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水野 裕太 院長の独自取材記事

じんないクリニック

(茨木市/茨木市駅)

最終更新日:2021/10/12

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茨木市駅から歩いて5分の住宅地にある「じんないクリニック」。水野裕太先生が前院長から医院を継承し、2021年4月から新たに院長に就任した。日本外科学会外科専門医である水野先生は、外科領域(一般外科、整形外科、消化器外科、脳神経外科)での研鑽を重ねてきたスペシャリスト。得意とする胃・大腸の内視鏡検査や肛門疾患への日帰り手術に加え、生活習慣病をはじめとした内科疾患、睡眠時無呼吸症候群、禁煙治療、各種健診にも対応するなど、患者の幅広いニーズに応えていることが特徴だ。「陣内先生の想いを受け継ぎ、今後も気軽に立ち寄ってもらえる場所にしたい」という考えを持つ水野先生に、診療への想いについてじっくりと話を聞いた。

(取材日2021年5月10日)

長い歴史を受け継ぎ、幅広い診療を行うクリニックへ

はじめに、クリニックを継承した経緯を教えてください。

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当院は前院長である陣内先生が開業し、40年以上にわたり地域に根差して診療されていました。僕と陣内先生は遠縁の親戚で、専門分野が同じということもあって、後継者を探されているタイミングでお声がけいただいたんです。偶然にも、僕の自宅はここから歩いて5分ほどの場所にあり、勤務していた病院への通勤ルートとして、クリニックの前を毎日通っていました。それで、僕自身も陣内先生のお人柄にとても惹かれて、地域の方から親しまれてきたこの場所を守っていきたいと思い、診療を引き継ぐことに。それからは月に何度か外来を担当し、2021年4月に正式に継承しました。

クリニックの名称も変更されたと伺いました。

これまでは「陣内外科」という看板を掲げていましたがやわらかい印象にするために平仮名表記にして、新たに「じんないクリニック」としました。僕の名前に変えなかったのは、この地域から「陣内」という名前をなくしたくなかったから。これまでに前院長が築き上げてきた住民の方との絆、そして信頼関係を残していきたいという想いから、あえて僕の苗字である「水野」は出していません。診療内容に関しても、生活習慣病などの内科疾患を含めて幅広く対応しているため、患者さんがより来院しやすいように「外科」という単語をなくしました。でも、陣内先生と同じで僕自身も外科を専門としているので、これまで通り外科領域の診療も続けていきます。

外科を専門とされているのですね。

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日本外科学会外科専門医ということもあり、勤務していた病院では消化器外科や整形外科、脳神経外科など、幅広い診療を行っていました。特に得意としているのは消化器疾患と肛門疾患への手術・治療や、内視鏡をはじめとした検査です。肛門疾患に関しては、現在のコロナ禍においても悩んでいる患者さんは少なくありません。お尻に痛みやかゆみ、出血といった症状があると、それだけで生活の質が低下してしまいますから、当院でもお悩みを解決できるように体制を整えています。手術を選択された場合は、麻酔を使うなどしてなるべく痛みを抑えて日帰りで対応していくほか、女性の方でも気軽に相談していただけるようご希望に応じて女性医師が担当することも可能です。

多様な分野で医療機関だからこそできるサポートを実施

どのような患者さんが来院されていますか?

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年齢層でいうと高齢の患者さんが比較的多く、70歳から100歳を超えている方までが来院されています。相談内容としては、膝や腰・肩の痛みなどの整形外科疾患をはじめ、交通事故による骨折や打撲、睡眠時無呼吸症候群、禁煙治療などさまざまです。年を重ねるにつれて、どうしても運動器の痛みは生じてしまいますから、そうした治療のために専門スタッフによるリハビリテーションも積極的に行っています。またこの辺りには小学校もあり、ケガをされたお子さんが来院されることも。もしも受診するかどうか迷った際は、前もってお電話をしていただいても構いません。これまでの経験を生かして幅広い診療を行っていますし、お子さんへの治療にも対応しているので、どんなことでも気軽に相談してもらえればと思います。

特に注力している治療はありますか?

胃・大腸への内視鏡検査や、痔などの肛門疾患に対する手術と治療に注力しています。ほかにも、生活習慣病予防健診や後期高齢者医療健康診査、特定健康診査、企業健診などの各種健康診断も重視しています。健診を受けていただくことで、病気の早期発見につなげられますし、何もなかったとしてもご自身の体の状態を把握することができます。あるいは、普段なかなか医療機関を受診する機会がないのであれば、病院やクリニックに行くきっかけ、さらには医師にわからないことを質問するきっかけにもなると思うんです。現在はオンライン診療も普及していますが、対面だからこそわかることもありますので、年に一度は健診を通して医師の診察を受けていただきたいですね。

禁煙治療も実施されているそうですね。

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禁煙を希望されている方を対象に、専用の内服薬を用いた治療を行っています。この薬は保険適用で、これまで主流だった貼り薬に比べると治療を続けられる方が多いといわれています。通院頻度としては合計5回、約3ヵ月で治療スケジュールが終了することから、忙しい方にとっても取り入れやすいのではないでしょうか。禁煙治療は一人だと継続するのが難しく、家族のサポートにも限度があるためにハードルが高いと思われがちですが、第三者である僕ら医師が関与することで、適度なプレッシャーのもとで続けていただけると思っています。興味がある方は、ぜひ一度お声がけください。

幅広い世代が気軽に相談できるかかりつけ医をめざす

診療において、大切にしていることは何ですか?

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当たり前のことですが、診察時は必ず患者さんの目を見て話すようにしています。クリニックを受診するということは、何か困りごとや心配ごとがあるわけですから、それらを話してもらえるように、話しやすい雰囲気づくりも心がけていますね。医師だからといって偉そうにしたいとは思いませんし、敬ってもらいたいとも思っていません。医師と患者さんの前に、人と人として対等な立場にあるので、同じ目線で話したいのです。また、幅広く診療しているといっても得手不得手があるので、紹介も含めて患者さんが次のステップにすぐに移れるようなアドバイスをするようにも努めています。

ところで、先生が医師をめざすようになったのはなぜですか?

父が眼科医院を開業していて、診療している様子を幼い頃から見ていたのが大きなきっかけですね。眼科なので患者さんが多く来院されていて、診療は常に時間との闘いでしたが、父は一人ひとりのお話にじっくりと耳を傾けるスタイルを貫いていました。丁寧に時間をかけて診療を進めていく父の姿勢が幼いながらに印象的でしたし、現在の僕自身の診療スタイルにも影響しているのだと思います。「優しい父のようになりたい」という夢がかない、今こうしてクリニックの院長を務めるようになって、話を聞くことの大切さを実感しています。

先生が考える、地域医療の理想像はありますか?

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クリニックの院長としてはまだ駆け出しの身で、多くを語ることはできませんが、「気軽に立ち寄ってもらえる場所」こそが地域医療を担うクリニックの理想像なのではないでしょうか。陣内先生の想いを受け継ぎ、今後も当院が地域の方にとって頼れる存在になりたいですし、そのために努力していきたいと考えています。具体的には、外来だけでなく往診にも注力して、通院が難しくなった患者さんの健康サポートも継続していきたいです。往診は24時間体制で、クリニックだけでなく僕の個人携帯の番号もお渡ししています。だから、何かあったらすぐに連絡していただき、問題を解決できるようなかかりつけ医になりたいと思っています。

今後の展望について教えてください。

患者さんに選択していただける治療法をより増やすために、今後は自由診療にも対応していきます。あとは、整形外科疾患にお悩みの患者さんがたくさん来院されているため、例えば週に一度整形外科を専門とする先生に来てもらうなど、医師2人体制での診察も視野に入れています。僕の専門外である婦人科の先生の診療枠を設けることで、女性の患者さんが来院しやすい環境づくりもしていきたいですね。地域の皆さんにとって、「じんないクリニックに行けば安心」と思ってもらえるような体制を整えていきますので、どんなことでも気軽に相談にお越しください。

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