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歯茎がしみる、痩せて後退する
知覚過敏や歯周病について

あいおい歯科 恵比寿駅東口医院

(渋谷区/恵比寿駅)

最終更新日:2020/12/02

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  • 保険診療

冷たい飲み物を飲んだ時などに歯茎がキーンとしみたり、歯茎が後退して薄くなり、歯が長く見えるようになったりすることがある。このような歯茎のトラブルは、知覚過敏や歯周病が原因であることが多いようだ。放置していると、歯や歯茎へのダメージがひどくなり、治療が大がかりになることも。そこで、知覚過敏や歯周病の治療に注目する「あいおい歯科 恵比寿駅東口医院」渡邉大祐院長に、歯茎がしみる原因や治療方法について取材した。渡邉院長は「歯や歯茎がしみる時や、歯茎の後退を感じたら、歯科クリニックを受診してほしい」と語る。ぜひ渡邉院長の話を参考にして歯や歯茎の健康を守ってほしい。 (取材日2020年11月10日)

歯茎がしみる、歯茎が後退して痛みがある。定期的なメンテナンスと、ブラッシングで解決していきたい

Qまず、歯茎がしみる原因について教えてください。
A
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▲歯茎がしみる原因について話す渡邉院長

歯茎がしみる場合、虫歯や歯髄炎、歯周病、知覚過敏、ホワイトニングの副作用などさまざまな要因が考えられ、また、歯と歯茎は接触しているので、どちらの痛みなのか区別がつかないことも少なくありません。最も多いと考えられるのは、歯周病が原因で歯茎が痩せて下がったり、後退したりしている場合です。 また、毎日の歯磨きの際に力が入り過ぎて、歯茎が神経の近くまでえぐれたり、歯ぎしりで歯のくびれた部分に力がかかって欠けたりして知覚過敏になっていることも考えられます。虫歯も原因の一つですが、虫歯の場合は、しみると感じるのはごく初期の短い間で、しみるというより、痛みを感じるのではないかと思います。

Q歯茎が痩せる場合の、対処法はありますか?
A
2

▲プライバシーに配慮した診療室

歯茎が痩せて後退する歯肉退縮は、主に歯周病が原因です。日本人の成人の8割以上は歯周病に感染しているといわれ、多くの人は30代後半から40代に歯肉退縮が始まります。本来、歯は骨に埋まっており骨の部分を歯茎が覆っていますが、歯周病によって歯茎が下がり、本来埋まっている歯の根元が露出して刺激を受けるようになります。ですから対処法としては、歯石や汚れをきれいに取り除き、正しいブラッシングなど歯周病のケアを行っていくことになります。重症になると、外科手術で歯茎を元に戻す方法も行われますが、歯茎を切って開いたり縫ったりと大がかりになります。そこまで重症になる前に、歯周病のケアを始めることが大切です。

Q知覚過敏で歯がしみる場合、どのような対処法がありますか?
A
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▲誤ったブラッシングで歯の表面のエナメル質などが剥がれることも

歯の表面は、エナメル質やセメント質という組織で覆われ、外からの刺激に守られていますが、間違ったブラッシングなどでエナメル質やセメント質が剥がれ落ちて象牙質がむき出しになると、外からの刺激が象牙質の中の細い管を通じて歯の神経に直接伝わります。これが知覚過敏です。また歯の根元部分にはエナメル質がないため、歯周病などによる歯茎の後退などによってセメント質が剥がれると象牙質はむき出しとなり刺激に弱くなります。対処法としては、口腔内をクリーニングしたり、知覚過敏用の歯ブラシでケアを行います。痛くて日常生活に支障を来す場合や、高齢の患者さんの場合は神経を取ることもあります。

Q健康でもホワイトニングの時はしみると聞きました。
A
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▲ホワイトニングの前に口腔内の異常を治療することを勧めている

ホワイトニングに使用する薬剤は濃度が高いので、薬剤自体にしみやすいという性質があります。ある程度の痛みは誰でも起こり得るものです。しかし長期間痛みが続いたり、耐えられないような痛みが起こったりするのは、虫歯や歯周病、知覚過敏など何らかの異常があると考えられます。ホームホワイトニングの場合も、ホワイトニング前には、必ず歯科クリニックで診察してもらい、虫歯や歯周病、知覚過敏などの異常があれば必ず治療を受けてからホワイトニングを行うようにしましょう。また、ホワイトニング後は知覚過敏になりやすいので、熱いものや冷たいもの、刺激物などは避けるようにしたほうがいいでしょう。

Q歯茎がしみる場合、日常生活ではどのような注意が必要ですか?
A
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▲治療後の定期メンテナンスを受ける習慣をつけることが大切

歯磨きの際に、ゴシゴシとブラッシングをし過ぎると、歯茎が下がってきたり、歯が摩耗して削れたりすることがあります。歯科衛生士に、お口の中の状態や生活スタイルに適した、正しい歯磨きやホームケアの仕方をアドバイスしてもらい、毎日、実行することが大切です。治療後も、定期的にメンテナンスを受ける習慣をつけていただきたいですね。生活上での注意点は、酸性のものは歯や歯茎に刺激を与えることがありますので、炭酸を含んだ飲み物を飲んだら、すぐに歯磨きするなどケアを忘れないようにしましょう。また、喫煙は血管を収縮させ、歯茎にも悪影響を及ぼします。歯がしみたり、知覚過敏と診断されたりした人は、ぜひ禁煙をお勧めします。

ドクターからのメッセージ

渡邉 大祐院長

歯茎がしみる、歯茎が下がってきたなど、些細なことでも気になるときはぜひ歯科クリニックを受診してください。早いうちに受診すれば、治療も簡単に済んで、患者さんの負担も軽減されます。歯だけでなく、歯茎や口腔全体の健康も考えて、月に1度の定期検診とメンテナンスを受けていただくのがいいでしょう。この間隔で診ていくと、歯や歯茎の異常にもとても早いうちに気がつき、簡単な治療やケアで済みます。長い目で考えれば、患者さんにとっても時間的にも経済的にもメリットは大きいと思います。美容院に行くように、お口の中も定期的にメンテナンスを受ける習慣をつけていただきたいですね。

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