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芦屋おく内視鏡クリニック

(芦屋市/芦屋駅)

最終更新日:2021/10/12

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  • 保険診療

消化器系がんの早期発見のみならず、食道・胃・十二指腸、そして大腸の精密検査として重用される内視鏡検査。その有益性は周知されながらも、無症状のうちに予防として検査を受ける人口はまだまだ少ない現状にあるようだ。進行性の大きながんも数年前に遡れば、まだ微小な腫瘍であることがほとんど。がんの予備軍といえる腺腫や早期の段階で病変を処置できていれば、治療も体への負担も最小限で済む。しかし大腸の検査になると恥ずかしさから抵抗を感じる女性も少なくない。そんな女性たちの気持ちをくみ取る「芦屋おく内視鏡クリニック」では、便秘専門の外来を設けており女性患者が多いことから、診療・検査ともに女性医師を指名できる。誰もが受けやすい検査をめざす奥久徳院長に、内視鏡検査について詳しく聞いた。

(取材日2020年12月25日)

がんの形成につながる疾患にもアプローチする内視鏡検査

Qこちらのクリニックで受けられる内視鏡検査を教えてください。
A
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▲女性医師を希望することも可能

上部内視鏡検査(胃カメラ)、下部内視鏡検査(大腸カメラ)、どちらも受けていただけます。特に女性にとってハードルが高いのが下部内視鏡検査です。当院の患者層は7割が女性ですので、診療・検査とも女性医師を指名できる二診体制を取っています。内視鏡検査はがんの早期発見に有用なだけでなく、カメラ観察においてがん以外の病気発見にも役立ちます。上部では胃がんになる確率がとても高いといわれるピロリ菌感染、逆流性食道炎、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、バレット食道。下部では最近若い世代に急増が見られるクローン病や潰瘍性大腸炎、大腸憩室症、虚血性腸炎などがあり、いずれも適切な治療が必要な疾患になります。

Q芦屋だけでなく県内外からも患者さんが来院すると聞きました。
A
2

▲検査結果もわかりやすく解説してくれる院長

当院の便秘専門の外来には10~50代の便秘に苦しむ女性が多く、ホームページやクチコミにより県外、東京や福岡からもおみえになります。過去に他科・他院で薬だけを処方され改善しないという理由が多数です。便通が悪い方の腸は黒ずんでいることが多く、画像で確認しながら入念な説明を行い、生活習慣指導と合わせて治療を進めます。というのは便通に異常がない方でもダイエットや飲料・食事内容により、横に広がるタイプの腫瘍をつくりやすく検査のたびに切除が必要なケースもあるからです。腸がスムーズに動くようになるまでは内服も必要ですが、生活習慣を見直して腸環境を整え、最終的に服用いらずの便通をめざしています。

Q内視鏡検査を受けるべきタイミングやきっかけを教えてください。
A
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▲休憩室は十分なスペースで落ち着いた空間だ

がん以外にも胃腸の不具合や腹痛、便通異常の原因・疾患の特定に至れる利点があり、がんに焦点をあてた推奨年齢に限定されるものではありませんが、上部内視鏡は20歳までに1度受けてほしいですね。もしピロリ菌がいた場合、20歳までに除菌しておくと将来の胃がんリスクの抑制に役立ち、女性は出産前のタイミング、結婚前に受けていただければ、お子さんへの遺伝因子をなくすことにもつながります。胃・大腸ともにがんは初期段階では痛みを伴う自覚症状がないため、無症状であっても40歳になったら、またがん罹患者が家族にいる場合は30歳から、上部・下部内視鏡検査を受けられることをお勧めします。

Q検査での苦痛を軽減するために大切にしていることはありますか?
A
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▲苦痛の少ない検査を心がけている

上部の場合、季節や気圧の影響で鼻の粘膜が腫れやすいことから経鼻カメラは使用していません。下部の場合は、空気を入れておなかを膨らませる従来の挿入法では痛みを生じやすいため、腸のひだを丁寧にたたみ込むようにして挿入します。また少量の水を注入する水浸法も苦痛軽減のために取り入れています。しかし婦人科系の疾患や帝王切開手術などで腸の癒着があり複雑な形容の方、また20~40代に圧倒的に多い過敏性腸症候群の方などは疼痛を感じることが予測されます。緊張緩和のためにも、上部・下部ともに個々の体質や状態に合わせた鎮静剤で、軽く眠っていただいている間に検査を行います。

Qどんな人に検査を受けてほしいですか?
A
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▲早期検査・早期発見の重要性を語る院長

会社の健康診断や特定検診枠にない主婦の方、自営業の方にも、努めて受けるようにしていただきたいですね。小さいお子さんのいるお母さんで、症状を感じてから検査を受けた時にはすでに手遅れだったということもまれではないのです。例えば胃の皮は非常に分厚く、潰瘍に罹患していても穴が空く寸前まで、また吐血やコールタールのような黒い便が出るまで症状に現れてこないことも珍しくありません。その胃が痛む場合、がんであればかなりの進行が予測されます。当院では看護師がお声がけをしたり背中をさすったり、不安な気持ちに寄り添える検査を心がけていますので、安心して検査を受けに来ていただければと思います。

ドクターからのメッセージ

奥 久徳院長

当院では内視鏡検査の写真、診断結果をまとめた検査レポートをお渡ししています。治療の必要性がある疾患すべてを記載していますので、転勤や進学により移転された先の医院にかかってもきちんと状態を把握していただけます。検査で憩室症が見つかった場合で言いますと、がんはなかったという結果だけを伝えられ憩室症について説明を受けていなければ、患者さんは他院で内視鏡検査を受けて異常なしと診断されたと問診で答えますよね。そう聞くと憩室症もなかったとして診療を進めることになってしまいます。今後のリスク回避のためにも必要な検査ですので、患者さんにもしっかり理解していただけるよう結果説明にも力を入れています。

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