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歯科恐怖症や嘔吐反射も治療可能
静脈内鎮静法で痛みや怖さを軽減

マリコ歯科クリニック

(渋谷区/代々木駅)

最終更新日:2021/06/02

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  • 自由診療

歯科治療に恐怖心を抱く「歯科恐怖症」、前触れなく強い不安感に襲われて激しい動悸や呼吸困難が起きる「パニック障害」、口腔内に物が入ると吐き気を催す「嘔吐反射」などに悩まされ、歯科治療を諦めている人は少なくないだろう。「マリコ歯科クリニック」では、機械音が苦手、歯科医院が怖いなど過去の歯科治療でトラウマを持った人から重度の恐怖症の人まで、歯科治療にハードルを感じる人に対し、静脈内鎮静法で負担の軽減を図っている。健忘作用により治療時の記憶がぼやけやすいため、悪い記憶として残りにくいのもメリットなのだとか。「最終的には、静脈内鎮静法を使わずに治療できるようになる人も多いんですよ」と話す渡邊麻里子院長に、同院で行う負担軽減の取り組みや、その注意点について聞いた。 (取材日2021年2月19日)

静脈内鎮静法の活用で、歯科治療が苦手な人でも予防や矯正、審美歯科などにチャレンジを

Q恐怖心や嘔吐反射に悩む人には、どのような対応をしていますか?
A
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▲歯科治療にハードルを抱える人に対して負担軽減を図っている

当院では、4つの方法をご提案しています。まず、「笑気吸入鎮静法」。軽いリラックス状態へと促していくために用いますが、作用の仕方は個人差が大きいといわれています。次に、作用の仕方に違いがほどんどない「静脈内鎮静法」があります。通常の虫歯治療や30分以内に抜ける比較的容易な親知らずの抜歯で用いることが可能です。そして、意識を落とし、ほぼ眠った状態で治療していく「静脈麻酔」。最後に、治療内容をしっかり説明した上で、「局所麻酔のみで普通に治療する」方法です。歯科治療に不安がある方でも、「怖くなったらやめましょう」と伝えてゆっくり丁寧に進めていけば、局所麻酔だけでできてしまう場合もあるんですよ。

Q笑気吸入鎮静法について詳しく教えてください。
A
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▲メリット・デメリットをしっかりと説明

笑気吸入鎮静法は、笑気ガスと呼ばれるガスを鼻から吸い込むことで、軽いリラックス状態に導いていく方法です。事前に特別な準備は必要なく、治療が終わった後の生活にも制限がないのがメリットですね。ただし、どれくらい作用するかは個人差があります。静脈内鎮静法や静脈麻酔をするほどではないけど、治療が苦手で歯科医院を敬遠しがちな方や、軽度の歯科恐怖症、リラックスして歯科治療を受けたい方などに向いているといえるでしょう。自分の不安感に釣り合う対応法がわからない場合に、笑気吸入鎮静法から試してみるのもいいと思います。

Q静脈内鎮静法について教えてください。
A
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▲患者の症状にあわせて薬剤や量を組み合わせ、鎮静状態へ導く

静脈に鎮静作用のある薬剤を注入することで、歯科治療に対する不安感や緊張感を和らげていく方法です。鎮静薬の点滴を始めて5分もすると力が抜けていき、患者さんはウトウトした状態になりますので、その間に治療をしていきます。治療内容や効果の現れ方に応じて、薬の量を加減したりすることによって、その方に合わせた鎮静状態へと導いていきます。「大丈夫だった」「治療を受けられた」という成功体験を重ねることで、少しずつ薬剤の量を減らしていき、最終的には鎮静薬を使わずに治療できるようにしていきたいですね。

Q静脈麻酔という方法もあるのですね。
A
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▲治療担当と歯科麻酔担当の歯科医師二人体制で診療

静脈麻酔は、重度の歯科恐怖症の方や、嘔吐反射が強い方、埋まっていたり、横向きに生えているような親知らずの難抜歯、治療の際に出る音に拒否反応がある方などに向いています。静脈内鎮静法が最低限、治療を受けられる状態をめざすのに対し、静脈麻酔は、ほぼ眠った状態になってから治療開始。セラミック治療やインプラント治療時などの保険適応外治療は、静脈麻酔となります。質の良い睡眠を取った後のような感覚が得られやすく患者さんの満足度も高いでしょう。私をはじめ治療担当の歯科医師と、麻酔が専門で大学病院での臨床経験も豊富な歯科医師との2人体制だからこその徹底した術中・術後管理で、安心して治療に臨めるよう努めています。

Q患者側に注意点はありますか。
A
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▲来てくれた人にはみんな笑顔になって帰ってほしいと話す渡邊院長

静脈内鎮静法や静脈麻酔は、全身状態をきちんと把握した上で行っていく必要があります。初診や、急なご依頼には対応することができませんので、まずは診察を受けてから静脈内鎮静法の予約をお取りください。当日は治療開始時刻の3時間ほど前までに食事や水分摂取を終えましょう。また、術後に若干のふらつきが出る場合がありますから、当日の車や自転車の運転はお控えください。受診を検討されているときや治療前には、スムーズな診療のため、当院ホームページの「よくある質問」に目を通しておいていただくことをお勧めします。

ドクターからのメッセージ

渡邊 麻里子院長

やむを得ない事情で歯科治療を諦めている方にとって、麻酔の活用は有用な選択肢の一つです。治療のストレスを緩和できれば、「やるべき治療」だけでなく審美歯科や予防歯科など「やりたい治療」にチャレンジできる可能性も広がるでしょう。歯科恐怖症やパニック障害でも、諦めずに口元の美しさを追求していただきたいですね。なお、当院では「他院で断られた親知らずの抜歯をしてほしい」といった相談にも応じていますが、お口の中の症状は複雑に関連しあっているため、予後を含めて長期的に診せていただくのが理想です。歯科治療への恐怖感などをきっかけにご来院いただいた方とも、長く、良いお付き合いをしていけたらと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

静脈麻酔(保険適用外)2万2000円〜2万7500円、笑気麻酔(保険適用外)3300円〜4400円、親知らずの抜歯/1万6500円、矯正用の便宜抜歯/1万1000円、CT検査/1万1000円、セラミッククラウン11万円〜、マウスピース型装置を用いた矯正/11万円~、インプラント/38万5000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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