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歯科麻酔専門の歯科医師が施す
歯科恐怖症に配慮した静脈内鎮静法

マリコ歯科クリニック

(渋谷区/代々木駅)

最終更新日:2021/10/13

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  • 保険診療
  • 自由診療

過去にトラウマがある、器具が口に入ると嘔吐してしまう、治療が怖いなど、歯科に行けなくて悩んでいる人は少なくないだろう。そんな歯科恐怖症の人に対し、鎮静薬を静脈に点滴する静脈内鎮静法は、意識を失うことなく落ち着いた状態にさせていくことで、恐怖心や不安、緊張を軽減させていくものだという。代々木駅から徒歩1分ほど、歯科恐怖症や嘔吐反射、パニック障害などで悩むさまざまな患者が訪れる「マリコ歯科クリニック」。同院は、「今まで歯科が怖くて避け続けてきた患者の力になりたい」と、治療時に静脈内鎮静法を用いる方法があることを発信している。そこで、詳しく知るために、渡邊麻里子院長に治療の流れや注意事項などについてじっくりと話を聞いた。

(取材日2021年9月29日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q静脈内鎮静法はどのような治療のときに受けられますか?
A

さまざまな歯科診療の場面で受けていただけます。保険適用となるのは、虫歯治療や歯周病治療、抜歯、型採りなど保険診療で行う治療の際に行う静脈内鎮静法で、治療の際に暴れてしまうお子さん、歯科恐怖症の方、病気などの理由で特別な配慮が必要な方が対象です。具体的には、過去のトラウマで恐怖心がある場合や、器具を口に入れられると嘔吐反応がある、過呼吸の既往がある、血圧が高い、などがあります。一方でセラミック治療など自費診療の際に行う場合は保険適応にはなりません。また治療の内容によって他の鎮静や麻酔の方法が適している場合は提案しますし、全身麻酔に対応する総合病院や大学病院を紹介することもあります。

Q治療の前日や当日にどんなことを注意したらいいですか?
A

治療前に食事を取ると嘔吐の恐れがありますから、予約の3時間前までに食事を終え、飲み物に関しても直前に飲むことは避けてください。服装に関しては、袖のめくりやすい締めつけの少ない格好がお勧めで、最中に動いたりされる方がいるのでスカートや装飾品はお控えいただいています。さらにマニキュアやネイルは治療中装着するモニターがうまく反応しないケースがあるため、当日までに落としてきてください。治療後はふらつくことがあるので、ご自身で車やバイク、自転車を運転しての帰宅は避けましょう。その他、安全に行うために、遅刻や体調不良、薬のアレルギー反応が出た時などには中止する場合があります。

Q静脈内鎮静法の最中は完全に意識がない状態になるのでしょうか?
A

静脈内鎮静法は腕にある静脈に注射をし点滴をしていくもので、お薬の作用によって鎮静させることで歯科治療への恐怖心や、緊張、不安感を緩和させていきます。ウトウトしながらリラックスした状態で治療を受けていくためのものですので、意識がなくなることはありません。また、鎮痛の作用はないので、痛みについては局所麻酔で緩和していきます。もしも口内に器具を入れて気持ち悪くなるといった強い嘔吐反射や、重度の歯科治療恐怖症の場合は、保険適用外ですが静脈麻酔という方法もあります。これは深鎮静ですので、静脈内鎮静法よりも鎮静度合いが深く、ほぼ眠ったような状態で治療を受けていただくものとなっています。

検診・治療START!ステップで紹介します

1問診・カウンセリング

治療前のカウンセリングでは、病気の確認など全身状態の把握が重要なため、問診など丁寧なヒアリングが大切なのだそう。また、治療前日や当日の注意事項の説明を受け、治療に同意をするか患者自身が判断をする。初診や急な依頼の場合は対応ができないそうなので、まずは診療を受けた後に静脈内鎮静法の予約が必要だ。

2当日の体調チェック

治療当日、クリニックに着いたら体調が悪くないかなどの確認が行われる。体調の確認のほか、予約の3時間前までに食事を済ませているか、水分を控えているかなどの食事制限が守られているか、適した服装になっているか、マニキュアやネイルは落とされているか、治療後の帰宅手段なども確認していく。

3治療の前準備

ユニットのチェアに座り、腕に針を刺して静脈路を確保する。不安があり椅子に座れない、部屋に入れないという患者には、立ったまま実施するなど臨機応変に対応してくれるそう。患者がリラックスできるよう会話や声かけをこまめにするなど、コミュニケーションを大切にしているという。

4静脈内鎮静法を開始

椅子を倒して点滴を開始。鎮静薬を入れていくとおおよそ5分ほどで力が抜け、ウトウトとした状態になるため、そこから歯の治療を開始する。治療の最中はモニターで患者の様子をこまめに確認をしながら、薬の調整をしていくのだそう。痛い場合は伝えることができるなど、基本的には話せる状態でほとんどの意思表示ができるとか。同院では、歯科麻酔が専門で大学病院での臨床経験が豊富な歯科医師が対応してくれる。

5治療後は安静に過ごす

治療後は受付に戻り十分な休憩を取った後、ふらつきや体調に問題がないかを確認して帰宅する。思考力、判断力が落ちているので、当日の判断が求められるような仕事や、責任があるような仕事は避けたほうがいいとか。薬の切れ目は人によって違うため、当日は時間の余裕をもって治療を受けることが大切。薬については時間がたてば代謝されていくため、翌日以降の行動制限はないそうだ。

ドクターからのメッセージ

渡邊 麻里子院長

今まで歯の治療が怖くて、避け続けてきた方は多くいらっしゃると思います。また、大学病院に行くには気が引けるという方も少なくないはずです。そういった歯科恐怖症の方に対して力になりたいと考え、静脈内鎮静法を行っております。当院では歯科麻酔を専門とし、これまでに多くの症例を行ってきた歯科医師がおります。その経験を生かし、患者さん一人ひとりの状態や気持ちに寄り添いながらの治療を得意としています。歯がぼろぼろになってしまってもう駄目だとか、こうなってしまっては治せない、とは思わずにまずは相談してください。どんな状況でもできる限りの手段を見つけ、対応させていただきたいと思います。

2021 1007 dr

自由診療費用の目安

自由診療とは

静脈麻酔(保険適用外)/2万2000円~3万3000円、セラミックインレー/6万6000円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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