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病気のリスク発見にも役立つ
予防につなげる脳ドック

医療法人仁泉会 MIクリニック

(豊中市/少路駅)

最終更新日:2022/04/21

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  • 自由診療

脳梗塞、脳出血、くも膜下出血は脳卒中と呼ばれ、日本人の死亡原因の上位になっている。いずれも自覚症状が乏しく、発症した時には手遅れになっているケースも少なくないという。また、命が助かっても重い後遺症が残るといった恐れもある。しかし、脳卒中はある日突然に起こるわけではなく、他の病気と同様にさまざまな要因が重なって発症する。一方、高齢化に伴って深刻な社会問題になっている認知症も、長期間にわたる脳の異常が原因で起こると考えられている。こうした危険因子を発見するために役立つのが脳ドックだ。先進の機器を導入してさまざまな検査を提供している「MIクリニック」の岡田篤哉院長に、脳ドックの検査内容などについて詳しく話を聞いた。

(取材日2022年3月23日/更新日2022年4月6日)

画像診断をはじめとするさまざまな検査を組み合わせ、深刻な病気の原因となる脳の問題や異常の早期発見を

Q脳ドックはどのような病気の発見に役立ちますか?
A
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▲頭部MRIを必ず実施し、早期発見に注力する

脳ドックは病気そのものを発見するのではなく、主に、脳卒中と呼ばれる脳梗塞、脳出血、くも膜下出血といった病気を引き起こす体の問題や異常を見つけるための検査です。こうした疾患はいきなり発症するのではなく、高血圧、糖尿病、心臓疾患といった基礎疾患にストレスなどの要因が加わって発症します。また、ある程度年齢を重ねると、知らない間に小さな脳梗塞が起こっているケースが見られます。これが脳卒中の直接原因になることはあまりありませんが、他の部分で大きな脳梗塞を起こすリスクは否定できません。頭部のMRIを必ず撮るので、脳腫瘍や認知症を起こす脳の萎縮など、脳に明らかな問題や異変がある場合にも役立つ検査です。

Q何歳になったら受診すべきですか?
A
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▲検査の重要性について丁寧に説明してくれた院長

基本的には30代以上の方が検査対象になりますが、脳ドックの場合は受ける必要がない方はおられないと思います。特に高血圧など脳卒中の引き金になる基礎疾患がある方は要注意です。脳卒中は遺伝の要素が強い病気なので、近親者に脳卒中の経験者がおられる場合は特に強く受診をお勧めします。また、左右の脳どちらかに動脈瘤がある方はもう一方にも動脈瘤が認められるケースが少なくありません。このため、動脈瘤がある方、さらに以前に脳卒中を起こした方は、定期的な受診が望ましいといえます。毎年の受診が理想的ですが、健康保険の種類や日頃の健康診断の検査内容などを考えて、少なくとも5年に1度は適した検査の受診をお勧めします。

Qこちらで受けられる脳ドックの特徴を教えてください。
A
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▲動脈硬化の脈波検査を行う

脳の断面を詳細に写し出す頭部のMRIと血管の状態を詳しく見るMRAに加えて、動脈硬化の度合いがわかる頸動脈エコー、心電図、動脈硬化検査、尿検査、血液検査、身体測定を組み合わせた検診で、所要時間は約2時間です。血液検査からはさまざまな情報が得られ、併せて尿の検査も行うことで潜血や尿タンパク、糖が出ているかなどについてチェックできます。さらに身体測定で、身長、体重、BMI(ボディーマスインデックス)を確認することで、脳卒中のリスクを総合的に判断します。一方、職場の健康診断などで定期的に血液検査や尿検査を受けている方のために、画像診断だけを行う所要時間約1時間の「シンプル脳ドック」も用意しています。

Q認知症検査について教えてください。
A
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▲同院スタッフのもとMMSEの検査を行う

頭部のMRI・MRAに加えて、専用の診断ソフトを用いた脳の萎縮度合いを確認する検査を行います。さらに、口頭による質問で認知能力を測定する「神経心理検査」などを組み合わせています。受診のタイミングがつかみにくいのですが、軽度認知障害(MCI)と呼ばれる状態を放置すると5〜10年で認知症に移行することが多く、そうなると後戻りはできません。多くの方は自分が認知症になるという意識を持っておられないのですが、人生100年時代を迎え早めの対策が必要です。特に近親者に認知症の方がおられる方や男性に比べて発症率が高いとされる女性は要注意です。

Q脳疲労に着目した検査も行っておられます。
A
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▲疲労ストレス測定も行うことができる

寝ても疲れが取れない、常に疲れた感じがする、日常生活に支障を来しているといった状態は、これまで「怠け病」などともいわれ疾患として認められませんでした。客観的な評価が難しいこうした状態に着目し、精度の高い診断につなげるための検査です。疲労は脳の疾患が原因になっていることも多く、脳を詳しく調べることで疲労の度合いや原因を探ることにつながると考えています。当院の「疲労睡眠検査」は、睡眠時の脳波や睡眠・覚醒リズムの検査、集中力や判断力を評価するテスト、睡眠の質の評価、脳波計による自律神経の測定などで構成されています。睡眠時の脳波の代わりに頭部のMRI・MRAを加えたものを「脳疲労検査」と呼んでいます。

ドクターからのメッセージ

岡田 篤哉院長

脳卒中や認知症といった脳に関わる病気は、突然起こるものではありません。どんな場合でも、何らかの原因や要因が重なって起こるので、予防のためにはご自身の脳を含めた全身の状態を詳しく知ることが何よりも大切です。また、原因不明の慢性的な疲労や不調の原因が、脳にあるケースもよく見られます。ご家族に罹患者がおられる方や、高血圧、糖尿病など基礎疾患を抱えておられる方は、脳卒中や認知症の発症リスクがどうしても高くなってしまいます。解消できない疲れを、年齢や体力のせいにして、我慢するのは生活の質を低下させることになります。「自分は大丈夫だろう」ではなく「もしかすると」と考えて、早めの検査をお勧めします。

自由診療費用の目安

自由診療とは

脳ドック5万2800円、シンプル脳ドック3万3000円、認知症検査8万5800円、疲労睡眠検査4万4000円、脳疲労検査6万500円

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