負を語る。そんな理事長に、同院の診療について話を聞いた。

(取材日2024年2月16日)

心療内科・精神科に内科も加え、心と体を支える医療を

クリニックの概要を教えてください。

大澤亮太理事長 田町三田こころみクリニック 内科・糖尿病内科・心療内科1

川崎市の元住吉や武蔵小杉、都内では上野などに複数のクリニックを展開する医療法人の港区での拠点として、2022年4月に心療内科・精神科クリニックとしてスタートしました。一人の医師が診療するのではなく、複数の医師が在勤し、さまざまな専門性を持ち寄って一緒に心身の回復をめざすのが特徴で、4月からは土日を含めて休診日を設けず診療します。また、「心と体をトータルで支える医療」をコンセプトに、2024年1月からは内科診療もスタート。当初は週に2回午前のみの診療でしたが、近隣の大学病院や総合病院と連携しながら、拡充していく予定です。4月からは平日は毎日午前中、月曜と木曜には午後も内科診療をスタートし、秋までには土曜午前の内科診療も開始を予定しています。

心療内科ではどのような診療が受けられますか。

誰もが安心して心のことを相談できる場として、適応障害やうつ病、社交不安障害やパニック障害といった不安障害、強迫性障害や、アスペルガー症候群・ADHDといった発達障害、自律神経失調症や双極性障害といった心に関する病気や症状を全般的に診療しています。薬物療法や心理療法といったオーソドックスな治療を基本としつつ、隣接する「東京横浜TMSクリニックみなと東京院」などのグループ院との連携により幅広い治療の選択肢をご用意。出口を見据えた治療を、ワンストップで受けていただける体制を整えているのが強みです。また、受診ハードルを下げるため、あがり症や睡眠に関することなど、お悩みに合わせて専門的にご相談いただける部門を設けているのも特徴です。

内科についても教えてください。

大澤亮太理事長 田町三田こころみクリニック 内科・糖尿病内科・心療内科2

近隣の基幹病院と連携した専門の外来を用意しているのが、当院の内科の特徴です。内科診療に関しては「上野御徒町こころみクリニック」院長である由井俊輔先生に統括をお願いしており、ご専門である血液内科を中心に、糖尿病内科などで高い専門性を持つ医師を、済生会中央病院、NTT東日本関東病院、東京慈恵会医科大学附属病院、昭和大学病院などから招いて診療を担当していただきます。いわば各病院のサテライトクリニックのような位置付けで、当院でのスクリーニングにより必要な患者さんは連携病院での治療につなげ、連携病院での治療を終えた患者さんは当院でフォローアップしていきます。密な病診連携により、地域での専門診療の裾野を広げることをめざしています。

「安心できる医療」の拡大で、社会の生産性向上を追求

心療内科・精神科を専門としながら、事業展開を広げられるのはなぜですか。

大澤亮太理事長 田町三田こころみクリニック 内科・糖尿病内科・心療内科3

「安心できる医療」という社会インフラを広げ、多くの人に必要な医療を届けることで、社会全体の生産性を向上させていきたいというのが私の思いです。特に血液内科といった分野は、専門性を持つ医師の数が限られ、基幹病院での診療が主になります。しかし、患者の集中により恒常的な混雑が発生している基幹病院を受診することは、患者さんにとって負担が大きいものです。また、中には、必ずしも基幹病院での診療が必要でない方もいらっしゃいます。十分な知識と技術を備えた医師が地域に出て、専門診療の門戸を開くことで、これまで大きな負担に耐えて受診していた方や諦めていた方にも専門性のある医療を受けていただくことが可能になると考えます。地域で気軽に受診できれば、治療と社会生活を両立することも望めます。きちんとした医療を提供できる医師が地域に出る拠点として、当院の体制を「こころみクリニック」ブランドとして確立したいと考えています。

今後も展開を広げられるご予定なのですね。

グループの組織力を生かして、一人の医師では実現が難しい新しい価値を創造していきたいと考えています。現在、心療内科・精神科の領域では、グループ内の連携により、一通りの疾患や症状に対し、幅広い選択肢をご提示できる体制が整いました。今後はこれを内科の専門領域にも広げていきたいですね。大学病院にいらっしゃる先生方にご活躍の場を提供することで、さらに幅広い領域に対応し、患者さんに「『こころみ』ならひと安心」と行っていただけるクリニックに育てることが目標です。

診療やクリニック運営にあたり心がけていらっしゃることは何ですか。

大澤亮太理事長 田町三田こころみクリニック 内科・糖尿病内科・心療内科4

「家族や友人を紹介できる医療」を提供するということは、医師、スタッフ全員で大切にしている価値です。特に、手術件数や成功率といった数字が出るわけではない心の医療において、「良い医療」を定義することは難しいものです。開院にあたり議論を尽くす中、やはり大切な人を診てほしいと思える医師であり、クリニックをめざすべきという結論に至りました。そのために欠かせないのが、患者さんとの間に信頼関係を築くこと。教科書どおりの治療にとどまらず、丁寧な対話によりそれぞれの背景やニーズを探り、その方にとって最適と思える治療を見出していく診療をしていきたいですし、それができる医師やスタッフに集まってもらっています。

「こころみ」ならひと安心と頼られる存在をめざして

こちらのクリニックの松本浩毅院長はどのような方ですか。

大澤亮太理事長 田町三田こころみクリニック 内科・糖尿病内科・心療内科5

私と松本先生が出会ったのは、10年くらい前のことです。当時、私はどのような状態の患者さんでも受け入れる方針の精神科のクリニックで、武者修行のようにたくさんの診療を通して経験値を積み重ねていました。そこにいらしたのが松本先生で、本当にいろいろなことを教えていただきました。つまり、私の師匠のような存在ですね。私の個人的な知り合いにも、何かあったら松本先生を紹介したいと思える、そんな信頼感があります。先ほど話した自分の身内を紹介できる医師というのが、私にとってはまさに松本先生なのです。また、由井先生は、中学・高校の後輩でもあり、不思議なことに無条件で通じ合える存在。全幅の信頼をおいて、当院を含めグループ院全体の内科統括もお任せしています。

ご自身が精神医療をご専門に選ばれたのはなぜですか。

もともと文系出身で、なんとなく精神科が合いそうというイメージでした(笑)。そんなこともあって最初から興味はあったのですが、初期研修で糖尿病に興味を持って、内科に行こうと考えたこともあります。糖尿病の治療では、どうやって生活習慣を変えていくかなど行動変容を促す必要があって、それが精神医療と少し似ているところも楽しく感じたんだと思います。初期研修の一環で大学で保健室の先生をしていたこともあるのですが、そこには心の問題に悩む学生も結構来ました。そんな経験も通し、高齢者を対象にした医療も大切ですが、学生や働き盛り世代など若い世代にアプローチするのも大切だと考えるようになり、まずは働く人のメンタルケアを学んでから、その後にもっと広く精神医療の経験を積むためにクリニックや病院に勤務していったのです。

読者にメッセージをお願いします。

大澤亮太理事長 田町三田こころみクリニック 内科・糖尿病内科・心療内科6

グループ力を生かして、個人クリニックでは難しい価値をつくっていきたいと考えています。とはいえ、クリニックの医療をかたちづくるのは、日々の業務の積み重ね。当たり前のことをしっかりと行い、「『こころみ』ならひと安心」と安心して受診していただけるクリニックをめざしています。心療内科・精神科診療に、血液内科、糖尿病内科といった専門性のある内科診療が加わり、ますます多くの皆さんのお悩みに対応できる体制となります。複数の医師から、相性の合う者を選んでご受診いただけるのも強みです。構えることなく、まずはお気軽に足を運んでみていただければと思います。

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