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PET-CTを活用した検診で
さまざまながんの早期発見をめざす

医療法人仁泉会 MIクリニック

(豊中市/少路駅)

最終更新日:2022/04/07

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  • 自由診療

がんは日本人の死亡原因の第1位で、現在では2人に1人が発症する。以前は生命に危機が及ぶ危険性が高い病気というイメージが強かったが、医学の進歩によって、早期に発見すれば、治すことも期待でき、もはや「不治の病」とは言えないようになってきた。大切なのはいたずらに病気を恐れることなく、体の状態に注意して、できる限り早期に発見すること。精度の高いがん検診が早期発見に役立つ。先進的な機器を導入してさまざまな検診を提供している「MIクリニック」では、PET-CTを活用した総合がん検診をはじめ複数のがん検診コースを整備。全身をしっかり調べることで、難しかったがんの早期発見をめざしている。岡田篤哉院長に、PET-CTの特徴や同院の特色あるがん検診について詳しく話を聞いた。

(取材日2022年3月23日)

一度に全身を検査できるPET-CTを活用して 早期がんや隠れているがんの発見につなげる

Qどのような人はがん検診を受けるべきですか?
A
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▲看護師による予備診断を受けている風景

一般的には、40歳を過ぎると受診を考えていただきたいですね。しかし、乳がんの場合は30代から発症が増加し、肺がんは50代以降が多いなど、がんの種類によって好発年齢が違うので一概には言えず、早めの受診をお勧めします。頻度については、可能なら毎年受けていただくのが理想ですが、日頃の健康診断の受診状況やその結果によって頻度や検診内容を検討すればいいと思います。例えば、定期的に検診を受けている方や人間ドックを受けた方は、検査内容が重複することもあります。このため当院では、検査内容が違う3種類の検診コースを用意しています。重複する検査を省けば価格も抑えることができ、受診のハードルも下がると思います。

QPET-CTの特徴を教えてください。
A
2

▲PET-CTはPET画像とCT画像を重ね合わせて診断ができる

がん細胞はブドウ糖を大量に消費します。PET-CTはこの特性を利用し、ブドウ糖の集まり具合でがんを特定します。FDGと呼ばれるブドウ糖によく似た物質を静脈に注射し、およそ1時間安静にしていただいた後、FDGの集まり具合を調べるのです。従来はがんの有無を調べるPET検査と、組織の変化を見るCT検査を別々に行う必要がありましたが、PET-CTを用いれば、頭頂部から大腿基部まで全身を一度にチェックできます。PET画像とCT画像を同時に撮影し、重ね合わせて確認することで、より精度の高い診断につながります。被ばく量については心配のないレベルで、検査時に痛みを伴う心配がないことも大きなメリットです。

Q当院で受けられる各コースの違いを教えてください。
A
3

▲MRI装置2台を備えている

「総合がん検診」はPET-CT検査に脳腫瘍や、脳梗塞・脳出血・くも膜下出血といった脳卒中を調べる検査や一般健診をプラスしたコースです。PET-CTのみではがんの特定が難しい脳や骨盤のMRI検査も行い、全身を調べます。また、がん以外の疾患や問題の発見にも有用です。一方、「基本がん検診」はPET-CT検査に、血液と尿・便の検査を組み合わせています。男性は前立腺がんの腫瘍マーカーが含まれているなど、性別などによって血液検査の内容を設定しており、血液、尿、便を調べることでがんのリスクを判断します。「PET-CT検査」は、検診を定期的に受けているという方向けに、PET-CT検査のみに限定したコースです。

QマンモPETを使用した乳がん検診もありますね。
A
4

▲乳房を圧迫することなく検査を受けることができる

全身用のPET-CT検査は、仰向けに寝た姿勢で撮影します。このため、重力で乳房が広がるなどして正確な検査が難しいのが現状です。一方、マンモPETの場合はうつぶせで検査を行い、検出ホールに入れた乳房をより至近距離から撮影することが可能です。解像度、感度ともに高い画像が得られ、全身用のPET-CTでは診断が難しい、小さな乳がんも見つけやすくなりました。また、一般の乳がん検診で用いられるマンモグラフィは乳房を挟んで検査するため、特に乳腺が豊富な方はどうしても痛みが伴います。うつぶせに寝るだけのマンモPETなら乳房を挟む必要はなく、痛みに対する不安も不要です。検査にかかる時間はおよそ10分間です。

QマンモPETと全身PET-CT検査の併用が必須なのですね。
A
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▲全身PET-CT検査の併用により検診の精度向上をめざす

併用することで検診の精度が高まることが最大のメリットです。体の位置や姿勢を工夫することである程度はカバーできますが、マンモPETの場合、評価に限界がある部位が存在するからです。また、2つの検査でしっかり調べることで、乳腺のさまざまな問題を見つけ出すことも可能です。例えば、検査結果が良性の腫瘍であっても、放置するとがん化する恐れがあるので精査が必要です。このため、全身のPET-CT検査を希望される女性にも、マンモPETとの併用をお勧めしています。マンモPETも全身PET-CT検査もFDGと呼ばれる物質を静脈に注射して行う検査なので、1度の注射で両方の検査を行えることもメリットです。

ドクターからのメッセージ

岡田 篤哉院長

現在、日本人の約半数が、生涯のうちにがんに罹患しています。しかし、私を含めて多くの方は「自分はがんにはならない」という、思い込みを持っておられます。中には、「がんが見つかると怖いので」と、検診をためらう方もおられますが、本当に怖いのは知らない間にがんが進行することです。がんは早期に発見すればするほど、治癒できる可能性につながる病気です。高度な先進医療など、治療の選択肢も多くなります。予防できる段階でがんの要因となる問題を見つけ、改善することで病気の予防につなげるのが理想で、それが無理でも初期の段階で発見することが大切です。年齢や近親者の罹患の有無などを考えて、ぜひ検診を受けてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

総合がん検診/20万1300円、基本がん検診/12万2100円、PET-CT検診/9万9000円、マンモPET乳がん検診(オプション)(マンモPET+PET-CT)/13万2000円

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