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歯の病気を防ぐだけが目的ではない
予防歯科を受けるメリットとは

永福町駅前歯科・矯正歯科・小児歯科

(杉並区/永福町駅)

最終更新日:2025/05/01

永福町駅前歯科・矯正歯科・小児歯科 歯の病気を防ぐだけが目的ではない 予防歯科を受けるメリットとは 永福町駅前歯科・矯正歯科・小児歯科 歯の病気を防ぐだけが目的ではない 予防歯科を受けるメリットとは
  • 保険診療

予防歯科は口腔内を清潔にするために受けるもの……。そう思っている人も多いだろう。「永福町駅前歯科・矯正歯科・小児歯科」の森田剛大院長によると、予防歯科の目的はそれだけではない。歯科医院でのクリーニングや自宅でのセルフケアで虫歯・歯周病の予防をめざすと同時に、口腔トラブルを未然に防ぐ、もしくは早期に発見するために受けるのが予防歯科だという。顎関節のずれや噛み合わせの問題、腫瘍などのできもの、年齢を重ねて口腔機能が衰える「オーラルフレイル」など、歯や口にはさまざまな問題が潜んでいるそうだ。総合的な歯科診療を行う同院では、予防歯科にどのように取り組んでいるのか。森田院長に話を聞いた。

(取材日2025年4月10日)

口腔トラブルの早期発見や進行抑制に有用な予防歯科。定期的な受診や歯科医師との会話が早期発見の鍵に

Q予防歯科とは何のために受けるものなのですか?
A
永福町駅前歯科・矯正歯科・小児歯科 患者の口腔内の現状や予防の重要性を、患者に丁寧に説明する

▲患者の口腔内の現状や予防の重要性を、患者に丁寧に説明する

予防歯科の目的は口腔トラブルを未然に防ぐ、もしくは早期に発見すること。これは虫歯や歯周病に限ったことではなく、顎関節のずれや噛み合わせの問題、お口の中にできる腫瘍、あるいは口腔機能の衰えも「口腔トラブル」の一種です。歯の表面や隙間をきれいにすることも大切なのですが、それ以外にもチェックポイントは多岐にわたるのです。日頃から予防歯科を受けていれば「知らぬ間に悪化してしまった」というリスクを減らせますし、治療後にもしっかりとメンテナンスや予防歯科を受けることが、口腔内の健康を保つことにつながります。

Q口腔内をきれいにするだけではないのですね。
A
永福町駅前歯科・矯正歯科・小児歯科 セルフケアのアドバイスも丁寧に対応

▲セルフケアのアドバイスも丁寧に対応

特に当院では、歯の状態と口の機能を総合的に診ていますからね。例えば歯はピカピカでも腫瘍ができてしまったり、食いしばりで過剰な力がかかって歯が傾いていたり、それでは健康なお口とはいえません。悪性腫瘍の疑いがある、重度の顎関節症が見られるなど、場合によっては他科や大学病院に紹介する必要があるでしょう。また、高齢化が進む現代において健康と介護は無視できない問題です。足腰など体の機能が衰えてくるように、歯科の分野でも、年齢を重ねて口腔機能が衰える「オーラルフレイル」が問題視されています。このように歯や口にはさまざまな問題が潜んでいるんですよ。

Qオーラルフレイルはどのようにして見つかるのでしょうか?
A
永福町駅前歯科・矯正歯科・小児歯科 多職種が一丸となり、チームで患者をサポートする

▲多職種が一丸となり、チームで患者をサポートする

口腔機能が衰えると、「しゃべりにくい」「噛みづらい」「むせる」などの症状を自覚したり、唾液の量が減少したりします。当院では症状やご希望に応じて、舌圧や唾液量の測定を実施。オーラルフレイルの早期発見につなげて、舌や筋肉のトレーニング方法をお伝えしています。また、これまでしっかりとできていた歯磨きがある時期からできなくなった場合、もしかすると手の動きや認知機能の衰えがあるのかもしれません。定期的に予防歯科を受けていれば、診療や会話を通じて、歯科医師や歯科衛生士がそれらの異変に気づきやすくなりますね。

Q予防歯科はどなたがメインで行うのでしょうか?
A
永福町駅前歯科・矯正歯科・小児歯科 定期検診では普段のブラッシングの癖などを確認

▲定期検診では普段のブラッシングの癖などを確認

クリーニングなどは歯科衛生士が中心となって行います。当院の歯科衛生士たちはとても勉強熱心。口腔衛生の基本知識に加えて、オーラルフレイルや矯正など、各自が興味のある分野について学びを深めているんですよ。お口の現状に関するわかりやすい説明も歯科衛生士の得意分野です。その後は歯科医師による口腔内全体のチェックを行い、必要に応じて治療を進めます。ですがこのように歯科医院でのケアを月に1回受けたとしても、残る29日は患者さん自身によるご自宅でのセルフケアが必要です。そのため当院では、歯ブラシ選びのアドバイスやブラッシング指導にも力を入れています。

Q予防歯科において重視していることをお聞かせください。
A
永福町駅前歯科・矯正歯科・小児歯科 定期的に口腔内を診ることにより、歯のダメージを最小限に抑える

▲定期的に口腔内を診ることにより、歯のダメージを最小限に抑える

虫歯や歯周病はいきなり0が100になるわけではありません。定期的にお口の中を診ることで、それらが小さいうちに発見することが可能になります。磨き残しなどをお伝えして患者さんにもご自宅でケアを頑張っていただき、フッ素塗布や最小限の治療で済む状態にとどめておきたいですね。それ以外の粘膜や顎関節、噛み合わせ、オーラルフレイルなどの問題も同様で、早く発見できれば最小限の処置や治療で済む可能性が高まります。お口の中に新たなトラブルをつくらない、もし生じても早めの対応でそれ以上進行させない。そのような思いで予防歯科に取り組んでいます。

ドクターからのメッセージ

森田 剛大院長

歯科医院で定期的にチェックを受けていれば、口腔内が崩壊してしまうリスクの減少につなげることができると思います。歯科医院でのケアとセルフケアで、虫歯や歯周病に悩まないお口をつくりましょう。腫瘍やオーラルフレイルも患者さんご自身では発見しにくいかもしれませんが、もし気になることがあれば何でもご相談ください。例えば口臭のお悩みの裏には、虫歯や歯周病、もしくはオーラルフレイルが潜んでいるかもしれません。患者さんのお口の健康を守るために、私たちが専門家の目でしっかりと確認いたします。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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