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噛み方や生活習慣もチェック
生活指導と併せて行う顎関節症治療

いしはた歯科クリニック

(久喜市/久喜駅)

最終更新日:2022/04/01

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  • 保険診療
  • 自由診療

口を動かすたびに音がする、食事をする時に痛みがある、などの症状が特徴で、ひどくなると頭痛や耳鳴りなどに悩まされることにもつながるという顎関節症。適切な診断や治療を受けることができず長年不快な症状に悩まされている人や、いくつもの歯科医院で相談しても症状の改善にまで行きつかない人も多いという。さらにコロナ禍でマスクをするようになり、またリモートワークでのPC作業や、普段下を向いてスマホに集中する際に無意識に上下の奥歯を触れ続ける癖がついてしまい顎関節症になる方も多数来院しているという。「いしはた歯科クリニック」の石幡一樹院長は、顎関節症の豊富な診療経験を武器に、長年にわたって診断・治療を行ってきた顎関節症のスペシャリスト。そんな石幡院長に、顎関節症の原因や、同院の治療の特徴について話を聞いた。

(取材日2022年3月23日)

顎関節症の最も多い要因は噛み方の癖。一人ひとりに合わせた適切な噛み方指導が症状改善の鍵

Q顎関節症の主な症状や種類について教えてください。
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▲一人ひとりの患者にとって適切な治療を実践している

主な症状としては口を開けると音が鳴る、痛みを感じる、動かしにくいなどがあり、まれに頭痛やめまい、耳鳴りなどの症状にまで関係していることもあります。顎関節症は4つの種類に分けられ、「咀嚼筋痛障害」は顎関節を動かす筋肉の炎症で起こり、口を開けるときに痛むことが多いです。「顎関節痛障害」は、顎関節の軟骨や靱帯、関節包などが痛むことで起こるもの。症状は咀嚼筋痛障害に似ていて、無理に動かし続けると炎症が増してしまいます。関節円板が本来の位置からずれて起こる「顎関節円板障害」は、元の位置に戻る復位性と、戻らない非復位性の2パターンがあり、「変形性顎関節症」は、関節円板がずれた状態が続くことで起こります。

Q顎関節症の主な原因は何でしょうか?
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▲複数の原因が重なったときに顎関節症が発症する

8割以上の方の原因は、噛み方にあると考えています。顎関節症を患う方の多くが、「片噛み」といって、物を食べる時に左右どちらかの片方だけで噛む癖があります。いつも片方だけ使っているので顎の筋肉の左右のバランスが崩れて動かしにくくなってしまうのです。あとは同じ側でいつも頬づえをつく、同じ側を下にして就寝するといった日常生活での癖も影響しますし、無意識に歯を触れ合わせる歯列接触癖(TCH)、睡眠時の歯ぎしり、精神的なストレス、顎関節症になりやすい筋肉の性質なども原因として考えられます。顎関節症の診断をする場合には、噛み方の癖や患者さんの生活の様子も詳しくお聞きして総合的に判断する必要があります。

Q顎関節症を放置するとどうなりますか?
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▲長年にわたり診断・治療を行ってきた顎関節症のスペシャリスト

口を動かすたびに顎のつけ根付近で音がするという方は、受診される患者さん以外にも多くいらっしゃるようです。音がしても患者さんご本人が気にしなければ受診・治療には結びつきません。しかしその状態を放置していると、ある日突然口が開かなくなったり、痛みが強くなったりすることもありますし、中には顎から全身のバランスにも影響が及んで、耳鳴り、体のしびれ、片頭痛につながるケースも。そこまでの症状が出てしまうと顎関節症との関連性が見つけづらくなり、根本原因にアプローチするにも難易度が増します。顎のリハビリテーションだけでは対応が難しくなりますし、お悩みが長期化する恐れもあります。

Qこちらのクリニックではどのような治療をされるのですか?
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▲顎関節の変形や腫瘍の有無を確認するためCT検査を実施

まずは鑑別診断を行います。歯科用CTで顎関節周りを撮影し、がんや炎症性疾患、骨の変形の有無を確認の上、顎関節症かどうかの診断をします。顎関節症の場合は、日常生活で無意識に行っている癖を知るためにヒアリングを行い、次に上顎に対して下顎が適切な位置にくるように調整します。具体的には、患者さんの口腔の状態に合わせたマウスピース型の装置を作製し、それを装着することで適切な顎の位置を体に覚えさせるようにするのです。矯正や歯科医師による噛み方の指導以外に、患者さんご自身の努力も必要となりますが、顎関節症の治療には生活習慣における悪い癖の見直しといった行動変容が、改善につながる大きな鍵となります。

Q顎関節症の予防のために日常生活で注意すべきことはありますか?
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▲さまざまな指導やアドバイスをしている

顎関節症は年齢も性別も関係なく起こる疾患で、予防するにはお口だけでなく体全体をバランス良く使うことを意識してください。例えば、日常生活で気をつけていただきたいことを挙げるとすれば、物を食べる時に片方だけで噛まない、頬づえをつかない、横目でテレビを見ない、決まった方向を向いて就寝しない、といったことなどたくさんあります。どれも無意識の癖になっていますから、適切なアドバイスを受けることが重要です。歯ぎしりも顎関節に大きな負担をかけるので、歯ぎしりをする人は歯ぎしり用マウスガードで歯にかかる衝撃を和らげることも必要でしょう。当院では噛み方の指導に加え、こうした日常生活上のアドバイスも行っています。

ドクターからのメッセージ

石幡 一樹院長

顎の不調は必ずしも命に関わるものではありませんが、そこを起点とし全身の不調につながる可能性があります。音や痛み、動かしづらいといったことがあれば、早めの受診をお勧めします。顎関節症の治療で一番大切なことは、正しい知識を持つ歯科医師から適切な指導を受けることです。歯科医院を選ぶ際は、日々更新される新たな情報を取り入れ、患者さんごとに異なる繊細さを必要とする指導や治療を行っているクリニックでの治療をお勧めします。当院は長年顎関節症の治療に取り組み、県外から来院されることもあります。その診断と治療のノウハウ、正しい治療の在り方について、広く歯科医師に伝えることも自分の使命であると考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

顎関節症治療/1万2000円~2万円

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