一瀬 昭太 理事長の独自取材記事
鶴見歯科医院
(横浜市西区/横浜駅)
最終更新日:2026/09/14
1945年に横浜市西区で開業した「鶴見歯科医院」は2025年に80周年を迎えた。医療ビルの4フロアにまたがって位置する同院。広い院内には先進の機器が並ぶ一方、スタッフは明るい笑顔で気さくに患者に接し、街のクリニックならではのアットホームな雰囲気も併せ持っている。「高い専門性を持つ総勢約100人のスタッフが、それぞれ責任感を持ってチーム医療に携わっています」と力強く語ってくれたのは、同院の院長も務める一瀬昭太理事長。一般歯科から小児歯科・予防歯科・口腔外科・審美歯科・矯正歯科・麻酔科まで、口腔の悩みに対して幅広く対応するため、それぞれの専門家がチームとなって診療に取り組んでいるという。そんな同院の診療スタイルについて、一瀬理事長の熱い思いと併せて聞かせてもらった。
(取材日2025年12月9日)
専門家が集結し、各分野に特化した診療を提供
こちらのクリニックの歴史と特徴を教えてください。

戦後間もない1945年の開業以来、地域に根差した歯科診療で80年にわたり診療を続けてきました。2013年には、通りの向こう側から、医科のクリニックや薬局のある「横浜メディカルセンタービル」内に移転。4階から7階までが当院のフロアで、4階が歯科技工室・セミナールーム、5階が総合受付・予防歯科室・矯正歯科エリア・小児歯科エリア・手術室、6階と7階が一般歯科エリア・マウスピース型装置を用いた矯正エリア・口腔外科エリア・歯周病治療エリア・精密根管治療エリアとなっています。全身の健康を視野に入れた総合的な歯科診療を行うことをモットーに、それぞれの分野で専門性を持つ歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士など、総勢100人のスタッフで納得のいく診療の提供をめざしています。開業当初から親子4代にわたって通い続けてくださる患者さんも多く、これまでの道のりは、まさに患者さんとともに歩んできた歴史だと思っています。
幅広い分野で専門性の高い診療を受けられるのですね。
幅広く診療を行うクリニックに対して、広く浅くなのではないかと思われる方もいらっしゃいますが、当院は一つの専門に特化した歯科クリニックがいくつも合わさっているような、どの分野でも専門性の高い診療が提供できると自負しています。数十人の歯科医師が専門性を持ち寄って診療しており、入院を伴う手術以外は、一般歯科から外科手術まで、ほとんどの施術が当院で完結できる体制です。原則、担当歯科医師制を取りながら、それとは別に口腔外科や審美歯科、矯正歯科といった専門性ごとのチームを設けて、必要に応じて専門チームがカンファレンスや診療にあたるスタイルです。複数の歯科医師の視点が加わることで、独り善がりの診療になってしまうことを避けられる上、自然と切磋琢磨して若手もどんどんスキルアップできる環境になっています。
先生の専門分野であるインプラント治療はどのように行っていますか?

方針決定の段階から歯科技工士も加わり、患者さんと意思の疎通を図りながら、治療後の生活や将来的な持続性も踏まえて具体的な形や色を決めていきます。写真や言葉ではなかなか伝わりにくい微妙な調節がその場でできるので、よりご希望に近づけた治療がめざせますね。さらにすべてのインプラント治療に関して各専門分野の歯科医師と歯科技工士、歯科衛生士が症例を検討し、多角的なアプローチを行っていきます。3Dデータを用いたサージカルガイドで、事前にシミュレーションしたとおりの施術になるように努めるなど、治療自体の精度の高さも追求。必要に応じて同じビル内にある内科クリニックとも連携を取り、お口の中だけでなく全身の状態を把握しながら手術の可否を判断しています。
診療の精度と患者の利便性を追求した環境
歯科技工室や手術室などの環境も整えていらっしゃいますね。

当院では歯科衛生士も歯科技工士も多く在勤しており、それぞれ知識やスキルを磨いています。こうした民間のクリニックで専門性を持つスタッフが何十人もそろう所は珍しいのではないでしょうか。ですが当院では40台のユニットがフル稼働の状態ですし、早急に治療が必要な場合もありますから、精度の高さを追求すると自然とこのような体制になるのです。マイクロスコープや歯科用CT、レーザー、CAD/CAMシステムなど先進の設備も導入。衛生管理も徹底し、特にインプラント治療は外科手術を伴うため、徹底的な滅菌処理に努めた専用の手術室を用意しています。
デジタルの活用についても教えてください。
患者さんへの説明、検査から補綴物の作製や装着、その後のメンテナンスに至るまでデジタルでつながっているのは当院の特徴の一つです。その間に多くの専門家が関わり、1人の患者さんの診療に併走します。口の中を3D画像で映し出せる口腔内スキャナーでの検査は、自由診療に用いるクリニックは多いですが、当院ではそれを保険診療でも使用。磨き残しなどもわかりやすいため、特にお子さんの予防に対するモチベーションアップに役立ちますし、矯正歯科のシミュレーションも作成可能です。従来どおりの型採りと比べて患者さんへの負担が少なく、矯正の期間短縮も望めます。
通いやすさへの配慮も随所に感じられます。

小児歯科は独立したキッズスペースとともに5階に専用エリアを用意しました。小さなお子さん連れでも、ベビーカーのまま気兼ねなく通院していただけます。担当の歯科医師が合わなければ変更することも可能ですので、気になることがあれば気軽にご相談ください。患者さんに気持ち良く通い続けていただけるよう、柔軟に対応させていただきます。
チーム医療で患者一人ひとりに適した方法を探す
診療の際、大切にしていることを教えてください。

一番大事なのはチーム医療だと考えています。歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、歯科技工士と、歯科は1人の患者さんに関わるスタッフのジャンルが広いのですが、各人が責任感を持って取り組めるように「治療はかけ算である」という話をよくしています。例えば銀歯を入れるとき、複数の工程をいろいろなスタッフが携わって積み重ねていきますが、その中に「0」の工程が入ったら、いくら他の工程で良い治療をしても「0」に戻ってその治療は駄目になってしまうのです。ですから、常に責任感を持って取り組むことが大事だと伝えています。また、歯科は施術の選択肢が多く、患者さんそれぞれの考え方があることも理解して施術を行うことが大切です。医学的に正しい方法でも、患者さんにとって良い方法とは限りませんので、認識を合わせていくことも重視しています。患者さんの口の中を健康に導き、幸せになってもらうために診療を提供するのが当院の使命です。
2026年5月に開院した分院をはじめ、歯科クリニック同士の連携にも取り組まれていると伺いました。
2026年5月、横浜駅から連絡通路でつながったビル内に分院を開きました。例えば当院でインプラントなどの大がかりな治療を行った患者さんに、その後のメンテナンスなどを駅直結でアクセスの良い分院で受けていただく、というように連携をとって診療していきたいと考えています。また、当院に在籍し、さまざまな経験を重ねている数多くの歯科医師の中には、独立をして自分のクリニックを持つ者もいます。独立後も連携を取って、さまざまな地域の患者さんに当院の診療のメリットを享受してもらえるような体制をつくってきたいと考えています。
お忙しい日々とは思いますが、リフレッシュはどのようにされていますか?

昔からサッカーをやっていて、今もサッカーチームを持って参加しています。息子もサッカーをやっているのですが、大きくなって最近は一緒に遊んでくれなくなってしまいました。娘とはカラオケに行ったり、犬の散歩に行ったりしています。家族と過ごすことが一番のリフレッシュになっていますね。
最後に読者へのメッセージをお願いします。
当院は患者さん一人ひとりに適した診療を提案できる専門家たちが集まったクリニックです。80年という歴史だけに満足することなく、変わりゆく時代の波を捉えながら、今も進化し続けています。ですが開業時より掲げている「患者様の笑顔は私達の喜び」という思いに変わりはありません。チーム医療を重視して、患者さんにとってベストな医療の提供をめざしています。歯や口のお悩みがあれば、何でもご相談ください。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/44万円~、セラミックを用いた補綴治療/7万7000円~、歯列矯正/小児矯正:44万円~、永久歯列期:88万円~、マウスピース型装置を用いた矯正:55万円~、ホワイトニング/オフィスホワイトニング:5万5000円、ホームホワイトニング:3万3000円、デュアルホワイトニング:7万7000円 ※詳細はクリニックへお問い合わせください
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

