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家守 光雄 院長、家守 智大 先生の独自取材記事

かもりクリニック

(福岡市東区/舞松原駅)

最終更新日:2021/10/29

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JR・西鉄千早駅から車で3分。「かもりクリニック」は胃腸科、肛門科、外科の他、高血圧や糖尿病などの成人病の診療にも幅広く対応するクリニックだ。外科の医師として多数の手術経験もある院長の家守光雄先生は早くから胃・大腸内視鏡を導入し、同院でも多くの検査を実施。また肛門を専門とする医師として入院や外来の手術にも開業当初より対応している。「患者さんから相談があれば、時間外であっても親身に対応します。それが地域のかかりつけ医としての役目です」と医師としての強い責任感をにじませる。2021年4月からは息子である家守智大(ともひろ)先生が常勤の医師として合流。「患者さんのニーズに応えたい」とデイケアなどの介護の領域にも積極的に取り組む両先生に、診察のスタンスや今後の展望などを聞いた。

(取材日2021年3月11日)

手術で磨いた腕を、かかりつけ医として地域に還元

まず先生方が医師をめざしたきっかけからお聞かせください。

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【家守院長】もともと文系だったので商社マンをめざしていたんですが、親戚から「お前は医者に向いているんじゃないか?」と言われたことがきっかけで、熊本大学医学部に進学しました。外科を選んだのは、水泳で培った体力を生かせるのではないかと考えたからです。
【智大先生】私は見てのとおり、父が開業医で、仕事をしている姿も間近で見ていましたからね。九州大学医学部に進み、院長と同じく九州大学病院の外科に入局し、病理学を学んだのち、徳洲会病院の消化器内科に勤め、主として内視鏡検査の研鑽を積んできました。 2021年4月からは当院の常勤の医師として、院長とともに地域の患者さんの診察にあたる予定です。

院長先生が開業されたのが1985年。早い時期から内視鏡検査も取り入れておられますね。

【家守院長】外科で磨いた手術の腕を、かかりつけ医として地域の患者さんに還元したいと考えたのが開業のきっかけです。当時からこの周辺の患者さんが来てくださっていましたが、当院は肛門科もありますので、その治療のために宗像市や糟屋郡など遠方からいらっしゃる方もおられました。胃・大腸の内視鏡検査はもう30年ほどやっていますね。患者さんの中でも胃・大腸内視鏡検査の重要性の認知度もかなり上がり、「健診で引っかかったので検査を受けたい」「身内に大腸がんが見つかったので自分も気になった」と自発的に受けてくださる方も多いです。中には痔だと思って来院したものの、調べてみると直腸がんだったというケースもあります。開業時から患者さんの主訴が大きく変化したわけではないですが、クリニックの年数に伴って年配の方も増えてきたのは事実です。

デイケアを始められたのも、患者さんの年齢層の上昇がきっかけですか?

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【家守院長】開業当初に40歳だった患者さんも、今では70歳。長い付き合いで築いた信頼関係がありますから、「最後まで家守先生にお願いしたい」という声も多く聞かれるようになり、2015年にデイケアを始めました。6時間のロングプログラム、午前・午後それぞれ2時間のショートプログラムと、患者さんの要望や生活スタイルに合わせた時間を設定しています。女性の方だとお話を楽しみたいから6時間を選ぶという方が多いですし、男性はリハビリテーションをメインに行ってさっと家に帰る、という方も多いですね。強い要望がある場合は往診にも対応しています。

「患者さんの目線」に立ち、二人三脚で最善の道を探す

あくまで患者さんの声を第一に考えていらっしゃるのですね。

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【家守院長】患者さんが何を一番気にされているのか、何を望んで来られているのか、それに対してどういう検査やお薬を提供すればよいのか。これらのことは常に頭にあります。そしてご家族の様子といった背景もを知ることも大事ですね。「入院をされたほうがいいですよ」と勧めても、お話を聞いているうちに、「介護があるので入院は難しい」といったご事情が垣間見えることもあります。大切なのは「どうされますか?」と、患者さんのご意向を必ず確認すること。いくつかの選択肢を提示した上で、それぞれの事情を鑑み、患者さんと同じ目線で、一緒になって考えていく。そうやって、患者さんにとって最善の道を見出していくことを以前から心がけています。

智大先生も同じような考えでしょうか?

【智大先生】もちろんです。父である院長の背中を見てやってきましたので、患者さんが何を一番気にしているのかを考えることは治療の根底にあります。他には、当院でも内視鏡検査を行っていますが、その結果の説明の時なども、原因や患者さんが家でできることも含め、できる限りわかりやすく、かみ砕いた説明ができるようにと心がけています。とはいえ、たくさんの情報を一気に渡されても患者さんも困るでしょうから、「ここだけは頭の片隅に置いておいてくださいね」と印象に残りやすい言葉を選ぶことも気にかけています。

かかりつけ医はどのような役割で何が大切だとお思いでしょうか?

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【家守院長】患者さんの希望を聞き、それに迅速に、かつ的確に対応するのが、かかりつけ医の役割です。なので当院は花粉症や頭痛、腹痛などから糖尿病まで、幅広くご相談いただける体制になっているんです。また当院では対応が難しいと判断すれば、しかるべき病院にすぐに紹介します。そこで大事になってくるのが基幹病院との連携です。紹介先の病院に「かもりクリニックの紹介ならば、すぐに対応しなければ」と思っていただけるような信頼関係も築いてきました。このような強い病診連携を基盤に患者さんが最善の方法で最善の治療が受けられるよう取り計らうという意識が、常に診療のベースにあるんです。

安心できるようなクリニックづくりに尽力

対応可能な領域は幅広いですが、胃腸科、外科に加えて今も変わらず肛門科も専門だと伺いました。

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【智大先生】肛門疾患は診断から治療、必要に応じて手術、そして術後のケアまでしっかりと行っています。今後も入院施設を含めたこれらの体制は維持していくつもりです。日帰りや数日の入院にも対応していますが、かかる日数は患者さんお一人お一人の症状や経過次第。肛門の症状というのは、当院のように専門として多くの症例を見、勉強をし続けているクリニックでないと、実は治療がとても難しいものなんです。ですから、もし肛門のことでお困りの場合は、当院はもちろん、専門性のあるクリニックをぜひ探して受診してほしいですね。また入院施設があるからこそできる対応もたくさんあるというのも、当院の強みの一つだと考えています。

入院施設があるのとないのとでは、患者さんへ提供できることも大きく変わってくるのでしょうか?

【家守院長】そうですね。当院は入院施設がありますので、当直の看護師もいますし、4階は私の自宅になっていますので、曜日を問わず、時間外でも対応が可能です。これが最大のメリットでしょう。当院では肛門手術はもちろん、内視鏡検査による大腸ポリープの切除も数多く行っています。ごく軽症の患者さんは日帰りで行っていますが、合併症が懸念される患者さんはやはり、入院での治療が安全で最善でしょう。一方で外来で診ている患者さんもたくさんおられますが、これらの患者さんも何かあれば時間外でも電話がつながりますので、相談にのることもできます。外来で診たらそれでおしまい、ということはありません。施設が整っているからこそできる対応もたくさんあります。

そうやって、これからも地域の皆さんのために尽力されるのですね。

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【智大先生】「かもりクリニックに行けば、何らかの対応をしてくれる」と安心していただけるよう、これからも専門性を維持しながら、かかりつけ医として貢献していくつもりです。具体的には時代の流れもくみ取りながら、医療・介護の両輪でやっていくことになるだろうと考えていますが、いずれにせよ、地域の皆さんのニーズをその都度拾い上げながら臨機応変に対応していくスタンスは変わりません。院長が高齢になれば、いずれは私が当院を継承します。それに向けて院長自らが患者さんに「うちの息子です、よろしく」と声をかけてくれています。院長が築いた信頼をしっかりと引き継いで、これからも長く地域の皆さんに頼られる存在であり続けたいと考えています。まずはおなかのこと、肛門のことなど、で少し診てもらいたい、話を聞いてほしいという思いになった際には、恥ずかしがらずにぜひ当院までおいでくださいね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

内視鏡検査/胃:1万6850円~、大腸:2万1220円~

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