顔の印象を整え美しい笑顔へ
顔全体のバランスに着目した診療
銀座矯正歯科
(中央区/銀座駅)
最終更新日:2024/04/05


- 自由診療
歯列矯正を受ける際、噛み合わせの治療目的以外に、顔の印象を整えたいと考えている人もいるかもしれない。しかし矯正治療は万能ではなく、歯列矯正による歯並びの改善は期待できても、顎の骨格などが原因で顔全体の印象の変化はあまり期待できない人もいる。「銀座矯正歯科」では、こういった患者のために、歯列矯正治療に加えて、さまざまな方法を用いて、顔全体のバランスを整えることをめざしていくのだという。患者の希望に沿った結果と満足を実現するために、最善を尽くして、矯正治療を提供したいと語る中嶋亮院長に、同院で行っている歯列矯正と、提携している形成外科・口腔外科に委託して行っている顎の手術を組み合わせた方法について教えてもらった。
(取材日2019年2月7日/更新日2024年3月19日)
目次
顎の骨格の補正を念頭に、フェイスラインを整えることを図ることで「美しくなりたい」患者のニーズに応える
- Q一般的な矯正治療と、どのように違うのでしょうか?
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A
▲口腔内だけでなくフェイスライン全体の美しさを追求
一般的な矯正治療は歯並びや噛み合わせの治療を目的としていますが、歯並びだけでなく顔全体のバランス、つまりフェイスラインを美しく整えることを希望される患者さんもいらっしゃいます。その要望に応え、フェイスラインに着目して、そこにもアプローチしていくのが、当院で行っている内容となります。例えば、顎が左右にずれている、下顎が前に出すぎている、逆に引っ込んでいるなど、骨格が原因の問題は、歯列矯正だけでは不十分といえます。下の歯を少し前に倒すなど噛み合わせを調整することは図れても、見た目の変化はあまり期待できないんですね。そのため、まず骨の位置を補正していく必要があり、その後に噛み合わせの調整をします。
- Qどういう場合に、この方法を行うのでしょうか?
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A
▲専門性の高い治療法を提供
骨格が原因でフェイスラインにゆがみやズレなどが生じており、患者さんがその改善を希望されている場合です。繰り返しになりますが、骨格が原因のゆがみやズレについては、矯正治療だけで改善が期待できるわけではないのです。当院では、矯正治療でできること、できないことについて、患者さんにしっかりお伝えした上で、フェイスラインの改善をゴールに設定したい場合は外科手術をすることになることも伝え、どうするかを選んでもらっています。その際の考え方としては、顔を横から見て、鼻の頭と顎の先を一本の線で結んだエステティックラインと呼ばれるものを指標とし、このライン上に上下の唇がくるバランスをイメージしてお話しします。
- Q施術内容について教えてください。
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A
▲日本人の顔のラインに合わせた治療を
実際にはまず、上唇の位置を決めることから始め、唇の位置、形態を決め、歯列をどのように矯正していくか、顎をどのように整えるかを決めていきます。日本人の顔のバランスの傾向として、一般的に下顎、つまりオトガイ部分が小さい人が多く、その場合はこの部分を前に出すことで、フェイスラインにアプローチしていきます。口腔外科領域の治療技術は、近年、飛躍的に進歩し、手術法も確立されてきています。その進歩に合わせて、手術を行う先生の治療技術の向上にも取り組んでいます。
- Q外科手術の後に、歯を動かしていくわけですね。
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A
▲患者の笑顔のために日々勉強に励む
顎の骨の外科手術と歯列矯正を行う場合「サージェリーファースト」といって、まず外科手術を行った上で、矯正治療へと移るのが一般的です。そのほうが治療期間が短くて済むからです。フェイスラインにも着目したこの診療についても基本的にはサージェリーファーストで行っていますが、必ずではありません。先にある程度の矯正治療を行うほうが適する場合もありますので、当院ではより良い結果へと導いていくことを第一とし、期間の短縮に関しては別途工夫して対応しています。
自由診療費用の目安
自由診療とは歯列矯正:裏側矯正/上下140万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/上下115万円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。