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蕁麻疹治療にも使われる漢方薬
丁寧な「証」診断で、副作用低減を

あいおいクリニック皮フ科歯科アトレ目黒

(品川区/目黒駅)

最終更新日:2020/10/14

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  • 保険診療

体のバランスを整えることを図り、症状の改善を促していく東洋医学。病名から治療方針を決める西洋医学と異なり、診察結果をもとに「証」を判断して、治療の方針を決めていくのだという。「あいおいクリニック皮フ科歯科アトレ目黒」の橋本先生は「望聞問切」と呼ばれる漢方の診察法に基づいて丁寧に診断を行い、時には西洋薬との併用も視野に入れて診療にあたっている。「風邪や更年期症候群への漢方の有用性は広く知られていますが、皮膚科領域でも漢方治療が応用されているんです」と話す橋本先生に、診断方法や漢方服用に際しての注意点について話を聞いた。 (取材日2020年9月29日)

東洋医学の「望聞問切」に基づいた丁寧な診断。「証」を見極めて適切な漢方薬の処方に努めるクリニック

Q漢方の特徴と西洋医学との違いを教えてください。
A
1

▲皮膚科の領域でも漢方は有用だという

漢方医学は、患者さんのお悩み改善を目的にしています。西洋医学では検査結果や問診から病名を判断し、その病気に合った治療が行われます。対して漢方医学では診察結果をもとに病態を判断します。これを「証」と呼び、治療の方針とします。

Qどのような疾患や症状に漢方治療がお勧めですか?
A
2

▲難しい疾患にも、漢方でアプローチできることも

風邪をはじめ、冷え性・生理痛・月経不順・めまい・肩こり・更年期症候群など、幅広い症例に有用です。局所的な治療ではなく、体のバランスを整えて症状の改善を促していきます。皮膚科領域では、じんましん・アトピー性皮膚炎・ニキビなど、慢性化しやすい疾患にも漢方治療が応用されています。

Q診断はどのように行われるのでしょうか?
A
3

▲各部位を観察して判断する診察法を用いる

漢方医学では「望聞問切」という独特な診察法を用います。「望診」とは、各部位を観察して判断する方法です。顔つきや顔色、毛髪や舌の状態、歩行の様子など目に見える部分です。「聞診」では、声色・口臭・体臭など、聴覚や嗅覚による診察を行います。腹中雷鳴と呼ばれるおなかの音も、判断材料になるんですよ。「問診」は患者さんへのヒアリング。主訴や体質、生活習慣や家族歴などについて聞き取ります。「切診」では、患者さんに直接触れて判断します。主に脈診・舌診・腹診です。これらを総合的に判断し「証」を決定して処方を選んでいきます。

Q漢方には副作用があると聞きますが。
A
4

▲適切な処方であれば、重篤な副作用はほとんどないという

漢方医学の診療原則に従って「証」を把握し、適切な処方がされれば、基本的に重篤な副作用はほとんどないと考えます。しかし「証」に合っていない場合、胃腸や体の不調を引き起こすこともあります。漢方薬を飲んで違和感を覚えたら一旦服用を中止して、漢方に詳しい医師に相談してください。規定量を超えての服用や、2種類以上の漢方薬を自己判断で組み合わせて飲むことも禁物です。

Qこちらのクリニックでは漢方と西洋医学を併用していますね。
A
5

▲常備薬と併用については、必ず医師や薬剤師に相談しよう

はい。それぞれの特徴を生かして併用しています。例えば西洋薬の軟膏外用剤を患部の症状の改善目的で使い、漢方薬で体全体のバランス調整を図るなどします。しかし併用したからといって、必ずしも良い結果につながるとは限りません。患者さんの症状に合わせた判断で、ベストな治療方法を選択することが肝心です。漢方と西洋医学を併用する場合は、医師の判断に基づく処方が必要です。お手持ちの常備薬との併用については、必ず医師や薬剤師に相談してください。

ドクターからのメッセージ

橋本 先生

漢方薬の処方時には「証」を正しく診断することがとても大切です。当院では「望聞問切」のあらゆる観点から総合的に診断し、患者さんの症状に合わせた漢方薬の処方、また西洋薬との併用を提案します。主に皮膚状態の改善のためや、女性ならではのお悩みに対応するための漢方を処方しています。当院には歯科も併設されており、歯科治療のついでに立ち寄られる患者さんもいらっしゃるんですよ。目黒駅直結のビルの中にあり、土日も診療を行っています。漢方にご興味がありましたらお気軽にご相談ください。

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