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女性同士だからこそ話せることも
女性のための健康相談室

安井医院

(豊島区/駒込駅)

最終更新日:2021/10/12

安井医院 女性同士だからこそ話せることも 女性のための健康相談室 安井医院 女性同士だからこそ話せることも 女性のための健康相談室

仕事、家事、育児、介護など、さまざまな役割をこなす現代女性。体や心の不調を感じたり、家族の健康管理について悩みを抱えても、「何科に相談すべきかわからない」と一人で抱え込んでしまう女性も少なくない。そんなときぜひ利用してほしいのが、女性医師にどんなことでも気軽に相談ができる、安井医院の「女性のための健康相談室」。自身の体調だけでなく、家族の介護や子どもの発達障害に至るまで、女性の抱える多様な悩みに耳を傾ける細谷眞澄院長に、相談室の方針やサポート内容など、詳しいお話をお聞きした。

(取材日2014年6月5日)

女性特有の体や心の悩みから、家族の介護、発達障害の相談まで。がんばる現代女性をトータルにサポート

Q「女性のための健康相談室」では、どんなことを相談できますか?
A
安井医院 駒込の地で約70年間、地元に愛され続けるかかりつけ医

▲駒込の地で約70年間、地元に愛され続けるかかりつけ医

頭痛や腹痛など原因不明の体のトラブル、更年期障害や生理不順など婦人科系の悩み、子どもの発達障害やご家族の介護に関する相談にも対応させていただきます。もちろん体の問題に限らず、心に抱えている悩みも遠慮なくご相談いただいてけっこうです。特にここ最近は、精神的トラブルが原因で来院なさる方が多くなっています。また、最初は単なる体調不良だと思っていても、実は心に問題があったというケースも少なくありません。たとえば、「偏頭痛がひどくて会社に行けない」という女性の話をじっくり聞いていくうちに、職場の対人関係のストレスが原因だったとわかったこともありました。ドクターもスタッフも全員女性ですから、なかなか人には話しづらいデリケートな悩みでも、安心してご相談していただけると思います。

Q相談室を設置しようと考えた理由を聞かせてください。
A
安井医院 早期にカウンセリングを行えば、病気の予防にもつながる

▲早期にカウンセリングを行えば、病気の予防にもつながる

当院は約15年前にこの相談室を設置しました。今でこそ精神科や心療内科が増えていますが、当時はそういったクリニックが非常に少なかったので、女性たちが心の不安やトラブルを相談できる場所がなかったのです。普段の診療の中でお話を聞くこともできますが、時間に限りがあり周囲の目も気になるかと思います。開設にあたっては、当院の女性患者さんにアンケートを実施し、その声を反映させて診療内容や料金を設定しました。一番多かった要望は、やはり「じっくり話を聞いてほしい」ということ。その思いに応えるべく、当院は予約制でカウンセリングを行い、一人の患者さんに30分以上お話を聞くようにしています。

Q女性の悩みを聞く際に気をつけていることはありますか?
A
安井医院 ゆっくり話をする中で解決の糸口が見つかるケースも多い

▲ゆっくり話をする中で解決の糸口が見つかるケースも多い

患者さんの目を見て話すこと、そして時間をかけて丁寧に話を聞くことです。最初から「どこがどんな風に具合が悪いですか?」と質問をぶつけるのではなく、まずは他愛もない会話から始めて、患者さんに心を開いていただけるようにしています。じっくり話を聞いているうちに、体の不調ではなく心の不調が発覚することも多いのです。相談を聞いていくうちに、表情が明るくなり、今後のことも前向きに考えるようになる方もいらっしゃいます。当院では適宜、投薬治療や漢方治療をおすすめしていますが、使用する薬や漢方も、患者さんの話を詳細に聞いて最適なものを見極めるようにこころがけています。特に漢方は、患者さんに合ったものを処方できれば、短期間で効果が発揮されることもあるのです。

Q介護問題に関するサポートも充実しているとお聞きしました。
A
安井医院 訪問診療を行っているほか、介護申請手続きも親切にサポート

▲訪問診療を行っているほか、介護申請手続きも親切にサポート

家族の介護問題は突然やってくるものなので、いざというときに知識がなく、悩んでしまう方も多いでしょう。そんな方々のために、当院では様々な形でサポートを行っています。例えば近年は介護保険が非常に充実していますが、被保険者になるためには「介護認定申請」が必要です。その申請方法や必要書類の記入方法なども、当院でレクチャーさせていただきます。また、ケアマネージャーなどの介護協力者にドクターの立場から意見を述べて、よりスムーズな介護が実現するお手伝いもしています。具体的には、今後の介護計画や、患者さんの体調が変化したときの対処法などを共有します。当院では訪問診療も行っていますので、患者さんの日常生活の様子を把握した上で、介護のご相談に応じることが可能です。

Q子どもの発達障害について、診療方針を聞かせてください。
A
安井医院 東京大学医学部付属病院にて、発達障害を学んだ細谷院長

▲東京大学医学部付属病院にて、発達障害を学んだ細谷院長

自分の子どもが発達障害かもしれないと悩む保護者の方の話を丁寧に聞いて、まずは本当に発達障害かどうかを見極めます。発達障害だということが判明した場合は、ご家族がショックを受けないように、気持ちを考慮しながら説明をします。発達障害は治療をすれば治る病気ですし、日常生活に支障がないレベルまで改善することも可能です。そういったこともきちん説明してさしあげれば、ご家族もだいぶ前向きな気持ちで病気と向き合うことができるのです。もちろん、必要に応じて専門のクリニックもご紹介させていただきます。落ち着きがない、話が聞けない、座っていられないなどのお子様の症状が気になるときは、一人で悩まずに一度ご相談くださいね。

ドクターからのメッセージ

細谷眞澄院長

症状は色々あるけれど、誰に相談をしたら良いのかわからないときには、ぜひ一度当院に足を運んでみてください。ゆっくりとお話しを聞きながら問題点を整理して、必要な検査をお勧めしたり、専門医をご紹介することも可能です。「何でも相談ができるかかるつけ医」として、どんな相談でも受けたいと思っています。家族全員で受診していただければ、より色々な問題に気づくこともできますので、家族みんなで通っていただけるようなクリニックを目指したいと思います。現在は相談室の診療日は木曜日のみですが、時間が許せば他の曜日でも診療を受け付けることもありますので、まずはお電話でお問い合わせいただければと思います。

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