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医師と看護師がペアで訪問
患者とその家族を支える訪問診療

173総合内科クリニック

(三鷹市/三鷹駅)

最終更新日:2020/07/27

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  • 保険診療

外来診療のかたわら、三鷹市・武蔵野市とその周辺を中心に訪問診療に力を入れてきた「173総合内科クリニック」。稲見光春院長の長年にわたった訪問診療、認知症の診療経験を生かし、患者とその家族に寄り添いながら、きめ細かなサポートを行っている。患者宅へは必ず医師と看護師2人で訪れ、診察・検査・薬の処方に加え、看護師が、自宅での介護の仕方を家族に指導。「患者さんが安心して自宅で生活できるだけでなく、介護する家族の不安を取り除き、介護疲れせず家族みんな幸せに暮らしていけるようにすることをポリシーとしています」と、稲見院長。穏やかな語り口が印象的な稲見院長に、同院の訪問診療、認知症の治療、スタッフ間のコミュニケーション体制などについて聞いた。(取材日2020年3月10日)

看護師同行による看護・介護のきめ細かな指導と認知症の治療に注力

Q訪問診療について教えてください。
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▲パンフレットなどを用いた説明がわかりやすい

訪問診療は、患者さんが最期まで、その人らしくご自宅で生活していただけるよう、かかりつけ医として支え続ける方法です。病気や障害のある患者さんにとって、定期的な通院はとても大変ですし、クリニックや調剤薬局での待ち時間なども、負担が伴うものです。訪問診療を利用することで、患者さんの通院に関わる身体的負担の解消につながるだけでなく、患者さんをお連れするご家族の負担も少なく済みます。また当院は、「機能強化型在宅療養支援診療所」の基準を満たしたクリニックでもあります。定期的な訪問に加え、夜間や休日なども含め、24時間365日体制で対応が可能ですので、緊急時も安心してご連絡いただくことが可能です。

Q訪問診療の対象となるエリアや患者さんは? 
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▲患者やその家族の話を丁寧に聞くよう心がけている

当院の訪問診療範囲は、三鷹市、武蔵野市、小金井市に加え、調布市、杉並区、世田谷区のそれぞれ一部の地域になっています。訪問車で、15〜20分くらいで到着できるエリアを対象としています。寝たきりの方、足腰が不自由で通院が困難な方、障害などで通院が困難な方、がんや難病などで在宅療養を希望される方など、お一人で通院することが難しくなった方全員を対象に、訪問診療を行っています。また、認知症の疑いがある方は、ご家族に連れられて外来受診される方が多いのですが、暴言や徘徊、幻覚などの周辺症状が強い方ですと、往々にして通院を拒否する場合があります。このような患者さんに対し、訪問診療でケアを行うことも可能です。

Q貴院で行う訪問診療の特徴を教えてください。
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▲超音波診断などの各種検査を自宅で受けることができる

当院では、患者さん宅に訪問する際は必ず、医師と看護師2人でお伺いします。医師は診察・検査、投薬治療、必要に応じて入院の手配を行い、看護師は、患者さんのご家族に自宅での介護の方法について指導させていただきます。また、ご家族からの不安や疑問に丁寧に応え、時には愚痴を聞くなどしながら、患者さんとご家族のストレスを少しでも軽くしていくことも心がけています。ご家族が疲弊しないよう、時と場合に応じてショートステイなど介護・福祉サービスの利用をお勧めすることもあります。三鷹市医師会で導入しているコミュニケーションツール「MCS」を活用し、患者さんに関わるすべてのスタッフ間で情報共有を行っています。

Q認知症についてはどのようなサポートをされていますか?
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▲認知症の治療には薬を用いることもある

認知症は、大きく4つの病型に分かれます。まずは患者さんの病型を把握してから治療を開始します。抗認知症薬は、病型や症状により、薬の使い方が異なるため、安易に使用するのではなく、慎重に選択し、患者さんの状態に応じて定期的に微調整しながら様子を見ていきます。薬を処方するだけでなく、運動で体力を消耗させたり、第三者と会話することで脳の活性化が起こることから、必要に応じて介護施設の利用をお勧めすることもあります。暴言や徘徊、幻覚などの陽性症状、その逆で、無気力やうつ状態などの陰性症状といった周辺症状が強い方には、それらをコントロールするためのお薬を処方することもあります。

Q介護などを行うご家族へのメッセージをお願いします。
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▲些細なことでも気軽に相談してほしいと語る稲見院長

当院では、症状が気になる患者さんに対しては、診療日以外でも電話で容体を聞いたり、あらかじめ「不安なことがあれば、早めにお電話ください」とお話ししています。そうすることで、患者さん自身が余計な負担や不安を抱えずに済むだけでなく、提携病院ともスムーズに連絡がとれ、入院や処置などを早めに行うことができます。どんな些細なことでも構いませんので、気になる点がありましたら、当院の看護師や地域連携相談員にご相談ください。また、どのようなタイミングで訪問診療に移行したら良いのか、費用はどのくらいかかるのかなどのご相談にも常に応じていますので、お気軽にご連絡いただければと思います。

ドクターからのメッセージ

稲見 光春院長

勤務医時代に在宅医療の魅力に惹かれ、地域に根差した医療を実践するため当クリニックを開院しました。当クリニックの訪問診療の強みは、先ほども申し上げましたが、医師と看護師が必ずペアを組んで訪問し、看護や介護の指導を親身に行うところです。24時間ホルター心電図、ポータブルエコーによる超音波診断、ドレーン管理をはじめ、糖尿病のコントロール、緩和医療・ペインコントロール、がんの患者さんには、おなかにたまった腹水を抜くKM-CARTという治療など、幅広い診療に対応しています。患者さんとご家族に笑顔が見られるよう、全力でサポートしていきます。

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