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人目を気にせずに歯列矯正を
歯の裏側に装置を着ける裏側矯正

田中矯正歯科

(鹿児島市/鹿児島中央駅)

最終更新日:2022/02/04

田中矯正歯科 人目を気にせずに歯列矯正を 歯の裏側に装置を着ける裏側矯正 田中矯正歯科 人目を気にせずに歯列矯正を 歯の裏側に装置を着ける裏側矯正
  • 自由診療

歯並びを整えたいけど、目立つ装置が気になるという人に適している“目立たない矯正”。近年人気のマウスピース型装置を用いた矯正もその一つだが、歯の裏側に装置を取り着ける「裏側矯正」もニーズが高い矯正法だ。「裏側矯正」は、「舌側矯正」や「リンガル矯正」とも呼ばれ、目立たないだけでなく、さまざまなメリットがあるという。そこで、鹿児島で40年診療を続ける矯正専門の歯科医院「田中矯正歯科」の窪田健司総院長に、裏側矯正のメリットやデメリット、かかる期間など、矯正の詳細について話を聞いた。

(取材日2021年4月26日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q裏側矯正とは、どのような矯正ですか?
A

裏側矯正とは、歯の表面に装着するブラケットを歯の裏側に装着しワイヤーを通して歯を動かしていく矯正方法です。矯正装置が歯の裏側にあるので“目立たない”のが大きなメリットで、人目を気にせずに歯並びを整えたい方にお勧めです。当院では、歯型データの取得に先進の3Dスキャナーを導入していて、患者さんの歯並びを立体的にスキャン。この精密な歯型データをもとに一人ひとりに合った、より精度の高いオーダーメイドの矯正装置を作製するよう努めています。

Q裏側矯正のメリット・デメリットは何ですか?
A

一番のメリットは装置が目立たないので、職業柄装置が見えることを避けたい人も、人目を気にせずに矯正できることです。また、表側の装置に比べて裏側の装置のほうが汚れが残り虫歯になりやすいと思われがちですが、実は歯の裏側は唾液が多く自浄作用に優れているので、表側に比べて虫歯になりにくいというメリットもあります。デメリットは、装置が歯の裏側にあるため取り着けた直後は違和感を感じやすかったり、舌が装置に触れて傷ついたりすることがあるほか、話しにくさを感じることもあります。ただし、それはずっと続くわけではなく、平均して1週間程度で慣れる方が多いですね。

Q矯正期間はどのくらいかかりますか?
A

裏側矯正は、一般的な表側矯正に比べて期間が長いというイメージを持たれがちですが、当院では裏側矯正と表側矯正の期間に差はほとんどありません。3Dデジタル技術の活用で装置の位置決めの精度が上がったことで、従来よりも期間の短縮化が可能になってきました。矯正期間は症状や矯正の難易度などさまざまな要素で変わりますが、多くは1年半から2年前後、症例によっては1年ほどで終わることもあります。一人ひとりに合った矯正装置を使用することで、できるだけ短い期間で矯正できるよう努めています。

検診・治療START!ステップで紹介します

1カウンセリングと口の中の状態をチェック
田中矯正歯科 カウンセリングと口の中の状態をチェック

まずは歯並びのどこが気になるのかを問診でチェック。顔と口の中の写真、笑顔の写真、歯全体のエックス線写真を撮影する。3Dスキャナーで歯型データを取得し、矯正前から矯正後までの歯列の動きを診察台前のモニターで簡単にシミュレーションする。その後相談室に移動して、その日の検査結果をもとに現在の口腔内の状況について説明があり、同院で扱っている矯正方法や、一般的な矯正期間、費用の説明を受ける。

2精密検査で、詳しい口の中のデータを収集
田中矯正歯科 精密検査で、詳しい口の中のデータを収集

口の中の状態をより正確に把握するため、精密検査を受ける。顔の正面や横顔などのエックス線写真のほか、歯を3次元的にチェックできる歯科用CTで撮影を行う。横顔のエックス線写真を用いて行う精密な分析「セファロ分析」も実施。これらの検査結果をもとに、矯正プランが作成される。

3説明を受け、矯正プランを決定
田中矯正歯科 説明を受け、矯正プランを決定

精密検査の結果と、それをもとにした複数の矯正プランの提案を受ける。親知らずを含め、抜歯が必要かどうか、虫歯や歯周病など矯正前に必要な処置があるかどうか、また複数の矯正プランのメリット、デメリットなどそれぞれの詳細を聞く。複数の矯正プランの中から、どの方法で矯正するのかを歯科医師と相談して決定し、内容に納得したら矯正を受けることを決める。

4装置を装着して、矯正スタート
田中矯正歯科 装置を装着して、矯正スタート

一人ひとりの歯型に合ったブラケットとワイヤーの完成後、裏側矯正の装置を装着。ブラケットを着けた後にワイヤーを入れていき、装着には2、3時間ほどかかる。その後、装置を着けた状態でうまくブラッシングできるよう、歯磨き指導を受ける。装着後2、3日は違和感や話しにくさを感じる場合もあるが、1週間ほどで徐々に治まってくるという。抜歯をする場合は、装置を装着してから2、3ヵ月後に行う。

5矯正期間中は、定期的に通院する
田中矯正歯科 矯正期間中は、定期的に通院する

1ヵ月に1回のペースで通院し、矯正の状況をチェック。ワイヤーやゴムの交換を行うほか、定期的に検査をして現在の歯の状態や今後の見通しについて説明を受ける。矯正中は歯磨きをしっかり行うとともに、粘着性の食べ物は装置が外れてしまう場合があるので注意する。矯正期間は、おおむね1年半から2年前後。

ドクターからのメッセージ

窪田 健司総院長

裏側矯正は歯の裏側に装置を着けるため目立たず、人目を気にせずに矯正が受けられます。目立たないという点ではマウスピース型装置を用いた矯正もありますが、こちらは抜歯を伴うような大がかりな歯の移動は不向き。噛み合わせや歯並びによっては対応できないケースもあります。その点、裏側矯正は抜歯を伴う複雑なケースなど、幅広い症例にも対応可能です。「矯正したいけど目立つのは嫌」という方で、マウスピース型装置を用いた矯正の長時間の装着が面倒な方は、取り外しがない裏側矯正をお勧めします。当院では患者さんの歯に合わせた矯正装置を使うことで、装着後の違和感や話しにくさも軽減できるよう努めています。ぜひご相談ください。

窪田 健司総院長 田中矯正歯科

自由診療費用の目安

自由診療とは

裏側矯正/82万円〜

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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