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藤山 徹 院長、藤山 武雄 先生の独自取材記事

医療法人 藤山診療所

(大阪市鶴見区/今福鶴見駅)

最終更新日:2019/08/28

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地下鉄長堀鶴見緑地線の今福鶴見駅から徒歩約6分。大通りから少し入ったマンションビルの1階にある「藤山診療所」。明るい日射しが差し込む清潔な院内はバリアフリーになっており、落ち着いた雰囲気が漂う。院長の藤山徹先生は大阪医科大学卒業後、勤務医を経て、父である名誉院長(前院長)の藤山武雄先生が1990年に開業した同院で2010年に診療をスタートし、2015年に同院を継承した。消化器内科での豊富な経験をもとに内視鏡検査にも力を入れる。そんな徹先生をしっかりと支え、ともに診療を続ける武雄先生。それぞれの専門を生かし、互いにサポートしながらホームドクターとして地域の健康を守り続ける2人に、診療のことや医師になった理由、プライベートの話などたっぷりと聞いた。
(取材日2017年5月23日)

幅広い年齢の患者に親しまれる地域のホームドクター

ここを開業の地に選んだ理由、現在の患者層などについてお聞かせください。

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【武雄先生】私が開業しようとしていた頃は、開業に適する場所が少なかったように記憶しています。そんな中、この辺りは国際花と緑の博覧会が開かれる直前で、地下鉄もできて発展性があり、若い人口が増えそうな気配が感じられて開業地として選びました。
【徹先生】患者さんは幅広い年齢層の方がいらっしゃいます。お年寄りの方もいますし、最近この辺りにマンションがたくさんできてきたので、子育て世代、小さいお子さんなども。ですから主訴も何かが突出しているということはなく、いろいろです。

診察の際に心がけていることはありますか?

【徹先生】病院に来る人は調子が悪くてしんどいわけですから、まずは話をちゃんと聞くことを心がけています。体調が悪いときは話をするのもきついと思いますので、せっかく患者さんが話をしてくれているのを途中で遮って、こちらの話や治療を進めるということはありません。また、患者さんが診察や治療を終えて帰るとき、安心して、満足して帰っていただけるような診療をしたいと思っています。そのために、常に確実な診断・治療ができるよう知識や技術をアップデートすることを大事にしています。

幅広く診療されていますが、特に力を入れている分野などありますか?

【徹先生】もともと父の専門は消化器外科で、開業後はホームドクターとして内科・消化器内科・外科・皮膚科・リハビリテーション科の診療を行ってきました。私は消化器内科を専門にしてきましたので、私が当院で勤務するようになってからは内視鏡検査にも力を入れています。内視鏡検査には鼻からの検査と口からの検査があります。経口での検査で嘔吐感や不安感が強い人は、鎮静剤を注射しリラックスした状態で検査を受けることもできます。

内視鏡検査の経鼻と経口のメリット、デメリットを教えてください。

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【徹先生】経鼻のメリットはやはり苦痛が少ないことです。検査機器が舌の部分に触れませんので嘔吐感がほとんどありません。デメリットは、経口のものより検査機器が小さくなりますので画素数が落ちることです。通常、経口で使用する太さのカメラのほうが画質が良いため、こちらとしては経口のほうが観察しやすいという利点があります。画質に差はありますが、「しんどいから検査を受けない」というのが、患者さんにとっては大きなデメリットですから、なるべく苦しくない方法で検査を受けていただくことが一番です。

患者の病に一緒に向き合い、ともに良い方向をめざす

なぜ医師になったのですか?

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【武雄先生】父が医師でしたから、自然に医師の道に進んだような気がします。父は耳鼻科でしたが、私は外科を選びました。外科は開業しにくいですから当初は開業する気はなかったので、開業は遅かったですね。
【徹先生】父は、私が高校生のときに開業したのですが、それまで大学勤務で忙しそうな医師生活を送っているのを見ていましたので、私は医師になろうとは考えませんでした。平日は私が起きる前に出かけ、夜は寝た後に帰ってくる。休日は日頃の疲労から寝ていることも多く、あるいはゴルフに行ったりして、あまり一緒に思いっきり遊べたことがなかったので、自分は別のことをしたいと考えていました。でも、進路を選ぶ頃になってあらためて考えると、医師という職業は人が良い方向に行くように仕事をして、うまくいけば喜んでもらえる。そう考えると悪い職業ではないなと思うようになり、医師になろうと決めました。高校3年生の途中です。

それぞれ専門分野を選んだ理由をお聞かせください。

【武雄先生】外科に魅力を感じてやってみたいと思って選びました。外科は診断と治療の流れがわりと明確で、治療の効果がはっきり出ますので、臨床としては興味がある分野でした。
【徹先生】父を見ていたので消化器を選びましたが、その中でも私は消化器内科に進みました。日本人のがんによる死亡率は依然として高いですが、近年消化器関係のがんがかなり上位を占めるようになりました。そんな背景もあり、その原因を早期に発見して治療したいと思い、消化器内科を専門として選びました。

やりがいを感じるとき、医師になって良かったと思うときはありますか?

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【武雄先生】病に一緒に向かい、多少でも良いほうへ行ったり、助けになったときはうれしいですし、やりがいを感じます。当院は近くに住んでいる患者さんが主なので、できるだけ普通の付き合いも持ちながら、近隣の人たちのホームドクターとして役に立ちたいと思っています。
【徹先生】地域のかかりつけ医として、1人の患者さんと長く付き合いが続くことがあります。その方が調子の悪いときは体の調子の悪さだけを診るのではなく、話をよく聞いて、その原因を究明して患者さんにそれを説明すると、その方も「そうかもしれない」と気づくことがあります。薬の処方とはまた別に、そのようなやりとりから心身の調子が良くなったり、眉間に皺が寄っていた人が笑顔を取り戻したりすることもあります。そんな患者さんの様子を見ていると「本当に良かった」と思います。患者さんが良い状態になるようにお手伝いができることにやりがいを感じています。

内視鏡検査も受けられる診療所として地域の健康を守る

徹先生はどんなお子さん、武雄先生はどんなお父さんでしたか? また一緒に診療されていかがですか?

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【武雄先生】スポーツが大好きで、友だちと良い関係をつくる子でした。診療面については、たまには自分が思うようにやりたいのでしょうが、よく我慢してやっているなと思います。
【徹先生】何事にも真面目に、一生懸命に取り組んで、親身になって患者さんのことを考えるところを尊敬しています。完全に継承して1人でやっていくより、継承した後に一緒に診療できて良かったと思います。一緒にやってきたこの7年間でいろいろなことを学びました。

趣味やリラックス法などありましたら教えてください。

【武雄先生】なるべく体を動かそうとスポーツジムに行っていますが、まだまだ足りないと感じています。家では自己流の体操をしています。
【徹先生】小・中・高・大学とずっと水泳をしていてまぁまぁ速かったのですが、卒業後は遊び程度にしかスポーツをしなくなりました。でも40代半ばに近づき、体のことにも気を使わなければいけない年齢になりました。そこであまり時間がかからず気軽にできるものということで、朝走ってからシャワーを浴びて支度し、仕事に出るようにしています。

今後の展望、読者へのメッセージをお願いいたします。

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【武雄先生】これまで通りホームドクターとしての診療と消化器内科でできる診療を行っていくのがいいのではないかと考えています。当院は、患者さんが気軽に話ができる診療所でありたいという想いで診療していますので、何でも相談していただければと思います。当院でできることとできないことはありますが、できないことは相談にのったり、より専門的な病院を紹介します。診療所の中でも、日常的な困ったことには広く対応できるほうだと思いますので、近くの方に気軽に利用していただければうれしいですね。
【徹先生】地域のかかりつけ医であり、消化器内科を特色にしていけたらと思っています。まずは気軽に来ていただいて何でもご相談ください。最近、大腸がんもがんの部位別死因の1、2位を争うようになりましたので、まずは健康診断を受けることが大切です。二次検査の必要が生じたら、いつでも当院で検査できますので、ぜひご来院ください。

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