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女性に多い病気の一つ
甲状腺疾患について知ろう

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甲状腺の病気は女性に多いといわれているが、一般的にはよく知られていないため、自分では気づきにくい。症状が複雑であることから、他の病気と間違えられることもあるという。しかし、甲状腺機能は妊娠や出産にも影響を及ぼすため、特に女性は正しい知識を持っておきたい。少しでも気になる点があれば専門的な検査を受け、病気かどうかを確定した上で、適正な治療を始めることが大事だ。そこで今回は、甲状腺疾患にはどんな病気があるのか、受診のタイミングなどについて、内分泌代謝専門医であり、甲状腺疾患の治療経験が豊富な「川越内科クリニック」の川越宣明院長に話を聞いた。(取材日2016年3月20日)

体のだるさやむくみなど、身近な症状に病気が隠れていることも。まずは専門医に相談を

甲状腺の病気とは、どのような病気ですか?

1 ▲院長の川越宣明先生。「正しい知識を持ってほしい」と語る 甲状腺は喉ぼとけの下にあり、新陳代謝や成長に欠かせないホルモンを作っている小さな内臓です。甲状腺ホルモンの量は健康であれば適正な量が保たれていますが、甲状腺疾患になると甲状腺ホルモンの分泌量が過剰になる、もしくは不足することで、心身にさまざまな症状が出てきます。甲状腺疾患は大きく分けると全体的な病気と部分的な病気の2つがあり、全体的な病気は、さらに2つの系統に分かれます。一つは、甲状腺ホルモンが過剰に分泌する甲状腺機能亢進症、代表的なのはバセドウ病です。もう一つは、ホルモンの出が悪くなる甲状腺機能低下症で、橋本病がよく知られています。部分的な病気については、腫瘍やがんなどが挙げられます。

どんな症状があったら受診したほうがいいですか?

2 ▲甲状腺の病気は女性に多いが、自分では気づきにくい病気の一つ 甲状腺ホルモンが過剰に分泌されると新陳代謝がよくなりすぎて、車に例えるとアクセル全開の状態、燃費が極端に悪くなります。食べても食べてもやせる、暑くないのに汗をかく、お腹をくだしたり、動悸や脈が速くなったり、手足が震えるなどの症状が出ます。メンタル面ではテンションが高くなり、ひどくなるとイライラや不眠を引き起こします。これに対し、ホルモンの量が不足すると代謝が悪くなるため、太ったり、むくんだり、脈が遅くなります。メンタル面では落ち込みがひどくなり、うつ病のような状態になることも。このような症状を更年期障害のせいだと思っていたら、実は甲状腺の病気だったというケースもあるため、思い込みは禁物です。

どのような人がなりやすいのですか?

3 ▲超音波検査器。違和感があれば早期受診が必要 甲状腺の病気になるのは女性が圧倒的(85~90%)です。例えば橋本病の自己抗体は、女性の3人に1人が持っているともいわれています。ただし、抗体がある人イコール橋本病ではなく、甲状腺が腫れ、症状がある場合に橋本病と診断されます。中には一生気づかない人もいるし、実はじわじわ始まっている人もいます。これに対しバセドウ病は、急に発症することが多い病気。大きな原因となるのはストレスです。特に、女性の身体に大きな負担をかける、妊娠や出産を機に発症することもあります。家族や親族に甲状腺疾患の方がいる場合は意識しておくといいでしょう。また喫煙はバセドウ病を悪化させます。

甲状腺の病気で起こり得るリスクや合併症を教えてください。

4 ▲検査機器をそろえ、糖尿病の治療にも力を入れている 不妊や流産の原因になり得ます。特に妊娠初期は甲状腺ホルモンがとても重要で、甲状腺の機能が低下したまま妊娠が進むと、胎児の脳に影響が及ぶこともあります。そのため、治療が必要な段階には至っていないけれども橋本病の方、いわゆる潜在性甲状腺機能低下症の方は、お子さんを望んだ段階でホルモン剤を飲んで甲状腺ホルモンを補充しておいたほうがいいといわれています。ホルモンを補充することで妊娠しやすくなり、継続もしやすくなります。また、過剰な甲状腺ホルモンは血糖値を上げる働きをするため、二次性糖尿病が起きていることがあります。その他、骨粗しょう症や花粉症との関連もいわれています。

専門のクリニックを受診するメリットとは?

5 ▲町のクリニックでも甲状腺疾患の診療ができることはメリット 甲状腺の病気は症状が複雑なので、診断が難しいケースもたくさんあります。症状が出ていても血液検査では抗体がみつからないこともあります。しかし、専門性の高いクリニックであれば、経験豊富なスタッフがそろっています。当院の場合、私が内分泌代謝専門医で、大学病院でさまざまな甲状腺疾患を診療してきました。また、基本は採血検査ですが、当院では、特別なケースをのぞいて翌日には結果が出ます。さらに、先進の超音波検査機器を導入していますので、甲状腺に腫れがある場合など、腫瘍の大きさや硬さまで受診当日に詳しく調べることができます。

ドクターからのメッセージ川越宣明院長

気になることがあれば、早期発見のためにも気軽にクリニックに足を運んでほしいです。また、すでにバセドウ病の治療を受けている患者さんの中には、10年、20年薬を飲んでいても症状が改善せずに、不満を抱えている人が少なくありません。私は、飲み薬による治療は10年が限度だと思っています。長く飲み続けるのであれば、副作用の問題も考えなくてはなりません。バセドウ病の場合は放射性ヨード治療や手術という選択肢もあることをお伝えします。当院では、そういったことも最初にお話し、患者さんにとって一番いい治療を選択していきます。もし、漫然と治療が続いていて不安をお持ちの方がいましたら、一度ご相談いただければと思います。

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