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石橋 一慶 院長の独自取材記事

西大井内科

(品川区/西大井駅)

最終更新日:2025/12/29

石橋一慶院長 西大井内科 main

大学病院や関連病院で膵臓・肝臓・胆嚢の外科手術や専門的な診療を手がけてきた石橋一慶院長が診療する「西大井内科」。専門領域のみならず、疲労やストレスが原因の消化器疾患や風邪などの感染症、生活習慣病の診療にも注力しており、地域のかかりつけ医としての存在感は大きい。西大井駅の目の前という利便性の高さもあり、日々多くの患者が訪れる。石橋院長は「こまめな検査で病気を予防・早期発見して、病院と縁を持たない生活を」と話し、精密な検査・診断を適切なタイミングで実施することの重要性を強調。「もしかして膵臓が悪いのでは」「健康診断の結果で気になるところがある」といった不安を感じたときにすぐ受診できるよう、待ち時間削減に向けた工夫もしているそうだ。

(取材日2025年8月9日)

「病院と縁を持たないためのクリニック」がコンセプト

まずは、クリニックの特徴を教えてください。

石橋一慶院長 西大井内科1

できる限り入院が必要な病気にならない、つまり「病院と縁を持たないためのクリニック」がコンセプトです。そのためには適切な検査で異常を早期に発見し、予防することが大切ですから、臨床検査技師と協力して各種検査に力を入れています。ただ、検査自体が目的になっては意味がありません。そこで問診を重視し、状態に応じた適切な検査を提案できるよう心がけています。また、私自身が医者嫌いで、「病院ほどつまらない場所はない」という持論の持ち主なので、病院らしくない明るい空間をつくりたいと考えました。院内には、私がお勧めしたい漫画を中心にさまざまな本を置いたり、風景画を飾ったりして、くつろいでいただけるよう配慮しています。そうしたハード面の工夫があっても、雑な対応や検査時のつらさがあると患者さんは病院を嫌いになるかもしれません。気持ちの良い対応と、スムーズで苦痛の少ない検査も大切にしていることの一つですね。

先生は医者嫌いなのですね。なぜ、医師になろうと思われたのでしょう。

医師が主人公の漫画が好きで、もともと医師はあこがれの対象でした。ところが、近所に説明が少なく不愛想な医師がいて、医師を嫌いになってしまったんです。とはいえ、一切病院に行かないわけにもいきません。それで、私自身が説明を大切にする医師になろうと思ったのです。肝胆膵を選んだのは、移植など高度な技術が要求される分野で役に立ちたいと思ったからです。大学病院では、膵臓と肝臓の手術をメインに、胃や大腸も数多く診てきました。がんは進行すると厄介ですが、適切な検査を受けて早期に発見できれば良好な治療結果が期待できます。心筋梗塞や脳梗塞などの血管疾患も、食生活を見直し、血圧やコレステロールなどを早期に管理できれば予防につながります。病院での診療を通じて、予防や早期発見を促す必要性を強く感じるようになり、開業を決意しました。

開業後は、どのような患者さんが中心ですか。

石橋一慶院長 西大井内科2

風邪などの体調不良をはじめ、高血圧・高脂血症といった生活習慣病の管理を目的として来られる方が多いですね。「膵臓がんが心配」「肝臓・胆嚢疾患の詳しい説明を受けたい」と、超音波検査を希望して来られる方も少なくありません。不調や不安を感じる場所はさまざまですが、機能性消化管障害や過敏性腸症候群など、疲労やストレスと関係する腹部症状の相談が増えている印象です。何げない症状の中にがんなどの重大な疾患が隠れている可能性もありますから、必要と判断した場合は内視鏡や超音波などの検査をご提案することもあります。CTやMRIなどの精密検査が必要だと判断すれば、提携する病院に紹介しています。

超音波検査や内視鏡検査で病気の予防・早期発見へ

こちらで受けられる検査について詳しく教えてください。

石橋一慶院長 西大井内科3

超音波(エコー)機器を用いた膵臓・肝臓・胆嚢などの腹部臓器の検査、エラストグラフィを用いた脂肪肝や肝硬変の評価、胃・食道の内視鏡検査、ピロリ菌検査と除菌、エックス線を用いた肺や消化管の評価、頸動脈エコーや血管年齢測定による動脈硬化の評価など、CTとMRI以外のほとんどの検査が可能です。2018年から品川区胃がん内視鏡検診が始まり、内視鏡検査を希望する方も増えました。上部内視鏡検査は経口・経鼻どちらにも対応し、カメラを飲むのが苦手な方には静脈剤の点滴を用いた検査も行っています。鎮静剤の点滴の場合、検査後は最低30分は安静が必要ですが、鼻から挿入する経鼻内視鏡では苦痛が少ないので、鎮静剤なしでも比較的楽に受けられると思います。鎮静剤なしの場合は検査後の安静は必要ないので、すぐに帰りたい場合にもお勧めです。

ここでの検査では、どのような特徴や強みがありますか。

当院では、臨床検査技師も超音波機器を用いて胃や大腸、膵臓・肝臓・胆嚢、心臓、甲状腺、頸動脈、下肢血管などの検査を行います。臨床検査技師がいることで、検査結果と診断の質の向上が期待できるのがメリットですね。また、超音波検査や内視鏡検査機器の場合、機器の画像性能に診断精度が左右される場合があるため、適時更新に努めています。近年の超音波検査機器は画質が格段に上がり、膵臓がんの初期兆候を見逃しにくくなりました。肝臓の硬さを数値化できるエラストグラフィの活用により、脂肪肝からNASH(非アルコール性脂肪肝炎)を経て肝硬変に進展するリスクの評価も可能です。問題があれば、提携する総合病院へ速やかに紹介していますのでご安心ください。超音波検査は聴診器を当てるようなもので、何の苦痛もなく簡単にできる検査です。精密検査の入り口として気軽に利用していただきたいですね。

臨床検査技師や受付スタッフ、看護師との連携についてお聞かせください。

石橋一慶院長 西大井内科4

臨床検査技師とは、患者さんの主訴や検査目的を事前共有し、重点的に診る臓器を決めたり、腹部全体をくまなくスクリーニングしたりと臨機応変に対応しています。患者さんが不安にならないよう、検査中に声がけをしてくれるのもありがたいですね。受付スタッフもとても優秀で、いつも助けられています。長時間待機する人には順番を記載した紙を配布し、自宅など院外で待つことができる「順番待ちシステム」を導入していますが、早急に対応すべき患者さんが受診されたときは機転を利かせて看護師に伝え、早めに診察できるよう工夫してくれているんですよ。当院は、私とスタッフ全員で一つのチーム。各自の専門性を生かしつつサポートしあい、全員で質の高い診療をすることを大切にしています。

身近なクリニックで精密な検査と適切な診断を

診療時に心がけていることを教えてください。

石橋一慶院長 西大井内科5

患者さんが自分自身や、自分の家族だったらと考えて診療することです。しっかり説明できる医師をめざしてこの道に進みましたから、超音波検査や内視鏡検査の結果を画像つきでお渡ししたり、療養の参考になる資料を提供したりといった工夫もしています。口頭での説明に加え、文字や画像で体の状態を確認することで、ご自身の体をよく理解していただけたらうれしいですね。患者さんが不安そうなときは、緊急時の連絡先をお渡ししすることもあります。

手術後の検査や生活習慣病の検査にも対応されるそうですね。

消化器がんは一般的に術後5年~7年が目安といわれますが、心配な方は万が一の転移を早期発見できるよう、こまめに超音波検査を受けることをお勧めします。また、高血圧、糖尿病などの生活習慣病は、検査で病気の早期発見を心がけると同時に、日々の食生活や運動、休養などの生活習慣の見直しも欠かせません。多忙な方や、病気の不安がある患者さんの気持ちに寄り添い、根拠のあるアドバイスで安心できる暮らしをサポートしていきたいと思います。

読者にメッセージをいただけますか。

石橋一慶院長 西大井内科6

長期入院や大手術にならないよう、必要な検査を受けて病気の予防や早期発見をめざしましょう。特に超音波検査は聴診器のような感覚で受けられる本当に簡単な検査で、気になる点をすぐに確認できます。予約があれば朝8時30分から内視鏡と超音波検査に対応していますし、結果は郵送もできますから、違和感を放置しないようにしてください。特に膵臓がんは加齢とともに罹患率が上昇するため、60歳以上の方は一度検査しておくことをお勧めします。脂肪肝、アルコール性肝障害、胆石などが心配な方にも超音波検査が有用です。検査後、必要なときは信頼できる先生や病院を紹介していますので、生活習慣病がある方や、体調に漠然とした不安を持つ方はぜひご来院ください。

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