全国のドクター13,955人の想いを取材
クリニック・病院 156,692件の情報を掲載(2025年7月23日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

岐阜市

岐阜県の中心都市でありながら、金華山、長良川、温泉や鵜飼といった、豊かな自然と文化が息づく岐阜市。名古屋市内へのアクセシビリティーが高く、市民はもちろん多くのビジネスパーソンや観光客が行き交っている。

岐阜市長インタビュー

誰もがまちに誇りを持つ主役になり
未来を担う子どもたちを育む

柴橋 正直
市長

1979年生まれ。大阪大学文学部卒業後、都市銀行に入行。2018年より現職。「こどもファースト」「観光振興」「中心市街地活性化&都市基盤整備」「広域連携」「シティプロモーション」という5つの政策のベクトルを掲げ、岐阜市の活性化をめざす。また二男一女の父として子育てにも励んでいる。

まちづくりにおいて、市長が重視されていることは何でしょうか?

豊かな自然や歴史に恵まれ、名古屋市内まで電車で約20分という利便性の高い岐阜市は、都市型でありながらも穏やかなまちを形成してきました。そんな岐阜市が重視することの一つが、子育てと教育です。共働き世代の増加を受け、令和元年6月には保育所に預けた子どもが発熱した際などに、保護者に代わり看護師が病児・病後児保育施設へ送迎するサービスを開始。教育においては、民間企業と連携し、英語教育やICT教育の充実・推進を図ってきました。
一方で空き店舗の増加や出生数減少といった課題も抱えています。これを乗り越える上で不可欠と考えたのが、市民が地域に対して深い愛着を抱き、当事者として課題解決に臨む姿勢を持つこと、いわゆる「シビックプライド」の向上です。この考えを醸成すべく、多くの事業に取り組んでいます。

具体的に、どのような事業に取り組まれているのですか?

まず、めざさなければならないのは、岐阜市が市民にとって魅力あふれるまちとなることです。市内の人気スポットの一つである柳ケ瀬商店街では、サンデービルヂングマーケットの定期開催や空きビルなどのリノベーション事業を展開し、商売に挑戦する場として、また市外の方にも足を運んでもらえる場として成長しつつあります。加えて、さらなる活性化をめざし、まちの玄関口である岐阜駅周辺の再開発を進めています。
また、まちの未来を担う子どもたちの健やかな成長を支えるため、中学生までの医療費を無料化。母子健康包括支援センターでは専任の保健師が妊娠・出産・子育てに関する保護者のさまざまな相談に応じ、不安に寄り添っています。
他にも、岐阜市ではこれまで健康的に「歩く」まちづくりを推進してきました。これを基盤に、自然の中でウオーキングした後、温泉とヘルシーな食事で体をリフレッシュするという、健康と観光を組み合わせたクアオルト施策の展開を進めています。

今後の展望についてお聞かせいただけますでしょうか?

まちづくりの担い手育成や遊休不動産の利活用を促進し、まちを活性化

次に見据えているのはシビックプライドが醸成された市民が、主体的に活躍できる場をつくることです。そこで着目したのが、市内各所に置かれる、まちづくり協議会。現在、協議会を中心に地域ごとの課題を解決し、さらなる価値向上につなげられる仕組みづくりに取り組んでいます。
他地域から見ても魅力的に映るまちというのは、市民一人ひとりが地域に愛着と誇りを持ち、主役となって生活しているものではないでしょうか。そんなまちとして成長できるよう、力を尽くす。これが私の使命だと考えています。

(取材日2019年4月2日)

MY TOWN NEWS トップページに戻る