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井川 浩海 院長の独自取材記事

いかわデンタルクリニック豊田

(日野市/豊田駅)

最終更新日:2023/01/13

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JR中央線豊田駅から徒歩3分のところに、2022年11月1日にオープンしたばかりの「いかわデンタルクリニック豊田」。穏やかで丁寧な語り口の井川浩海院長は口腔外科出身で、欧米基準の治療を求める患者が多く集まる都内の歯科医院で研鑽を積み開業。月の満ち欠けをモチーフにしたロゴに合わせて、天井の高い待合室では月を見上げるような雰囲気を演出。院内は、月の持つやわらかなイメージと合わせてナチュラルな雰囲気でまとめられている。老若男女、幅広い層の患者が長く通う地域のかかりつけ医をめざす井川院長に、治療スタイルやポリシーなどさまざまな話を聞いた。

(取材日2022年12月14日)

地域のかかりつけ医として口腔の健康を守りたい

2022年11月1日に開業されたばかりですね。

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開業に先立ち「歯科見学会」として内覧会を開催させていただきました。立地が良いこともあって、たくさんの方においでいただき感謝の気持ちでいっぱいです。おかげさまで開業初日にもかかわらず患者さんの予約枠が埋まり、順調にスタートさせていただいています。当院は土曜日も午前と午後の両方の時間帯に診察していますが、土曜しか通院できない患者さんも多く、たくさんの予約をいただいていますね。ご高齢の方も多いのですが、新しいマンションや学校もたくさんありますので、小さいお子さんから学生さん、現役世代の方など幅広い年齢層の患者さんがご来院くださっています。これから地域のかかりつけの歯科医院として、長くお付き合いいただければありがたいです。

口腔外科のご出身で、大学病院や都内外の歯科医院で研鑽を積まれたそうですね。

私は大学卒業後、山梨大学医学部歯科口腔外科学講座で医学博士を取得し、抜歯の難症例などさまざまな難しい症例に対応してきました。その後は、都内などの歯科クリニックで勤務していましたが、中でも都内の外資系企業や大使館などが集まる地域の歯科医院に勤務していた当時は、海外からの駐在員などの患者さんから治療も説明も接遇もハイレベルな欧米基準治療を求められました。他の歯科医師の先生方やスタッフ、患者さんからもたくさん学ばせていただき、この経験から今の私の診療スタイルの基礎を築くことができたと思っています。骨造成を伴うインプラント治療、親知らずの抜歯、セラミック治療、マイクロスコープを使った精密根管治療、食いしばりに対するマウスピースを用いた治療など多彩な治療を専門的に行っていました。

ファミリーで通う患者さんも増えているのですか?

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広いキッズスペースも用意しましたので、ぜひご家族でおいでください。虫歯などのトラブルがない小さい頃から定期的に通ってくだされば、もし治療が必要になっても、小さい処置で済めばお子さんが歯科医院嫌いになる可能性を低くできるのではないかと思います。そのまま定期検診の習慣をつけてもらえれば、一生大きな処置をしなくて済むかもしれません。これまでの経験で、10代でのお口のケアがしっかりできた方とそうでない方でその後の10年、20年先のお口の健康にかなり差が出るという実感があります。

さまざまなツールを使ってわかりやすく説明

患者さんへの丁寧でわかりやすい説明を意識されてるとか。

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難しい言葉を使わずにわかりやすい説明を心がけています。お話しするだけではわかりにくいでしょうから、画像や写真も使い、お口の中の写真も撮らせていただき、そういったツールをタブレット端末に集約して説明しています。歯科用CTの画像はユニットごとの大型モニターでご覧いただけます。治療の前後にはお口の中の写真も撮影し見ていただいています。百聞は一見にしかずと言うように、患者さんにどうしたら理解してもらえるか、納得して治療を受けてもらえるのか日々考えています。また、なるべく初診時には45分から1時間程度のお時間をいただき、エックス線などの検査をして、互いの理解を深めたいと思っています。

インプラントや親知らずなどの抜歯も得意とされているようですね。

勤務していた都内の歯科医院はできる限り自院で対応する方針でしたので、一般的な歯科医院よりも難症例に数多く対応していました。無理は決してしませんが、過去にこれ以上の治療は難しいとの判断で治療を諦めていた方も、もしよろしければ一度ご相談ください。治療の進歩や私のこれまでの経験から何らかの活路が見いだせるかもしれません。インプラントは有用な治療方法と考えますが、患者さんごとに適した治療法は違います。今は埋入するインプラント体の本数を少なくして入れ歯と併用する方法もありますし、そもそもインプラント治療の前に、噛み合わせのチェックも必要です。歯を失ったらインプラントを、ということではありません。また抜歯は矯正の先生からのご依頼も多いですね。持病のある方は、主治医の内科の先生とお手紙のやりとりをして連携を取って進めます。内科だけでなく整形外科、耳鼻咽喉科など必要に応じネットワークを築いていきたいです。

地域のかかりつけ医として予防も重視されています。

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すでに治療が進んでいる方はそれ以上悪化させないことが目標です。そのためには、なぜ治療をすることになったのか、原因を理解していただくことが大切。この原因でこの治療が必要だと理解した上で治療を受けていただければ、それがモチベーションとなりその後のメンテナンスの大切さも実感できると思います。ただ歯科医師の指示に従って漫然と通っているだけでは、また何かトラブルが起こったときに「なぜ?」という思いばかりが大きくなって次の治療にも予防にも取り組めなくなってしまうのではないでしょうか。リスクの高いところを私たちと患者さんの間で共有して理解し合っていることが、治療の基本になると思います。

尊敬と感謝の心で行う診療

お口の「開く量」にも着目されているそうですね。

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あまり患者さんは日頃気にされないと思いますが、お口が開く量が少ない方は食いしばりや親知らずなどさまざまな要因をお持ちで、お口の力のバランスがおかしくなってしまっていることが多いのです。お口がきちんと開かないと知覚過敏になったり、歯が割れたり、いろいろな弊害があります。またあまりにも開かないと抜歯などの処置ができないこともあります。新型コロナウイルス感染症流行下のマスク生活でのコミュニケーションの減少、スマートフォンの普及によるストレートネックなどが原因で咬筋という噛むための筋肉に過剰な力がかかってしまうのです。私は都内の歯科医院勤務時代から、この治療を専門的に行っています。患者さんご自身が気づくことは難しい病気ですから、顎の動きなどを見て積極的かつ穏やかに患者さんにお伝えしていきたいと思います。

日々の診療で心がけていることは何ですか?

歯科医院は積極的に行きたいところではないと思います。それでも来院してくださっていることに対し、感謝と尊敬の気持ちでいっぱいです。治療ではできる限り歯を残したいのは本音ですが、ライフステージやライフスタイルといった患者さん個人の生活を踏まえた治療の提案をしたいと思っています。大学病院勤務時代には余命わずかなご高齢の患者さんにも接してきましたし、小さいお子さんを含めたほぼ全世代の患者さんを診療してきました。例えば寝たきりになったとき、治療も困難な歯が残されていて、適切なケアもできず困ることもあります。また、改善の見込みのない治療に時間や費用をかけるのも問題でしょう。治療する場合、今後のことを見越した治療をご提案することも、私たち歯科医師の使命だと考えています。私たちも患者さんも頑張って治療したのに結局残せなかったというのは、あまりにも悲しいですからね。

今後の展望について教えてください。

昨今の半導体不足の影響で、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)がまだ届いていないのですが、導入されれば精密な根管治療をはじめ、より精密に診断をしていったり治療へとつなげることが可能となります。これまでの歯科医師の勘や経験に頼った根管治療に比べ、再発リスクの低下が期待できます。何度治療しても痛みが取れない、治療を繰り返してついに歯を失った、といったトラブルの可能性を少なくできるでしょう。

読者へのメッセージをお願いします。

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お口のお悩みを抱えていらっしゃる方は多いと思います。患者さんが問題だと感じている場所の原因が実はまったく違う場所だった、ということは案外多いのです。お口の中はいちばん身近ですが、自分ではよくわからないところでもあります。気になることがあればぜひご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/45万1000円~、骨造成/11万円~、ホワイトニング/2万1780円~、セラミック治療/6万6000円~

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