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消化器系がんの早期発見に役立つ
内視鏡検査の必要性

医療法人 藤山診療所

(大阪市鶴見区/今福鶴見駅)

最終更新日:2021/10/12

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  • 保険診療

胃カメラや大腸カメラと呼ばれる内視鏡検査。胸焼けや吐き気、胃の不快感などで受診し、いざ検査が必要となっても、「痛そう」「苦しそう」といったマイナスイメージから、検査に抵抗がある人も少なくないだろう。「病気を見つけるためだけでなく、何もなかったと安心するためにも検査を受けてほしい」と語るのは、静脈内鎮静法を使った検査など「苦痛の少ない内視鏡」を実践し、検査へのハードルを下げることに尽力する「藤山診療所」の藤山徹院長。長年にわたり内視鏡検査・治療の技術を磨き、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医の資格を有する藤山院長に、胃や大腸の内視鏡検査に関する受診の目安や受けるメリットなどについて解説してもらった。

(取材日2021年5月13日)

消化管内部をレンズを通して直接観察できる内視鏡検査。知っておきたい検査の内容や特性とは

Q内視鏡検査とは、どのような検査で、何がわかるのでしょうか?
A
1

▲今福鶴見駅徒歩約6分の藤山診療所

内視鏡検査は、先端に小型のカメラがついた屈曲が自由なやわらかい管を挿入していく検査です。一般的に胃カメラといわれる上部内視鏡検査は鼻や口からカメラを入れて食道、胃、十二指腸を観察し、大腸内視鏡検査は肛門からカメラを入れて大腸を観察することができます。直接臓器の中を確認することができるので、小さな病変でも見つけやすく、胃がんや大腸がんの早期発見に役立つほか、逆流性食道炎、胃・十二指腸潰瘍、大腸ポリープ、炎症性腸疾患などの病気を見つけて治療につなげることができます。また、病気を見つけるためだけではなく、検査することで大きな病気ではないと安心することにもつながります。

Qどのような年代の方が受けるべき検査ですか?
A
2

▲内視鏡検査を受けることが可能だ

一般的にがんの発生数は、40歳を過ぎると徐々に増え始め、60~70代にピークを迎えます。胃がんや大腸がんは早期発見し、早期治療につなげれば完治がめざせる病気ですから、40歳を一つの目安に受診を検討してみるとよいでしょう。40代といえば働き盛りで、ご自身の健康に無関心になりがちです。各自治体が行う検査には、40歳頃から活用できるものも多いので、それらをきっかけに受診するのも良いですね。また、健康診断の結果で気になることが見つかった方や、ピロリ菌がいると指摘された方、両親や親戚の中に胃がんや大腸がんにかかった人がいる方は、若くても一度検査を受けてみてほしいと思います。

Qどのような症状が出ていたら検査を受けるべきでしょうか?
A
3

▲清潔感のある検査室

胸焼けや吐き気、喉の違和感、腹痛、下痢、血便など、これらの症状が2週間程度続く場合には、近くのクリニックを受診してください。そもそも、胃がんや大腸がんは、初期段階での自覚症状はほとんどありません。発症に気づかないことも多く、症状が現れた時にはすでに進行しているケースも少なくありません。また、がん以外の消化器系疾患である胃潰瘍や逆流性食道炎、炎症性腸疾患、クローン病なども似たような症状が現れます。気になる症状があれば、早めに受診し検査することが重要です。その際には、はっきりとした診断をつけるためにも、実績が豊富な消化器を専門とするクリニックで検査を行うことをお勧めします。

Q検査を受けないと、どのようなリスクがありますか?
A
4

▲検査後は安静にする

ほとんど症状がないというのが消化器がんの特徴ですから、中には、ほかの病気で受診して、たまたまがんが見つかったが、残念ながらすでに良くない状態だったという人もいます。しかし、表面化しにくい特性がある一方で、早期発見・早期治療を行うことができれば治癒が見込める病気でもあります。特に近年は医療の質が良くなり、抗がん剤治療や放射線治療を行った場合の予後も期待が持てるようになってきています。ですが、がんになってから治療するよりも、なる前の状態で病変を発見し治療につなげることができれば、その分良い結果につながるのは明白。また万が一病変が見つかっても、ご自身の体にも費用の面からも負担の少ない治療が望めます。

Q定期的な検査を受けることが重要なんですね。
A
5

▲経験豊富な藤山徹院長

1度だけでなく、継続的に検査を続けていくことが大切です。検査の間隔は、年齢や状態によりますが、1~2年ごとが理想です。1度目の検査で、慢性胃炎や大腸ポリープが見つかった人は毎年されるほうがいいでしょう。また、クリーンコロンと呼ばれるきれいな大腸の状態がキープできていれば、大腸検査は3~5年ごとの検査でも問題ありません。内視鏡検査には時間がかかるといったイメージがありますが、検査中に大腸ポリープが見つかれば、大半の場合、その場で除去してしまいますので再度手術する必要はありませんし、胃カメラと大腸カメラを同時に行うなどして、少しでも受診しやすくなるよう努めています。

ドクターからのメッセージ

藤山 徹院長

内視鏡を挿入することに抵抗感が拭えず、クリニックへの受診を躊躇する人もいらっしゃいますが、患者さんの負担を少しでも和らげることができるよう、クリニックではさまざまな工夫を行っています。例えば、当院では胃カメラは経口カメラと経鼻カメラの両方を用意して使い分けたり、不安が強い人には鎮静剤を用いてうとうとしている間に終わってしまうような検査を提供したりと、その人に合ったオーダーメイドの検査を提案しています。また、いきなり内視鏡検査を勧めるようなことはありません。最初は血液検査や服薬治療から始めるなど、どうしても必要な場合だけ内視鏡検査を行っていますので、まずは安心してご相談にお越しください。

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