全国のドクター9,378人の想いを取材
クリニック・病院 160,980件の情報を掲載(2021年1月19日現在)

  1. TOP
  2. 東京都
  3. 渋谷区
  4. 代々木駅
  5. マリコ歯科クリニック
  6. 歯科恐怖症や嘔吐反射も治療可能静脈内鎮静法で痛みや怖さを軽減

歯科恐怖症や嘔吐反射も治療可能
静脈内鎮静法で痛みや怖さを軽減

マリコ歯科クリニック

(渋谷区/代々木駅)

最終更新日:2020/11/09

20201102 main 20201102 main
  • 自由診療

歯科治療に恐怖心を抱く「歯科恐怖症」、前触れなく強い不安感に襲われて激しい動悸や呼吸困難が起きる「パニック障害」、口腔内にものが入ると吐き気を催す「嘔吐反射」などに悩まされ、歯科治療を諦めている人は少なくないだろう。「マリコ歯科クリニック」では、機械音が苦手、歯科医院が怖いなど過去の歯科治療でトラウマを持ったことのある人から重度の恐怖症の人まで、歯科治療にハードルを感じる人に対し、静脈内鎮静法による負担の軽減を図っている。健忘作用により治療時の記憶がぼやけやすいため、悪い記憶として残りにくいのもメリットなのだとか。「最終的には、静脈内鎮静法を使わなくても治療できるようになる人も多いんですよ」と話す渡邊麻里子院長に、静脈内鎮静法の特徴や注意点について聞いた。 (取材日2020年10月29日)

静脈内鎮静法の活用で、歯科治療が苦手な人でも予防や矯正、審美歯科などにチャレンジを

Q静脈内鎮静法とは、どういうものですか?
A
1

▲患者の不安感や恐怖心を和らげるために導入した静脈内鎮静法

静脈に鎮静作用のある薬剤を注入することで、患者さんの不安感や恐怖心を和らげ、リラックスして歯科治療に臨めるようにするための方法です。当院では軽いリラックス状態へと促す目的の笑気麻酔も行っていますが、作用の出方は治療内容や患者さんの感じ方などによって個人差が大きいといわれています。一方、静脈内鎮静法はほぼすべての人に有用なのが特徴。治療時の記憶が薄れやすい健忘作用があり、悪い記憶が残りにくいのもメリットです。埋伏歯や横向きに生えた親知らずの抜歯、インプラント治療時など負担が大きい治療の場合は、「局所麻酔のみを使用」「笑気麻酔を使用」「静脈内鎮静法を使用」の3パターンを提示してお選びいただきます。

Q静脈内鎮静法を行うと、患者はどのように感じるのでしょう。
A
2

▲患者の症状にあわせて薬剤や量を組み合わせ、鎮静状態へ導く

鎮静薬の点滴を始めて5分後くらいから少しずつ力が抜けていきます。患者さんの症状に合わせて、健忘、心地良い眠り、嘔吐反射の抑制といった期待できる作用の異なる薬剤を組み合わせたり、その量を組み合わせたりすることによって、その方に合わせた鎮静状態へと導いていきます。どのお薬をどれくらい使うかの判断が、歯科麻酔の専門家の腕の見せどころですね。治療中は半分眠ったような状態なので、「いつの間にか終わっていた」と感じる人が多いと思います。「大丈夫だった」「きちんと治療できた」といった経験を重ねてもらうことで、少しずつ薬剤の量を減らしていき、最終的には麻酔を使わずに治療できるようになる方も珍しくありません。

Q笑気麻酔や、静脈内鎮静法にかかる費用を教えてください。
A
3

▲メリット・デメリットをしっかりと説明

治療費とは別に麻酔費がかかります。笑気麻酔は保険適用ですが、静脈内鎮静法は条件によって保険適用になる場合と自費診療の場合があります。基本的には親知らずや埋伏歯の抜歯などの保険診療なら静脈鎮静法も保険適用になります。セラミック治療などの材料を選んで行うかぶせ物を使った虫歯治療やインプラント手術時など、自費診療の際に静脈鎮静法を使うとこちらも自費になります。治療によって費用は異なるので、都度お問い合わせいただけると良いですね。自費診療の場合、治療中の快適さを最大限まで追求し、より心地良く過ごすことができるようにしています。

Qこちらで行う静脈内鎮静法の特徴を教えていただけますか。
A
20201102 4

▲治療担当と歯科麻酔担当の歯科医師二人体制で診療

当クリニックでは、私をはじめ治療を担当する歯科医師と、麻酔が専門で大学病院での臨床経験も豊富な歯科医師との2人体制が基本。歯科麻酔の専門家がクリニックに常駐しているため、インプラントのような特別な手術の時だけでなく、通常の虫歯治療時にも静脈内鎮静法が行えるのも特徴です。徹底した術中・術後管理で安心して治療に臨んでいただけるように努めています。私も麻酔を気にせず治療だけに集中できるので、総合的に高いクオリティーを追求できるのが強みですね。

Q静脈内鎮静法を行う場合、患者側に注意点はありますか。
A
5

▲歯科恐怖症やパニック障害でも気軽に相談してほしいと話す

全身麻酔を行うのに準ずる設備と高い技術が求められる静脈内鎮静法は、全身状態をきちんと把握したうえで行う必要があります。初診や、急なご依頼には対応することができませんので、まずは診察を受けて静脈内鎮静法の予約をお取りください。診察では、歯科治療に対してどんな不安感をお持ちなのか、既往歴や持病、服用中のお薬の有無などを入念にお聞きしていきます。当日は、治療開始時刻の3時間ほど前までに食事や水分摂取を終えましょう。なお、術後に若干のふらつきが出る場合があり、当日の車や自転車の運転はできないので、できるだけ他の予定がない日に予約を取ることをお勧めします。

ドクターからのメッセージ

渡邊 麻里子院長

やむを得ない事情で歯科治療を諦めている方にとって、静脈内鎮静法は有用な選択肢の一つです。うまく活用できれば、「最低限、虫歯をなんとか治療したい」という場合はもちろん、審美歯科や予防歯科など「やりたい治療」に自由にチャレンジできる可能性も広がるでしょう。歯科恐怖症やパニック障害でも、諦めずに口元の美しさを追求していただきたいですね。当院では、その方の状態に合わせて笑気麻酔を含めた選択肢を提示し、メリット・デメリットをお話ししたうえで治療法をお選びいただいていますので、お気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

静脈内鎮静法(保険適用外)2万円〜2万5000円、セラミッククラウン/5万円〜15万円、部分矯正、マウスピース型装置を用いた矯正/10万円〜30万円、インプラント/35万円〜45万円(診断、CT撮影、ステント、セラミック補綴料、保証料込み)

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

Access