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深澤 真一 理事長、中嶋 亮 院長の独自取材記事

銀座矯正歯科

(中央区/銀座駅)

最終更新日:2021/09/09

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銀座・並木通り沿いのビルの一角にあり、舌側(裏側)矯正など専門性の高い矯正治療を得意とする「銀座矯正歯科」を訪ねた。ニューヨーク大学をはじめ国内外で研鑽を積んだ深澤真一理事長を中心に、開業以来20年以上にわたって美しい口元づくりをサポートし続けている矯正専門クリニックだ。2021年1月には、深澤理事長のもとで技術を磨いた中嶋亮先生が院長に就任し、新体制で診療にあたっている。深澤理事長が日本人の口に合わせて開発に携わった小型ブラケットなども用い、患者の多様なニーズに応えて治療に取り組む二人に、クリニックのこれまでの歩みや、外科手術を併用して治療期間を早めることを図る矯正手法、患者の不安に寄り添うサポート体制など、さまざまな角度から話を聞いた。
(取材日2021年2月25日)

見えないプロセスにも妥協せず、質の高い治療を追求

開業されて20年以上たちますが、今やこの地域は矯正歯科の激戦区ですね。

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【深澤理事長】開業した当初は、歯の裏側から装置をつける舌側矯正を手がけるクリニックは多くありませんでした。勤務医時代に担当していた患者さんが「これからも先生に診てほしい」と言ってこちらに来院してくださったりと、徐々に患者さんが増え、都内はもちろん、全国各地から足を運んでいただけるようになりました。銀座は都内外からアクセスしやすく便利な立地ということもあって、今ではこの周辺だけでも矯正歯科が15件以上はあります。その中にあって、多くの患者さんが当院を信頼して選んでくださっていると思うと、率直にうれしいですね。

中嶋先生が院長に就任され、クリニックとしても新体制になりました。

【深澤理事長】中嶋先生は当院で8年ほど、多くの患者さんの治療を担当してきました。これからは診療のメインを中嶋先生にお任せし、私は治療計画の策定や装置の製作などの業務に軸足を移したいと思っているんです。歯科診療においては、患者さんを診る時間ももちろん大切ですが、治療計画や装置の設計を検討したりといった「患者さんには見えないプロセス」が多く存在します。料理に例えるなら、上質なおいしい一皿を作るための「仕込み」の段階。そこを私が担当し、じっくり手間をかけることで、よりスムーズで質の高い治療につなげていきたいと思っています。
【中嶋院長】新体制になったとはいえ、何かが大きく変わるわけではありません。これまでと同様に患者さんとじっくり対話を重ねて、なりたい口元や理想とする顔立ちなどのイメージをすり合わせ、患者さんがめざすゴールに向かって一緒に頑張っていきたいと思っています。

舌側矯正をはじめ、こちらのクリニックが得意とする治療について教えてください。

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【深澤理事長】舌側矯正は、ブラケットと呼ばれる矯正器具を歯の裏側に装着する矯正方法です。正面から装置がほとんど見えないので、人目をあまり気にせず矯正治療を続けられるということが一番のメリットだと思います。振り返ると、舌側矯正の技術が日本に入ってきた頃、欧米人向けのブラケットは顎の小さい日本人には大きすぎるものでした。そこで私はアメリカのメーカーと協力し、日本人の口に合わせた小型ブラケットの開発にも携わりました。2009年には厚生労働省の薬事承認も得、違和感やストレスが軽減されるため、多くの患者さんに喜んでいただけているのではないでしょうか。この装置に外科的処置とアンカースクリューを併用するなど、周囲に気づかれにくく、通常より短期間で歯を動かすことをめざした矯正治療を数多く手がけています。

骨にアプローチする外科手術を併用し、治療期間短縮を

中嶋院長は以前、大学病院で臨床の傍ら、研究にも携わられていたそうですね。

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【中嶋院長】大学院修了後、医局に残って臨床、研究、学生の教育にあたっていました。大学院時代から約8年にわたって、矯正による歯の移動速度を早めるための研究を手がける中で、自然治癒力を利用して通常より早く歯を動かすことをめざす「コルチコトミー併用矯正」を臨床現場で実践されている深澤先生の存在を知りました。知人の紹介で当院を見学させていただいて、先生の技術を目の当たりにし、ぜひ私も深澤先生のもとで学びたいと強く思い、2013年からこちらで勤務させていただくことになりました。深澤先生のもとでは矯正治療の技術にとどまらず、歯周病学や噛み合わせ、顎関節に関することなど、大学で学んだこと以上に多岐にわたって知識を深めることができました。こちらに来たことで、私自身の歯科医師としての幅が広がったと自負しています。

通常より早く歯を動かすための治療法があるのですね。もう少し詳しく教えてください。

【深澤理事長】骨に直接アプローチする手術と、アンカースクリューというネジを支点に歯を動かす矯正法を併用することで、短期間で矯正を行うことをめざす方法です。日本ではあまり知られていませんが、アメリカや韓国などでは注目されている手術法を応用しています。具体的には、歯を支えている骨の表面に外科手術でヒビを入れ、骨が修復しようとする力を利用しながら、アンカースクリューと矯正装置の併用で歯を動かしていきます。手術時間は1時間ほど。この手法は、歯根吸収を抑えながら矯正を進めやすいほか、抜歯せずに治療できるケースが多いといった利点があります。

マウスピース型装置を用いた矯正にも対応されているそうですね。

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【中嶋院長】当院の患者さんのうち8割以上が舌側矯正を選択されていますが、舌側矯正の専門歯科医院というわけではありません。どの装置を選んでも、それはめざすゴールに向けた「道順」が違うというだけのこと。患者さんのご希望や各種検査結果を踏まえ、私たちと患者さんがじっくり話し合って最適なゴールを設定することさえできれば、どういう道順をたどっても構わないと考えています。ただし、装置によって得意不得意、装着時のメリットやデメリットがそれぞれにありますから、そうした情報を十分にお伝えしながら、装置を選んでいただいています。

徹底したサポート体制で患者のさまざまな不安を解消

こちらでは、トリートメントコーディネーターなどのスタッフが活躍されていますね。

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【深澤理事長】治療について患者さんに説明する際、できるだけわかりやすく説明するように心がけていますが、実際私たち歯科医師の言葉だけでは、患者さんに十分伝わらないこともあるようです。当院では治療をよりよいものとするため、歯科医師による説明の前後でトリートメントコーディネーター(TC)とのカウンセリングの時間を設け、患者さんのさまざまな不安を解消できるよう努めています。歯科医師の説明でわかりにくかった点をTCがかみ砕いて解説したり、歯科医師に直接言い出しづらいちょっとした心配事にも、患者さんと同じ目線に立ってアドバイスします。さらに常勤の技工士、衛生士らを交えたスタッフ相互で情報共有を欠かさず、チームワークを大切に日々の診療にあたっています。

今後、注力されていきたいことはありますか?

【中嶋院長】治療において一番大切なのは、医療としての安全性。治療計画を立てる上でも、患者さんの体にとって無理のないように常に意識しています。また、当院は治療のステップが多少複雑なため、今後はそうした一連の内容をわかりやすく患者さんにお伝えできるよう、視覚に訴えるツールを用いるなど、より一層ブラッシュアップしていけたらと思っています。そして、多くの方に矯正治療に興味を持っていただくためにSNSを活用した情報発信にも力を入れ、矯正が「心身をよりハッピーに、より健康にしてくれるための治療」だということを広く伝えていきたいですね。

最後に読者に向けて一言メッセージをお願いします。

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【深澤理事長】開業当初と比べると、最近は単に歯並びをきれいに整えることにとどまらず、審美的に顔全体のバランスを整えたいという明確なイメージを持って来院される方が多くなり、患者さんの意識の高まりを感じます。当院がこれまで積み上げてきたノウハウを生かし、今後は女性の口元の美しさを後押しする治療に力を注いでいきたいですね。
【中嶋院長】なぜ矯正したいと思ったのか、どういうふうになりたいのか、治療を受けるにあたってどんなことを不安に感じているのか、ぜひ率直なお気持ちを聞かせていただきたいと思っています。結婚式や就職、転居、留学など社会的な事情で治療できる期間が限られている場合も、どうぞお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

舌側(裏側)矯正/121万~148万5000円(症状によって異なる)、コルチコトミー法を用いた矯正/275万~385万円(症状、装置によって異なる)、マウスピース型装置を用いた矯正/上下130万円~、外科的処置を併用した矯正/上下80万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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