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濱口 雅光 院長の独自取材記事

浜口クリニック

(大阪市北区/大阪駅)

最終更新日:2020/04/01

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新たな商業施設などが続々と開発され、大勢の人でにぎわう北梅田エリア。駅から歩いて1分という好立地に立つビルの3フロアを使い、1995年から診療を続けているのが「医療法人東京整形 浜口クリニック」だ。院長を務めるのは、日本形成外科学会形成外科専門医で医学博士でもある濱口雅光先生。診療領域が重なる部分が多い形成外科と皮膚科を併科し、一般診療から外科治療、美容的アプローチにいたるまで、患者と信頼関係を築きながら、さまざまな診療を提供し続けている。その幅広い診療にはどのようなものがあるのか、どのような思いで患者と向き合っているのか、クリニックの最新の状況を含めて浜口院長にじっくり語ってもらった。
(取材日2020年1月29日)

皮膚科と形成外科の両輪で幅広い選択肢を提供

まずはクリニックをスタートさせた経緯を教えてください。

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私が開業する前、ここにはもともと美容外科の医院がありました。私は形成外科が専門で、大学からそこへ手術を手伝いに来ていたのですが、院長先生がご高齢になられたということで医院を私が継ぐことになったわけです。最初は美容外科としてスタートし、美容手術を数多く行いましたが、そのうちに、美容だけというのはどうも自分には合わないと思うようになったんですね。美容面に特化しすぎるよりも、もっと病気や症状で困っている人の助けになりたい。そう考えるようになり、保険診療での治療に徐々に力を入れるようになりました。すると皮膚科も必要という考えに至り、皮膚科の先生に来ていただいたり、レーザー治療をやり始めたりと、少しずつ形態を変えながら今のような形になりました。開業から25年がたちますが、もし美容だけだったら長く続かなかったのではないかと思います。

皮膚科と形成外科の併科には、どのようなメリットがありますか?

皮膚科と形成外科は疾患的に重なる部分が多いのですが、治療はそれぞれにアプローチが違い、皮膚科は内服や外用的な薬による療法、形成は手術が中心となります。一般的な皮膚科のクリニックでは本格的な手術はできませんし、形成外科では皮膚病に対する専門的な治療は難しいでしょう。それが当院では両方できますから、治療の選択肢が限定されないというメリットがあるわけです。特に恩恵があるのは皮膚外科といわれる領域ですね。皮膚の腫瘍やイボ、ほくろなどの皮膚腫瘍領域に加え、陥入爪や巻き爪など、皮膚科で診て手術の適応がある場合は形成が担当し、形成のほうでも皮膚病などが見つかった場合は、すぐに皮膚科専門の先生に診てもらうことが可能です。

院長が特に得意としている治療はありますか?

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当院で多いのは多汗症と腋窩多汗症、そして腋窩多汗症に伴うわきが(腋臭症)に関する内容ですね。腋窩多汗症は薬でのアプローチで済む場合もあれば、保険適用のボツリヌストキシン製剤の注射という選択肢もあります。基本的にはデオドラントや制汗剤で汗の分泌を抑えていく指導をしていきますが、重度の場合は保険で手術を行います。手術はこれまでも多く手がけており、近畿一円はもちろん、北は青森から南は沖縄まで、わざわざ宿泊ホテルを予約して手術を受けに来られる方がいます。当院で採用しているのは皮弁法(反転剪除法)という手法で、麻酔をして腋の皮膚を切開し、皮膚の下を剥離して目で確認した上で、臭いを伴う汗の原因となるアポクリン汗腺を丁寧に取り除きます。汗腺は再生しませんから、一度取ってしまえばそれで終わりです。手術は手技的な慣れが必要ですし、合併症の危険性もありますから、信頼できるところで受けるようにしてください。

医療をベースにしながら多様なニーズに応えていく

こちらでは美容的なアプローチもされていますね。

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しみやしわの治療など、多岐にわたる患者さんのお悩みや要望に応えられるよう幅広く対応しています。ただし、あくまで診療という土台があり、その上でオプションとして皆さんのニーズにお応えしていくというのが基本的な考え方です。当院の患者さんも、まずは治療を受けながら診療の様子を見て、信用できると確認してから次のステップである美容の相談をされる方が大半です。私たちも、患者さんのことをわかっているほうが提案もしやすいですし、お互いに信頼関係を築いた上で行うのが成功のポイントだと思います。

治療の選択肢が豊富ですね。

ちまたにさまざまな情報があふれていることもあり、何を選んだらいいか、美容医療に不安を感じている方も多いでしょう。まずは医師の診断のもと患者さんのご希望も聞きながら治療を選択することが重要です。例えばニキビに対する治療ひとつとっても、状態や原因によって治療法はさまざま。外用薬などの治療だけでなく、ご自宅でのケア方法も含めてアドバイスさせていただいております。

エイジングケアは、どのように取り組めばいいですか?

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最近は加齢によるしみ、しわなど、女性に限らず男性の相談も多いですね。初めてだと不安も多いと思いますから、まず手軽に始められる一般的な総合的美顔器などから始めて、ご自分のペースに合わせて徐々にやっていかれたらいいと思います。主婦の方や会社勤めの方、頻繁に人前に出て話をされる方など、置かれている状況は人それぞれです。ただ、どのような方でもちょっと気にかけてケアを行っていけば、実年齢と見た目との差が少しずつ離れていくものです。見た目のほうが若いと言われればうれしいですし、励みがいもあるでしょう。今は人生100年時代といわれ、長く働きたいという方も結構いらっしゃいます。そのためにも、やはり何か張り合いのようなものがあったほうがいいのではないかと思います。

スムーズな診療をめざし、さらなる改善に取り組む

院長にとって形成外科とはどういう診療科ですか?

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私が医師をめざして近畿大学医学部で学んでいた頃、形成外科というのはまだ一般的ではなく、できたばかりの新しい科というイメージでした。もともと造形的な世界に興味がありましたから、がん手術の痕の再建や、形が崩れてしまった部分をきれいに治すなど、なかなか面白そうだと感じて形成外科に進みました。当時はマイクロサージェリーなど、いろんな手技が開発途上で、将来はどんなことができるだろうと、ちょっとワクワクするような感覚がありましたね。それから形成外科を長年やってきたわけですが、今になって振り返ってみるとずっと手術の連続でした。また、結果が目に見える点でわかりやすい診療科だと思います。ほくろを取ればほくろに対するストレスはなくなりますよね。そうすれば「先生、ありがとう」でお別れです。内科とは少し違った、そういうスタンスも医師の仕事には存在するということです。

現在、新たに何かアプローチしていることはありますか?

おかげさまで患者さんがどんどん増えているのですが、1人あたりの時間が十分に取れないことが目下の悩みです。今、天王寺の分院の改築に取りかかっており、新しい機器や診察室などハード面の拡張に加え、予約システムの整備など、効率化に向けたソフト面の改善に取り組んでいるところです。インターネット予約や待ち時間表示はもちろん、患者さんの状況や要望に合わせてうまく診療枠を割り当てたり、好きな時間や担当医師が選べるようにするなど、なるべく診療をスムーズにして利便性を上げようと努力しています。まずは天王寺をモデルケースにしながら、成功すればこの梅田にもフィードバックしたいと考えています。

最後に、読者へ向けたメッセージをお願いします。

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まずは、気軽に受診していただきたいです。皆さんがインターネットなどで事前に知識を得ようとするのは、どこかに不安があるからかもしれません。ですから、なおさらに信頼を大切にしたいと考えています。医学の常識や、形成外科、皮膚科のきちんとした知識にのっとった治療を提案することが私たちの基本的なスタイルです。無理に高額な施術をお勧めすることはしていません。患者さんの求めていることに対して一番安全で効果が期待できると考えられる治療を提案させていただきますので、見た目について悩んでいることがあれば、ぜひ一度ご相談いただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

しみのレーザー治療/1センチ四方1万円、眉間のしわのケア1回/3万5000円

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