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矯正専門の歯科医院で行う
マウスピース型装置を用いた矯正

田中矯正歯科

(鹿児島市/鹿児島中央駅)

最終更新日:2022/01/31

田中矯正歯科 矯正専門の歯科医院で行う マウスピース型装置を用いた矯正 田中矯正歯科 矯正専門の歯科医院で行う マウスピース型装置を用いた矯正
  • 自由診療

歯並びをきれいに整えたいと思ったとき、矯正治療でつける目立つ装置を気にして二の足を踏む人も多いもの。そうした中、今関心を寄せる人が増えているのが、透明で目立たないマウスピース型装置を用いた矯正だ。鹿児島で40年診療を続ける矯正専門の歯科医院「田中矯正歯科」では、2012年からマウスピース型装置を用いた矯正を行っている。より正確な歯型を採るために3Dスキャナーを導入するなど、目立たない矯正に力を入れている同院。今回は、マウスピース型装置を用いた矯正とはどのようなものなのか、またメリットや子どもへの対応などについて、田中巽理事長に詳しく教えてもらった。

(取材日2020年11月6日)

3Dスキャナーを導入し、より質が高い、より負担の少ない矯正の提供をめざす

Qマウスピース型装置を用いた矯正とは、どのようなものですか?
A
田中矯正歯科 マウスピース型の装置を使い、矯正を行う

▲マウスピース型の装置を使い、矯正を行う

透明なプラスチックでできたマウスピース型の装置を使った方法です。一人ひとりの歯に合わせて作った装置を1日に20〜22時間装着し、1週間ごとに新しいものに交換することで、徐々に歯を動かしていきます。基本的な流れとしては、初回相談で患者さんの要望を伺い、口の中の写真と歯全体のエックス線写真、さらに3Dスキャナーで歯型を採ります。それらのデータを見ていただきながら、診療方針や料金、期間を説明し、希望された方には次回から矯正をスタートします。期間は症例によって異なりますが、一般的には歯を動かすための矯正が2年ほど。その後、歯が後戻りしないための処置を2年ほど行います。

Qメリット・デメリットを教えてください。
A
田中矯正歯科 診療方針や期間、料金に加え、メリットやデメリットも丁寧に説明

▲診療方針や期間、料金に加え、メリットやデメリットも丁寧に説明

透明なマウスピース型装置で矯正を行うので、ワイヤーを用いた従来の方法と比べて装置が目立たないのが大きなメリットです。周囲の目をあまり気にせずに矯正できます。加えて、装置は取り外しができるので、歯磨きなどのケアがしやすく虫歯になるリスクが少ないのも良い点です。また、従来の矯正では痛みが数日続くこともありましたが、マウスピース型装置では0.25mmずつと段階的に歯を動かしていくので、痛みが少ないのもメリットですね。一方デメリットは、食事の時以外は基本的につけなければならず装着時間が長いこと。また、歯とマウスピース型装置の間に汚れがつかないよう、飲食の度に装置を外して歯磨きが必要になることです。

Q歯型の採取に3Dスキャナーを活用するメリットは何ですか?
A
田中矯正歯科 3Dスキャナーにより、わかりやすく説明できるのもメリット

▲3Dスキャナーにより、わかりやすく説明できるのもメリット

マウスピース型装置を用いた矯正で最も重要なのは、正確な歯型を採ることです。3Dスキャナーを使うと、より精度を追求した歯型を取得することができます。また、ドロっとした印象材を口に入れて歯型を採る従来の方法は、患者さんにとってストレスのかかる作業でした。3Dスキャナーであれば、スティック状の光学カメラで口の中を撮影しますので、不快感を大きく軽減することができます。さらに、取得したデータは装置を作製する専門機関にすぐ送ることができるので、矯正期間の短縮につながるほか、取得後にすぐモニターで画像を見られるのも良い点です。

Qマウスピース型装置を用いた矯正は、子どもにもできますか?
A
田中矯正歯科 さまざまな検査を行い、診療方針を検討する

▲さまざまな検査を行い、診療方針を検討する

当院では小学生や中学生にはもちろんのこと、3歳以上のお子さんに対してマウスピース型装置を用いた矯正を行っています。目立つ装置が嫌、虫歯が心配という方にもお勧めですし、通院頻度も1〜3ヵ月に1回と少ないので保護者の負担も軽減されます。矯正は子どものうちから始めると、成長を利用して顎や顔のバランスを整えることをめざせます。抜歯をせずに対応できる可能性が高くなるほか、費用も大人に比べて抑えられます。なお、年齢や症状によって最適な矯正法は異なりますので、どの方法で矯正を行っていくかは精密検査後に決定します。

Q矯正を受けたい場合、歯科医院を選ぶポイントは何ですか?
A
田中矯正歯科 歯科医院を選ぶポイントについて話す田中理事長

▲歯科医院を選ぶポイントについて話す田中理事長

マウスピース型装置を用いた矯正は、新しい矯正法なので、受けられる歯科医院は限られてきます。歯列矯正は技術が年々進化し、使われる機器も年々改良されています。その歯科医院の経験によっても提案する矯正方法が異なってくるでしょう。歯科医院を選ぶ際には、矯正に入る前にしっかり検査や診断をしてくれるかどうか。また患者さん一人ひとりの状況に合わせた方法を、丁寧に具体的に説明してくれるかどうか、というポイントに目を向けてみてください。どの方法で矯正するのか、期間や通院頻度、料金に加え、矯正におけるメリットやデメリットもしっかり説明してくれる歯科医院をお勧めします。

ドクターからのメッセージ

田中 巽理事長

当院では2012年7月から2020年10月までに、約2000件のマウスピース型装置を用いた矯正を行ってきました。医療機器も先進のものを導入し、より質の高い矯正を提供できるよう努めています。矯正開始前のカウンセリングでは、要望や不安な点をしっかりと伺ってプランを立て、3D画像を使ってわかりやすく説明するなど、患者さんに納得して矯正に臨んでもらえるよう努力しています。また、矯正は子どものうちから始め、成長を利用してバランスを整えていくのが理想です。初回の相談のみは無料ですので、歯並びが気になったらぜひ早めに相談してください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を用いた矯正/77万円〜、子どもの矯正/6歳未満4万円〜、6歳以上28万円〜

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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