医療法人社団マハロ会 かみむら歯科矯正歯科クリニック

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上村英之理事長

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歯・口腔内の衛生環境の重要性
歯科医院で始めるエイジングケア

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最近、テレビやインターネットなどの媒体で「エイジングケア」という言葉をよく目にするようになった。スキンケアの分野だけ注目を集めている印象だが、医学的に、本来は“全身の若さを保つ”という意味で用いられてきた用語だ。また、すべての食べ物が口から消化器官へと送られることから、「エイジングケアの原点は口の健康から始まる」と表現しても過言ではないだろう。北欧など予防歯科の先進国並みに口腔衛生に気をつける社会となれば、健康寿命も伸びるとの考えから、この分野に注力している「医療法人社団マハロ会 かみむら歯科矯正歯科クリニック」の上村英之理事長に、そのポイントを聞いた。(取材日2016年2月12日)

美肌もエイジングケアも、すべての道は口の健康から

口腔内の病気が加齢による疾患の原因でもあるそうですね。

1 ▲エイジングケアは口の健康からと話してくれた上村理事長 抗加齢対策=エイジングケアという点で、口腔内、特に歯の健康がとても重要な位置にあるということは最近の医学データにより、あきらかになっています。具体的には歯周病が挙げられますが、原因となる悪玉菌が歯だけではなく、全身のさまざまな疾患の原因ともなっているのです。また高齢者ですと、入れ歯ではなく自分の歯で食べられるほうが良いですし、自分の歯で咀嚼することで脳神経に良い刺激が与えられ、認知症などの予防的効果もある。そうした意味から、歯を中心とした口腔内は、全身の健康のキーをにぎるだけでなく、すべてがエイジングケアにつながっていると言えるでしょう。

口腔内の菌質管理が大切ということですが、具体的には?

2 ▲院内には認定証も数多く飾ってある 歯科においてはいま歯周病が全身疾患に及ぼす影響が問題になっていまして、例えば糖尿病、動脈硬化や心臓疾患のほかリウマチが挙げられます。女性ですと早産、低体重出産など、歯周病がさまざまな全身疾患に関わっていることが証明されていますので、原因となる歯周病を治療することは“疾患のドミノ倒し”を防ぐ意味からもとても重要なことなのです。メタボリックシンドロームのように運動不足で最後は心臓疾患までいたるという重篤なケースもありますので、その根本原因の一つにある歯周病を、決して看過すべきではないと思います。歯周病は口腔内だけではなく、全身の健康を損なう要因であるという認識をまずもっていただくことが大切です。

普段からの心がけが大切だということですね。

3 ▲欧米と比べて日本は口の健康への意識が低いようだ そうです。実はしっかりとブラッシングなどのケアを行っていても虫歯や歯周病などの疾患にかかりやすい方とそうでない方がいます。その違いは、いま話題の腸内フローラと同様、口腔内の菌のバランスにあります。口腔内の菌床構造は3歳位までにほぼ決まります。また1歳7ヵ月から2歳7ヵ月の頃は虫歯菌にも感染しやすくなるので、シュガーコントロールやブラッシングに加えて、フッ素塗布やシーラントなど年齢に合わせた予防を行うことが肝要なのです。特にお母さんに、妊婦の時期からそういう認識をもって口腔内の衛生にしっかりと気を付けていただければと思います。

見た目もエイジングケアに関連しているそうですね。

4 ▲個室型ユニットは広々とした空間が広がり治療に専念できる そうです。テレビや映画などで活躍している俳優さんの例を引くまでもなく、人は見られることによって「いつもきれいでいよう」という意識が働くのです。特に女性にその傾向が強い。歯も歯肉も健康的であれば、見た目もきれいで、人生においても積極性が出て、人前で口を開けて笑うことも恥ずかしくなくなります。つまり見た目が精神面までも左右してくる。例えばデイサービスでも高齢な婦人に化粧を施すと、生き方に前向きさが出る。あるいは認知症の抑制効果も認められるなど、見た目はエイジングケアに確実につながっているという医学的な根拠があるのです。ポジティブに人生を楽しむという意味では、歯の健康は必須と言っても良いでしょう。

エイジングケアと歯科分野のポイントとは?

5 ▲治療を行う院内環境にも徹底したこだわりを持っているクリニック 予防歯科と矯正、審美歯科に加え、高齢者ではインプラント治療もまた、失った歯を回復し、義歯や入れ歯とも噛み心地が違うことから、エイジングケアの一環となります。咀嚼は脳神経に刺激を与え、認知機能の低下を抑制することにつながってきますので、入れ歯よりはインプラントが好ましいのです。インプラントは日進月歩で技術が進んでいますので、ひと昔前と比べ、患者さんの負担も随分軽くなっています。また矯正に関しても、歯並びが悪いと虫歯・歯周病にかかりやすく、見た目からも消極的になりやすい。矯正は20~30代の方でも可能ですが、できれば小学生などの早い時期のほうが治療期間も短く、治療効果も高いのでお勧めしています。

ドクターからのメッセージ上村 英之理事長

エイジングケアは全身の健康を考える上で、口腔内の衛生環境がそもそものスタートであることをまず理解していただければと思います。なぜならば歯周病やインプラントなど、すべての治療がエイジングケアに結びついて、総合的に口腔内を健全に保つことが健康寿命を伸ばし、高齢となってもポジティブに生きていく原資となるのです。また菌質管理に関しては総合力が問われる分野です。当院では研修・勉強会にて最先端の医学的根拠ある技術と薬剤の組み合わせを学び、これからも患者さんご自身の歯で、できるだけ長く快適な生活をしていくサポートを続けることが、結果としてエイジングケアにつながるとの思いで日々診療にあたっております。

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