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「エコー検査」と「骨密度検査」で
より正確な治療の実現をめざす

医療法人社団 松島整形外科医院

(尼崎市/塚口駅)

最終更新日:2020/04/16

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  • 保険診療

「松島整形外科医院」では、エコー検査を早い時期から取り入れ、部活動などによるスポーツ外傷で悩む子どもたちに、エックス線検査だけではわかりにくい、筋肉や靭帯の損傷具合を説明し、より適切な治療の提供をめざしている。また、日本は世界的に見ても骨粗しょう症による大腿骨骨折の発症数が多く、高齢化が進む中でますます患者数が増えることが予想されているという。骨粗しょう症の予防は急務と考える松島正弘院長は、デキサ法による骨密度検査を活用し、骨粗しょう症の診療にも積極的に取り組んでいる。整形外科でできるエコー検査と骨密度検査。この2つの検査について詳しく話を聞いた。 (取材日2020年4月2日)

スポーツ外傷や肩の痛みの診療にはエコー検査、骨粗しょう症の診療にはデキサ法による骨密度検査を役立てる

Qエコー検査のメリットは?
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▲松島整形外科医院ではエコー検査も受けることが可能

以前からあるエックス線検査では、骨の状況はわかるものの、筋肉については影が確認できるだけ。そこから想像をもとに診断をして、場合によっては痛み止めを打って様子を見ることが基本的な対応でした。しかし、エコー検査では筋肉や靭帯の損傷具合、神経や血管の状態がわかります。診療の幅が広がったことが、エコー検査を導入した一番のメリットといえるでしょう。痛み止めの注射を打つ際も、エコー検査の画像で損傷箇所を確認しながら、その部位に届くように注射ができるようになりました。また、エコー検査はエックス線検査のように被ばくの心配もありませんので、安心して受けていただくことができると思います。

Qエコー検査はどのような症状に適した検査ですか?
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▲充実したリハビリテーション施設も備える

スポーツ外傷で悩む方に加え、年配の方の肩の痛みなどにも適しています。スポーツによる捻挫や靭帯損傷などの場合、エコー検査でどの靭帯がどれくらい損傷しているかを確認できるため、固定すべき靭帯の場所がわかりやすくなります。部活動を頑張っている子どもたちは痛みがあっても続けたいという想いが強いのですが、無理をすれば悪化してしまいます。エコーの画像を一緒に見ながら説明させてもらうことで、本人も納得して治療に取り組めるのではないかと思います。また、年配の方の肩の痛みに対しては、MRI検査をしなければならいことも多かったのですが、重症でなければエコー検査で対応でき、早期の治療につなげやすくなりました。

Q骨密度検査はどういった目的で行うのですか?
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▲検査結果をもとに丁寧な説明をする松島院長

骨粗しょう症の診療に活用しています。骨粗しょう症の治療の目的は骨折を起こさせないことです。そのためには骨密度を知ることが大切。そこで当院では、デキサ法を採用した骨密度測定器を使って、腰の骨や足のつけ根である大腿骨頸部の骨量を測定します。この部分の骨量が全身の骨量を反映しているといわれ、骨密度を知る上でとても重要だからです。しかし、骨の強さには骨密度だけでなく、骨のしなやかさといった骨質も関わっており、骨密度だけでは判断できない場合もあります。例えば、糖尿病患者さんが骨粗しょう症を発症しやすいのは、骨質がもろくなっているからだと考えられています。また、血液検査も行い、骨代謝も確認します。

Q骨密度検査を特に受けたほうがよい人は?
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▲骨密度測定器を骨粗しょう症の検査に活用

骨粗しょう症になるリスクの高い人ですね。運動量の少ない人、やせている人、糖尿病など内科系の病気がある人、閉経後の女性などが、骨粗しょう症になりやすいといわれます。骨粗しょう症は自覚症状がほとんどありませんが、日本人には骨密度が低い人が多く、特に高齢になってからの骨折は生活の質が著しく低下してしまいます。治療に早く取りかかることで重症化を防いでいくことができますので、できるだけ早い検査がお勧めです。女性であれば、閉経前後の50歳頃を目安に、骨密度の状況によって定期検査を1年に1~2回程度受けるとよいでしょう。

Q骨粗しょう症の治療はどのようなものがあるのですか?
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▲患者に合った治療を行う

骨粗しょう症の治療は経口、注射剤といろいろあります。近年、治療薬が次々と開発されており、強力な治療としてはご自身でおなかに注射してもらうものや、病院に来て注射するものなどがあります。骨粗しょう症の治療で何より大切なことは、継続すること。一生続けるくらいの気持ちで取り組む必要があるのです。実は、日本の骨粗しょう症による大腿骨骨折の発症者数は世界の中でも多く、しかも増加傾向にあるともいわれます。一説には、骨をつくる栄養素の一つ、ビタミンDが日本人には少ないからではないかともいわれています。日頃からからビタミンDを摂取し、日光を浴びること、無理なダイエットなどをしないことを心がけてほしいと思います。

ドクターからのメッセージ

松島 正弘院長

大切なのは病気の予防を意識して生活をすることです。そして、体に痛みや違和感が出た時には、我慢したり、諦めたり、自分で判断するのではなく、まずは病院で検査をしてもらいましょう。自分自身の状態を把握して、適切な治療を受けることができれば、必要以上に不安になることもなくなると思います。ただし、医師は検査に基づき診断をしてアドバイスをすることはできますが、実際に治療に取り組むのは患者さんご自身。ですから、納得して治療に取り組んでもらえるようにきちんと説明をし、ともに伴走していきたいと考えています。

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