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阪急・茨木市駅前すぐの立地で
夜10時まで人工透析が受けられる

大嶋クリニック

(茨木市/茨木市駅)

最終更新日:2019/01/10

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  • 保険診療

クリニックに通う患者が人工透析が必要になった時、通い慣れたクリニックで透析治療を受けたいと希望することは多いのではないだろうか。そんな患者からの要望に応えるべく、「大嶋クリニック」の大嶋一徳院長は透析室の開設を決意したという。かつての「大嶋医院」は駅からも離れた場所にあった。開院より10年余り経過する中、来院患者数の増加に伴い、診療スペースが手狭になったこともあり、患者の利便性を第一に考え、1995年に人工透析室を併設した「大嶋クリニック」として、阪急茨木市駅前に移転した。大嶋院長とともに透析治療に携わる息子の大嶋太郎副院長が、人工透析の詳しい内容と、同院の特徴などを話してくれた。(取材日2018年12月12日)

患者を第一に考え、通院の負担を減らすために駅前に移転。夜遅くまでの透析治療にも対応

Q人工透析について、基本的なことから教えてください。
A
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▲コンソール(多用途透析用監視装置)

人工透析は糖尿病などの慢性疾患の悪化や、その他いろいろな原因によって腎臓の機能が低下し、ご自身の腎臓の働きだけでは体にたまった老廃物が排出できなくなった方に行う治療です。透析患者さんは、腕に動脈と静脈を手術でつなぎ合わせた太く血流量の多い血管(シャント)を作り、それを体外にある人工腎臓(血液透析器)を通して透析機器と患者さんをつないで、余分な水分や老廃物を取り除きます。腎臓の機能が人工透析が必要なレベルにまで低下すると、今の医療では治すことができません。ですので、定期的に透析治療を受けていただくことが必要になります。基本的には週に3回で、時間は1回につき4時間以上が推奨されています。

Q治療は、どのような流れで進むのですか。
A
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▲着替えや軽食などリラックスして過ごせる透析専用待合室

更衣室で着替えた後、まずは透析前の体重を量り、体内の余分な水分量を測定。シャント部位の脱血側と返血側に2本の針を刺し、チューブを介して人工腎臓・機械へとつなぎます。ベッドで横になって、1時間ごとに血圧測定を行い、患者さんの様子を観察しながら4時間をかけて透析を行います。その間は本を読んだり、テレビを見られている方もいらっしゃいますね。治療が終われば機械に通していた血液を体内に戻し、問題ないことが確認されたら針を抜いて、最後にもう一度体重を測定。予定どおりに水分が抜けて、問題がなければ終了です。そして毎月隔週で透析前後に血液検査を行い、投薬や透析条件など治療方針の検討を行います。

Qこちらのクリニックでは、なぜ透析治療を始めたのですか。
A
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▲開放感のある広々とした透析室

私の父である、院長が始めました。以前のクリニックはここから離れた場所にあり、通われている患者さんの中には、すでに透析病院で透析治療を受けている方や進行した糖尿病に罹患されており、いずれは透析治療が必要になる方もおられました。そんな患者さんから「通い慣れたところから離れたくない。できれば最期まで見てほしい」という希望が寄せられたので、その声にお応えする形で、透析治療を始めました。移転する際は通われる患者さんの利便性を考えて、駅前であることにこだわりました。地域に寄り添い、患者さんのことを第一に考えた結果、駅前のこの場所で透析室を併設したクリニックを開始することになりました。

Q大嶋クリニックならではの特徴はありますか。
A
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▲内視鏡検査をはじめさまざまな検査に対応できる

3階の診療スペースには、CTや胃カメラ、大腸カメラなどの機器をそろえているので、透析治療を受けながら、全身管理もさせていただけます。各医師の専門性を生かした胃がん・大腸がん・前立腺がん・乳がん・肺がんなどの早期発見にも尽力しています。駅から近いことと、夜の10時まで透析治療が受けられるのも特徴ですね。仕事終わりに6時から始めれば4時間の透析が受けられます。お仕事のご都合などで開始が遅くなる場合も対応していますし、お歳を召されていて自力で通うことが難しいなどの場合は、送迎もしています。透析治療はずっと必要なことですので、通うためのストレスやご負担は、できる限り軽減させていただこうと考えています。

Q透析治療を受けるにあたって、患者が気をつけるべきことは?
A
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▲丁寧に診療にあたる大嶋太郎副院長

透析を開始したばかりで慣れていない方には、水分の取りすぎは良くないこと、食事はカリウム制限が必要で、生野菜を取りすぎてはいけないなど、一通りのご説明をさせていただいています。食事は中身に制限はありますが、量はしっかり食べていただくほうがいいんです。食事量を制限しすぎると、栄養状態が悪くなりますから。しっかり食べて、しっかり透析をして、不要な老廃物を除去するほうがいい。透析をすると不要なものを取り除けますが、必要なたんぱく質なども一部抜けてしまいます。ですので透析を受けられる方は、栄養を多く吸収しておいてもらうほうがいいですね。また、散歩などで適度に身体を動かすことも大切です。

ドクターからのメッセージ

大嶋 太郎副院長

透析は、ずっと定期的に受けていただく必要がある治療です。ですから当クリニックは患者さんの負担軽減を第一に考え、駅前へと移転し、透析治療を開始することになりました。夜の10時まで対応しているのも、茨木市にお住まいで、お勤めに出られている方が帰り道に受けられるようにと考えてのことです。院内で各種検査ができますので、総合的に患者さんを診ることができ、わざわざ別の病院に行っていただく必要がありません。近隣病院や大学病院との連携も密にし、特殊な検査や入院治療が必要な時には速やかな対応に配慮しています。これからも透析治療を受けていただきながらの全身管理を、より最善な状態で行えることをめざしていきます。

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