全国のドクター8,725人の想いを取材
クリニック・病院 161,529件の情報を掲載(2019年12月08日現在)

  1. TOP
  2. 愛知県
  3. 名古屋市中川区
  4. 烏森駅
  5. ながら歯科医院
  6. 咬合誘導や矯正治療は早期開始が肝心乳幼児期より定期的な受診を

咬合誘導や矯正治療は早期開始が肝心
乳幼児期より定期的な受診を

ながら歯科医院

(名古屋市中川区/烏森駅)

最終更新日:2017/08/23

1 1
  • 保険診療
  • 自由診療

歯の健康を守るためには、幼少期からのケアが欠かせない。また歯並びや顎の状態の改善は、幼少期から開始することで治療の負担を軽減できるため、そのタイミングを逃さないことが肝心となる。しかし、子どもは自ら不調を訴えたり、口の中を気にしたりすることはなかなか難しい。また体そのものも大人と異なるため、親が気を配らなければいけないことはたくさんある。適切なタイミングで、適切な対処をするために、親が注意しなければいけないことは何か。今回は、自身も子育ての経験があり、長年小児歯科に携わってきた「ながら歯科医院」の阿部雅代院長に、乳幼児期からの口腔内ケアのポイントから咬合誘導、小児矯正治療といった、専門的な治療について、話を聞いた。(取材日2017年1月19日)

姿勢や口周りの癖が歯並びに影響を与えることも。日常で気を付ける点や改善策を知り健康で美しい歯を保つ

Qお子さんの口腔内ケアは、いつ頃から意識するべきでしょうか?
A

▲1歳半健診を目安にクリニックに通うのがよい

授乳時に痛みなどを感じるようになったら、歯が生え始めたサイン。そこからお子さんの口腔内に興味を持ちましょう。興味を持つことで、歯磨きの開始時期や食事の内容などにも自然と意識が向けられるようになります。そして1歳半健診を目安に4~6ヵ月に1度、クリニックを定期的に受診できるようになると良いですね。母乳以外のものを口にし始める時期から、虫歯リスクが高まります。早期発見・治療につなげるためにも、定期検診は欠かせません。また、主だった症状がなくても定期検診は受けていただきたいです。治療が必要となった時、お子さんが戸惑うことなく治療を受けられるようクリニックに慣れておくことも大切ですので。

Q乳歯から永久歯の生え替わりの時期に気を付けることは何ですか?
A

▲5歳前後からブラッシング指導を受けることが望ましい

永久歯の生え替わりは前歯、6歳臼歯から始まります。おおよそ5歳前後から始まるため、そのタイミングからブラッシング指導を受けることが望ましいですね。永久歯はゆっくり生えてきますので、そこで正しい歯磨きを身に付け、フッ素塗布などにより虫歯を予防することが、歯の健康を守るためにも大切なのです。生え替わりの時期は虫歯のリスクも高まるので、その時期を逃さずスムーズに指導に入れることも、定期検診を受けるメリットの一つです。また、乳歯の段階で咬合誘導や矯正治療を検討しなければいけないこともあります。そのような場合も事前に予測できるようになるため、治療に対する心構えができるようになります。

Q成長期は全身のバランスの崩れが口腔内にも影響するそうですね。
A

▲口腔内の状態が全身のバランスにも影響する

猫背のように下を向く姿勢をしていると、口周りの筋肉をうまく使えず口が開きやすくなってしまうため、歯並びにも悪影響を及ぼします。最近はスマートフォンなどを使用するお子さんも多く、猫背の子も多くなった印象です。他にも頬づえやうつぶせなども歯並びに大きく影響します。お口を開けてしまう癖を持った患者さんに矯正治療を行う場合、まず癖を改善してから治療を行います。そうしないと、悪い状態へ戻ってしまうためです。癖の原因は姿勢の場合もあれば、鼻詰まりなど内科的疾患による場合もあります。原因は診察すればすぐにわかるので、まずは原因を明確にし、トレーニングにより改善する。これが矯正治療の前段階で求められます。

Q具体的にどのようなトレーニングを行うのでしょうか?
A
4

▲うまく筋肉が使えるようになれば、飲み込みも上手になる

専用の器具を用いて、お口周りや舌を動かす等の筋肉を鍛えるMFT(口腔筋機能療法)を行います。器具を着用し鍛えながら、2~3週間ごとにの筋力を測定し経過を観察します。これを継続することで自然とお口を閉じ、舌の位置も正しい場所に収まるようになります。歯並びと舌の使い方も密接に関わっていて、お口を開ける癖がなくても、お子さんが食事中お水を飲んだ時、食べかすがコップに入り込んでいるようであれば、舌を上手に使えていない可能性が高く、注意が必要です。うまく筋肉を使えるようになれば、飲み込みも上手になります。そういったポイントに気付き、早めに対処することで後々起こりうるリスクも回避しやすくなります。

Q咬合誘導や矯正治療、10代以降の注意点を教えてください。
A
5

▲矯正治療は早期に始めることが望ましい

早期に異変に気付き悪癖も改善できれば、咬合誘導だけで症状が改善する場合も多いです。矯正治療は開始時期によって器具の種類も増え、期間も長くなってしまいます。適切な時期を逃さないためにも特に4~5歳前後は注意が必要ですね。咬合誘導だけでは改善しなかった場合、マウスピース型の器具を用いた矯正治療へ移ります。これも突然切り替えるわけではなく段階を経てご説明しますのでご安心ください。また治療で歯並びが改善されても舌の癖や生活習慣により悪い状態に戻ってしまうこともあります。特に受験期は姿勢が悪くなったり、お手入れもおろそかになりがち。あらゆる影響を見逃さないためにも、10代以降も定期検診が不可欠ですね。

ドクターからのメッセージ

阿部 雅代院長

どのお母さんも、お子さんのこととなると、「自分が頑張らないと」と抱え込んでしまいがちです。中には「自分のせいで虫歯ができてしまった」と悩んでしまう方もいらっしゃいます。しかし、歯並びにしろ、虫歯にしろ、トラブルの原因がお母さんだけにある、なんてことはあり得ません。歯の質も骨格も、お子さんそれぞれで全く異なるのですから。でも、注意することはできます。お母さんの気づきによって、お子さんの口腔内の問題を早期に解決できるようになるのです。私たちはそんなお母さんたちの気づきに、口腔内ケアのプロとして応え、お子さんと、お子さんのために頑張る親御さんの助けになりたい。そんな思いで診療に当たっています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正器具3万円~

Access