全国のドクター9,019人の想いを取材
クリニック・病院 160,835件の情報を掲載(2022年5月18日現在)

  1. TOP
  2. 兵庫県
  3. 神戸市灘区
  4. 王子公園駅
  5. 医療法人社団 本庄医院
  6. 病気や症状悪化の「予防」のために些細な症状でも早期受診を

病気や症状悪化の「予防」のために
些細な症状でも早期受診を

本庄医院

(神戸市灘区/王子公園駅)

最終更新日:2021/12/15

20211029 main 20211029 main
  • 保険診療

働き盛り、子育て世代といわれる30〜40代。健康診断で要再検査と診断されたり、日常生活で不調を感じたりすることが出てくる世代でもあるが、日々忙しく、検査や治療を後回しにしてしまうことも多い。循環器疾患と聞くと、自分には関係ないと思う人もいるかもしれないが、循環器疾患は、高血圧症や糖尿病といった生活習慣病と密接な関係がある。早期に検査や治療を行い、新たな病気にならないため、症状を悪化させないための「予防」に力を入れている、「本庄医院」の本庄友行副院長に、循環器疾患と生活習慣病の関係や、検査や治療を後回しにした際のリスクについて、話を聞いた。

(取材日2021年9月4日)

生活習慣病の多くが無症状。放置すると心臓病や脳血管疾患など重篤な病気を引き起こすことも

Q循環器疾患とはどういうものがありますか。
A
20211028 1

▲検査機器も充実の院内

代表的なものとしては、動脈硬化が原因で発症する狭心症や心筋梗塞、心臓弁膜症、心不全、不整脈などが挙げられます。足の血管が動脈硬化で細くなり、歩くと足が痛くなる下肢閉塞性動脈硬化症もよくみられる疾患です。また、これら循環器疾患の原因となる高血圧症や脂質異常症といった生活習慣病も循環器の医師が診るべき疾患と言えます。生活習慣病は、将来起こり得る循環器疾患を想定した上で診療することが大切です。一方、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群などの非循環器疾患も、動脈硬化や高血圧症のリスクとなるため、循環器内科でも診療する機会が多いです。

Q循環器疾患では、どのような症状が出てくるのでしょうか。
A
2

▲各種検査を受けることが可能だ

心臓に関わるものですと、胸の痛み、締めつけ、動いた時の息切れ、体のむくみなどが代表的ですが、個人差が大きいです。どういう時に症状が出るのか?も重要なポイントです。例えば胸の痛みが動いた時だけで、動くのをやめると治まる場合は狭心症の疑い、安静時にも胸痛が持続する場合は心筋梗塞の疑いがあります。また糖尿病の人は痛みを感じないこともあり、胸痛などの自覚症状を伴わない無症候性の心筋梗塞を起こすことがあります。息切れや疲労感で以前は問題なく歩けていた距離が歩けない、坂道や階段が登れない、などの症状も心不全や狭心症などの可能性があります。少しでも前と比べて違うと感じたら、一度相談に来てください。

Q受診や再検査を後回しにすると、どんなリスクが出てきますか。
A
20211006 3

▲経験豊富な本庄友行先生

健康診断の結果で異常があった場合でも、本人に自覚症状がないことがほとんどだと思います。生活習慣病の多くが無症状なんです。糖尿病は初期の段階では自覚症状はほぼありませんし、高血圧も急に上昇しない限り自覚症状はありません。コレステロールや尿酸値も同様です。症状が出ないというのはとても怖いことで、放置している間に心疾患や脳疾患など命にも関わる大きな病気に波及することもあります。

Q早期に受診や検査をすることのメリットを教えてください。
A
20211028 4

▲清潔感のある院内

早い段階で病気を見つけることができれば、その分少ないお薬でコントロールできることも見込めます。お薬を飲まずにお食事の内容や生活習慣を変えるだけ、経過観察のみで良い場合も多くあります。まずは現状を知り、将来どのようなリスクがどれくらいあるのか、ご自身で把握しておくことがとても重要です。非常に数値が悪ければ、すぐに治療を開始することはありますが、最初の段階からお薬の処方を行うことはほとんどありません。患者さん一人ひとりに合った適切な目標値を決めて治療をしていきますので、健康診断の再検査や、気になる症状がある場合は、まずは一度医師に相談していただきたいです。

Qこちらの医院ではどのように診療を進めていきますか。
A
5

▲気軽に相談できるクリニックだ

まずは問診です。症状はもちろんですが、数週間〜数ヵ月前と比較してどのように症状に変化があるのかを伺います。例えば胸の痛みですと、動くと痛いのか、じっとしていても痛みを感じるのか、どのような痛みなのか、いつから痛みが出たのか、などの質問で原因を探っていきます。検査については当院では、心電図、24時間ホルター心電図、運動負荷検査、血液検査、エックス線検査、超音波検査、動脈硬化の度合いを測るABI検査、肺機能検査などを行うことができます。しかし、問診で緊急性が高く、専門的な診察や治療が必要と判断した場合は、速やかに連携する医療機関に連絡し、治療を依頼する体制を整えています。

ドクターからのメッセージ

本庄 友行副院長

日々忙しい方々は気になる症状があっても、受診や再検査を後回しにしがちです。血液検査の異常はわずかでも将来大きな病気につながるリスクがあるので、早期から病気や症状の悪化を予防することが大切です。私が神戸大学出身であるため、以前の勤務先である神鋼記念病院はもちろん、近隣の医療機関にも同級生や先輩、後輩が多く勤めており、循環器内科だけでなく、他科とも緊密な病診連携をしています。また緊急時はすぐ専門の医師に連絡できる体制もとっています。些細なことや小さな違和感でも構いません。「何かおかしい」と感じたら、お話しするだけでもいいので、気軽に相談しに来ていただければと思います。

Access