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放置してはいけない糖尿病
自覚症状がなくても専門家に相談を

溝の口おかもと糖尿病内科

(川崎市高津区/溝の口駅)

最終更新日:2023/05/22

溝の口おかもと糖尿病内科 放置してはいけない糖尿病 自覚症状がなくても専門家に相談を 溝の口おかもと糖尿病内科 放置してはいけない糖尿病 自覚症状がなくても専門家に相談を
  • 保険診療

国内におよそ1000万人もの患者がいるとされる糖尿病。「自身はもちろん、家族や友人を含めると、糖尿病とまったく関わりのない人はいないのではないかと思えるほど。糖尿病はもはや国民病といえる存在なのです」と、「溝の口おかもと糖尿病内科」の岡本芳久院長は話す。そんな身近な疾患でありながら、糖尿病について正しく理解している人は限られており、適切な治療を受けられている人も限定的であるという現状に岡本院長は深い懸念を抱いているという。専門クリニックで診療する立場から改めて糖尿病について解説してもらった。

(取材日2023年4月18日)

一人ひとりの背景に合わせた方法をコーディネートし、続けられる糖尿病治療に

Q糖尿病とはどのような病気ですか?
A
溝の口おかもと糖尿病内科 地域の糖尿病治療を一手に担うという意気込みで開院

▲地域の糖尿病治療を一手に担うという意気込みで開院

遺伝や生活習慣など、何らかの原因によりインスリンが阻害され、血液中の糖が高まるのが糖尿病です。血液検査で血糖値やヘモグロビンA1c(HbA1c)を測定し、別日の検査で2回以上または典型的な高血糖症状を伴う場合は1回でも一定の水準を超えると糖尿病と診断されます。1型と2型があり、発症から急激に悪化する劇症1型糖尿病などさまざまな病態が発見されています。糖尿病は食生活と関わる部分が大きいのは確かですが、すべてが食生活に起因するものではありません。「悪い食生活を続けたのだから自己責任」という偏見がつきまとい、指摘されても診断を受けたがらなかったり、治療を後回しにしたりする方が多いことは問題です。

Q糖尿病を放っておくとどのような危険が潜んでいますか?
A
溝の口おかもと糖尿病内科 多職種が連携したチーム医療を提供している

▲多職種が連携したチーム医療を提供している

糖尿病により血糖値の高い状態が続くと、全身の血管が影響を受けてしまいます。血管の壁がダメージを受け、もろくなってしまうのです。これが目の網膜の細かい血管で起こると糖尿病性網膜症となり、ときには失明に至ることも。腎臓の血管で起こるのが糖尿病性腎症で、人工透析が必要となることで著しくQOLを低下させてしまいます。合併症として広く知られるこれらのほかにも、心臓や脳の血管がダメージを受けることで、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まるのも心配です。糖尿病は一度発症すると基本的に治癒することはない病気であるため、適切な治療を受けながら上手に状態をコントロールし、これらのリスクを避けていくことが大切です。

Qどのような治療を行うのでしょうか?
A
溝の口おかもと糖尿病内科 わかりやすい丁寧な説明を心がけている

▲わかりやすい丁寧な説明を心がけている

インスリンを補うための薬やその働きを助けるための薬、血糖値を下げるための薬などを使って治療します。大きく分けて注射薬と内服薬がありますが、ここ数年で研究開発が進み、その選択肢も大きく広がりました。「インスリン注射は毎日打たなくてはならないもの」と思い込んでいらっしゃる方も多いですが、今は週に1度の注射で効果を期待できるものもあります。併せて、血糖値を上げない生活習慣も大切で、管理栄養士も交えての食事指導や運動指導も行います。軽度の場合、まずは食事療法と運動療法で血糖値の改善をめざし、その後、必要に応じて薬物療法に入るのが基本的な流れです。

Q糖尿病専門であるこちらのクリニックの特徴は?
A
溝の口おかもと糖尿病内科 HbA1cの検査結果が即日わかる大学病院レベルの検査機器

▲HbA1cの検査結果が即日わかる大学病院レベルの検査機器

長く糖尿病の研究や臨床に関わってきた経験を生かし、新しい知見に基づく診療がかなうのが最大の特徴です。糖尿病治療の分野は進化が目覚ましく、10年前の常識がいまや非常識ということも。当院では治療の選択肢も幅広く用意しています。また、大学病院などと同じレベルの機器で迅速検査が行えることも特徴で、即日結果が得られるので、受診当日の検査結果を反映した治療が提案できます。さらに、管理栄養士が在籍しており、食生活の面からの実践的アドバイスを提供できるのも特徴となっています。

Q先生が糖尿病治療において大切にしていることを教えてください。
A
溝の口おかもと糖尿病内科 患者とのコミュニケーションを大切に、治療を進める

▲患者とのコミュニケーションを大切に、治療を進める

薬さえ飲めば即完治とはいかず、継続的に状態をコントロールする必要がある糖尿病治療では、「続ける」ことが何より重要です。患者さんそれぞれの背景に合わせた続けられる治療をご提案し、モチベーションを維持する声がけを心がけています。「叱る」より「褒める」、「できなかったことよりできたことを見つける」など、医師の対応が患者さんの意識を支えることもあると思うのです。国内の糖尿病研究・診療をリードして来られ、私も若い頃に指導いただいた花房俊昭先生より「患者さんへの共感が大切」という教えを受け、そちらも参考にしながら診療しています。

ドクターからのメッセージ

岡本 芳久院長

糖尿病研究の前線で活躍する先生方の仕事を間近に見てきました。そういう方に共通しているのは、「よく診ている」こと。患者さんを、症状を、とにかくよく診ることが、新たな発見へとつながるのです。診療においても同様で、「糖尿病」という病名でひと括りにするのではなく、一人ひとりの患者さんと病態、その背景にあるものをつぶさに観察することから、良い治療が提案できると感じています。当院では現在の知見に基づく、一人ひとりに合わせた糖尿病治療を実践しています。異常を指摘されながらいまだ受診に至っていない方、これまでの糖尿病治療に不安をお持ちの方、以前治療を受けていたが中断してしまった方など、ぜひご相談ください。

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