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医療法人れんげ会 小川産婦人科

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室谷毅院長

医院トピックス

生む力を大切にした「待つお産」
産後の達成感は母親の自信に

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妊娠中の苦労や不安、陣痛の激しい痛みを乗り越えた先に訪れる感動の瞬間。出産のかたちは人によって違っても、「自分の力で頑張って産んだ」と実感できるような充実した時間となるよう、母親の気持ちと自然な出産を大切にする「小川産婦人科」の室谷毅院長。心を満たす出産体験は母親たちの自信となり、愛情たっぷりに子どもを育て、人生をポジティブに楽しむ原動力の1つになっていくのだと話す。「お産は人が育つ原点。お母さんと赤ちゃんの幸せな未来につながる価値あるお産にしたい」という室谷先生に、産む力を大切にした「自然な出産」と「待つ出産」、助産師の大きな存在、母親の頑張りを評価して共感する、優しさにあふれた同院のスタンスについて話を聞いた。 (取材日2019年7月3日)

一生の自信になるような、人生の1ページをすべての母子に捧げたい

室谷先生がめざす「自然なお産」とはどのようなものでしょうか?

1 ▲母親の心を満たす「自然なお産」をめざすことを語る室谷院長 自然なお産とは医療介入をするかしないかでなく、赤ちゃんが産まれるまでの自然な流れをできるだけ崩さないように見守りながら、お母さんが自分の力で産んだという実感が持てるお産のことと考えています。たとえ吸引分娩や帝王切開になったとしても、妊娠期から分娩期までの苦労や不安を乗り越えた先に、「自分はやり切った」という達成感が得られるお産をめざしています。こうした気持ちを満たす出産体験はお母さんの自信となり、子どもを育て力強く生きていく原動力になるのではないでしょうか。充実したお産にするためにも、母の生む力、赤ちゃんの生まれる力を信じてサポートする「待つお産」を大切にしています。

待つお産とは、ただ自然な流れを待つだけではないそうですね。

2 ▲医師・助産師が妊婦に寄り添い、信頼関係を築いた上で出産に臨む お産が早く進むように分娩をコントロールするのは可能ですが、不自然なかたちで赤ちゃんを出そうとすると、傷や出血が増えるなどトラブルのリスクが高くなることも考えられます。母子の安全を見極めた上で、自然の流れに不必要な介入はせず、体に優しいお産が当院のめざす姿です。またお産は10ヵ月の間、医師と助産師が妊婦さんを見守り、一緒につくり上げていくものです。妊娠・分娩期に信頼関係を築いてきた助産師と妊婦さんのハーモニーがあるとしたら、それを医師側の都合で崩してはいけないと思うのです。待つお産とは、妊婦さんが安心できるよう助産師が寄り添い、リスクの低い分娩ができるように医師が支えていくものと考えています。

助産師さんの存在は重要なのですね。

3 ▲助産師が母親と胎児の心と体の両面をサポートする 赤ちゃんとお母さんの絆を深め、育児が不安なくスタートできるように、助産師がお母さんの妊娠週数に合わせて、さまざまな保健指導を行っています。妊娠期はさまざまな変化がお母さんの体に起こります。妊娠期の体作りを助産師と伴走することによって、より良い分娩や産後につながると考えております。助産師は妊娠中の健康管理をサポートするとともに、出産に対する不安や悩みの相談にも応じています。「助産師さんがいてくれたから頑張れた」という人も多く、助産師は妊婦さんにとって良き理解者であり、心強いパートナーと言えるでしょう。

妊婦さんの感情のサポートにも力を入れていますね。

4 ▲産前・産後ともに母子がリラックスできる院内環境と整備が整う お産で大切なのは、リラックスすることです。安全な院内環境や設備を整えるのはもちろんですが、そこにいる人たちにすべてを委ねられる安心感こそ、穏やかな気持ちでお産が迎えられる一番の条件だと思っています。「自分は温かく迎えられている」「頑張っていることを認めてくれる」。そうした安心感は、自分は大切な存在なのだと実感する自己肯定感や自信につながり、妊娠中の生活やお産にも良い影響を与えるでしょう。当院ではその価値観を大切にして、例えば「お母さんだから頑張って」と声かけするのではなく、その人の頑張りを認めて共感し、お母さんの気持ちが置いてきぼりにならないように愛情を持って接しています。

室谷先生がお考えになる価値あるお産についてお聞かせください。

5 ▲母子ともに「幸せな未来」へとつながる出産を志す同院 陣痛を乗り越え自分の力で産んだと実感できる充実感、幸福感は計り知れません。帝王切開では手術という危険を乗り越えて始めて、赤ちゃんに会える感動があります。心を満たすお産にはお母さんを成長させる学びや、自分の存在価値を再認識する新たな発見があるでしょう。そうした出産体験が子どもに愛情を注ぎ続ける母性や自信を持って生きていく力強さ、新しいことにチャレンジするモチベーションにつながるはずです。お産は人が育つ原点です。愛情たっぷりに大切に育てられた子どもがすくすくと育ち、お母さんとお父さん、家族とつながりのある人すべてが幸せな人生を送れるように、産婦人科医療を通じてこれからもお手伝いしていきたいですね。

ドクターからのメッセージ

室谷毅院長

自分の力で産んだと実感できる、心を満たすお産の後に込み上げてくる充実感、幸福感は計り知れないもの。それは自然分娩だけでなく、帝王切開で産んだお母さんも同様です。妊娠中のさまざまな苦労や今まで味わったことがない痛みを乗り越えた経験の中に、お母さんを成長させる学びや、自分の存在価値を再認識する新たな発見が必ずあります。そうした出産体験が子どもに愛情を注ぎ続ける母性や、自信を持って生きていく力強さ、新しいことにチャレンジしたいと思うモチベーションにつながると信じています。お産は人が育つ原点ととらえ、関わる人すべてが幸せな人生を送れるように、これからも産婦人科医療を通じて貢献していきたいと思います。

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