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マンモPETを使った
痛みの少ない乳がん検診

医療法人仁泉会 MIクリニック

(豊中市/少路駅)

最終更新日:2022/04/08

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  • 自由診療

さまざまながん検診の中でも、乳がん検診はがんが発見される割合が高いとされる。ところが、厚生労働省の調査によると2019年の受診率は40〜69歳で44.9%、発症が増え始める30代に限定するとそれを大きく下回っている。受診率が伸びないのは「見つかるのが怖い」という気持ちと「検査の痛みが気になる」が原因ではないだろうか。しかし、本当に怖いのは知らないままにがんが進行することだと話すのは、2022年4月より「MIクリニック」の院長を務める岡田篤哉先生。同院ではマンモPET(乳房専用のPET装置)を導入して、痛みの少ない乳がん検診を実施している。マンモPETを使った乳がん検診の特徴や、検診の流れについて詳しく話を聞いた。

(取材日2022年3月23日/更新日2022年4月6日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q乳がん検診は何歳から、どのくらいの頻度で受けるべきですか?
A

乳がんの発症は40代と60代にピークがあり、以降は発症数が低下します。このため、乳がんの検診は40歳からとしている自治体が少なくありませんが、発症は30代から増加します。早期発見のためには、30代から2年おきくらいの間隔で任意の検査を受けるのが理想です。遺伝が強く影響するので、近親者で罹患者がおられる場合は特に強く受診をお勧めします。乳房を挟んで撮影するマンモグラフィの検査は、どうしても痛みを伴いがちですが、最近はより精度の高い3Dで撮影できるなど機械も進化しています。また、乳がんは乳腺に発生するので、乳腺の状態を詳しく調べることができる乳腺エコーの検査もぜひ受けていただきたいですね。

QマンモPETなら乳房を挟まずに検診できるのですね。
A

マンモPET検査では専用の装置にうつぶせになっていただき、装置に設けられたホールに乳房を入れた状態で至近距離から撮影します。乳房を挟まずに検査でき、痛みが少ないことが大きなメリットです。また、近い位置から撮るので、微量の放射線で鮮明な画像を撮影できます。乳腺が多い方の場合がんの識別が難しいのですが、360度から状態を確認することで、乳がんはもちろん乳腺のさまざまな病気の発見にもつながります。当院では、マンモPET乳がん検診のほか、3Dのマンモグラフィ検査と乳腺エコー検査を組み合わせた乳がん検診もご用意しており、乳腺エコーで乳腺の異常が確認された方に、マンモPET検査をお勧めすることもあります。

QマンモPET検査は全身のがん検診との併用が必要なのですね。
A

マンモPETは高感度・高解像の360度画像が特長で、当院ではさらに姿勢を工夫するなどして可能な限り問題を発見できるようにしています。しかし、マンモPETだけでは乳腺の異常を見つけづらいケースがあることも事実です。そこで、PET-CTを活用した全身のがん検診と併用することで、検診の精度をより一層高めるようにしています。こうすることで、乳がん検診の精度が向上するだけでなく、乳腺のトラブルをはじめさまざまな問題を見つけやすくなります。マンモPET検査も全身PET-CT検査もFDGと呼ばれるブドウ糖によく似た物質を静脈に注射して行う検査なので、隣の検査室に移動するだけで両方の検査を行えます。

検診・治療START!ステップで紹介します

1事前予約・来院

3Dマンモグラフィと乳腺エコーによる通常の乳がん検診、マンモPETを使った乳がん検診ともに事前予約は必須となっている。マンモPETによる検査を希望する場合は、PET-CTの全身がん検査との併用が必要。PET-CTの検査予約が混み合っていることもあるので、少なくとも検査希望日の1〜2週間前までには予約しよう。マンモPET検査の場合は、検査の最大6時間前から絶食が必要。

2乳腺エコー検査

乳房の組織に超音波を当てて、跳ね返ってきた音を電気信号に変えて映像化することで、乳房の状態を画像で確認しながら詳しくチェックできる。乳腺が発達している人や乳房に厚みのある人の場合、乳腺や脂肪が邪魔をしてがん細胞が確認しづらいことがあるので、検査の精度を高めるために必要な検査項目といえる。同院では、乳がん検診はすべて女性スタッフが対応しており、リラックスして受診できる。

3PET-CT検査

PET-CT検査はブドウ糖を大量に消費するというがん細胞の特徴を利用して、ブドウ糖の集まり具合でがんを特定する検査方法だ。FDGと呼ばれるブドウ糖によく似た物質を静脈に注射した後およそ1時間安静にして、FDGの集まり度合いをチェックする。従来は別々の機器で撮影していた頭頂部から大腿部まで全身のPET画像とCT画像を、同時に撮影することができ、人間ドックでは発見が難しかった小さながんも見つけやすい。

4マンモPET検査

検査台の上にうつぶせの状態で寝て、検出器ホールに乳房を入れて検査準備が完了。従来のマンモグラフィ検査のように乳房を挟んだり、圧迫したりする必要がないので、痛みを心配する必要はないという。左右5分ずつおよそ10分かけて、至近距離から高感度・高解像な画像が撮影される。乳がん検査専用に開発された検査機器なので、全身用のPET-CTよりさらに高精度で、小さな異常も発見しやすい点がメリットだ。

5検査結果の受け取り

同院では検査結果を放射線科の医師がダブルチェック、さらに内科の医師によるチェックも実施され、結果は後日郵送される。必要な場合は、1枠30分~40分程の医療相談も行っており、症状や患者の希望を考慮した上で医療機関へ紹介してもらえる。また異常所見があるときは、緊急時の対応も行っており、早めに相談に乗ってもらえるため安心だ。

ドクターからのメッセージ

岡田 篤哉院長

乳がんは月経周期を繰り返すほど発症率が高くなることがわかっています。また高身長の女性はリスクが高いことも明らかになっています。近年は初潮の低年齢化、晩婚化や妊娠を経験されない女性の増加、さらに食生活の変化などにより女性の平均身長も伸びています。こうした傾向を受け、乳がんの患者さんも年々増加傾向にありますが、早期に発見できれば治癒がめざせる病気でもあります。当院では一人でも多くの方に検診を受けていただくべく、受診のネックになっていた痛みの問題をクリアするためにマンモPETによる乳がん検診を行っています。できる限り早い段階で発見するためにも、ぜひ積極的に乳がん検診の受診を検討してください。

Dr

自由診療費用の目安

自由診療とは

マンモPET乳がん検診コース/13万2000円、乳がん検診(マンモグラフィ+乳腺エコー検査)/1万1000円

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