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若松 隆宏 院長の独自取材記事

若松医院

(大阪市城東区/関目成育駅)

最終更新日:2022/10/11

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大阪市城東区関目、関目成育の住宅街にたたずむ「若松医院」。若松隆宏院長の父、若松道哉先生が1966年に開業し、50年以上の歴史を刻むクリニックだ。今夏、若松院長が継承し、地域のかかりつけ医として、患者目線の丁寧な医療の提供に取り組む。若松院長は日本内科学会総合内科専門医の資格を持ち、内科全般の症状に広く対応。勤務医時代は、胃カメラなど内視鏡検査の検査・治療を数多く行い、同院でも病気の早期発見のため胃カメラ検査に力を注ぐ。患者一人ひとりに心を寄せながら、通いやすいクリニックづくりにも心を砕く若松院長に、同院の歴史や継承後の変化、今後の展望などについて、じっくりと話を聞いた。

(取材日2022年7月6日)

内科、小児科に加えて、消化器内科、循環器内科も標榜

医師をめざした理由と、若松医院を継承されるまでの経緯を教えてください。

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ここはもともと父が生まれ育った場所なんです。内科医師となった父は1966年に当院を開業しました。子どもの頃から、父が仕事をする姿を見ていましたから、物心ついたときには医師になるんだと思っていましたね。大学卒業後、基幹病院や大学病院に勤務し、昨年、当院の副院長になりました。そして、今年の7月に医院を継承。父は名誉院長となり、現在、親子2人体制で診療にあたっています。

継承と同時に、標榜科目を追加されたそうですね。

そうなんです。これまでは内科、小児科を掲げていましたが、患者さんに診療内容をわかりやすくお伝えするために、消化器内科、循環器内科を加えました。というのも、父の代から内科全般を診てきたのですが、私が診療し始めたときに、患者さんから「こちらでは何の病気を診てくれるのですか」という質問を何度か受けたんです。近年、診療の分野が細分化されて、内科、小児科だけだとわかりにくく、例えば、腹痛なら内科より消化器内科のほうがいいのでは?と考える方もいらっしゃるみたいなんですね。そこで、胃腸の不調などの消化器内科の病気も、心臓や血圧など循環器内科の病気も診ていることを明示するために、科目を追加しました。

どのような方が来院されますか。

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内科がメインになりますのでご高齢の方が多いですが、小児科もありますので、お子さんや家族連れも多く、全体的にはファミリークリニックのようなイメージでしょうか。主訴としては、高血圧や糖尿病などの生活習慣病に加えて、腹痛、発熱などの急性疾患や「何となくしんどい、食欲がない」などいろいろな症状のある患者さんが多く、まさに「地域のかかりつけ医」として診療しています。内科の症状ですと、「こんなときはどの診療科に行けばいいのか?」と迷われることがあると思いますが、「とりあえず若松医院に行こう」と、地域の皆さんに思っていただけるような存在になれたらうれしいですね。

胃カメラは経鼻を中心とし、苦痛や負担の軽減を

胃カメラ検査では、楽に受けられるよう工夫をされているそうですね。

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大きく分けると、3つの工夫をしています。1つ目は、鼻から入れる経鼻を中心に行っていることです。口から入れる経口では、舌の根元にカメラが当たって吐き気を催すことが多いのですが、経鼻ではそのようなことがありませんので、苦痛は減らせるでしょう。2つ目は、二酸化炭素送気システムの使用です。胃カメラ検査では、通常、異常を見逃さないために、胃の中に空気を送って膨らませていくのですが、これだとおなかが張ってしまうデメリットがあります。そこで、空気を二酸化炭素に変えて、検査後のおなかの張りや不快感を軽減するようにしています。3つ目は、麻酔の使用です。麻酔を打てば、痛みや苦しさをほとんど感じることはなくなりますので、ご希望の方には対応しています。胃カメラ検査の目的は、病気を見つけて治療に結びつけることです。苦痛や負担の少ない検査に努めていますので、検査をためらっている方もぜひ受けていただければと思います。

診療をする際に心がけているのはどのようなことですか。

まず、わかりやすい説明ですね。専門用語や英語はなるべく使わず、どなたが聞いても理解していただけるよう努めています。また、患者さんのお話にしっかりと耳を傾けることも心がけています。一方的にこちらが話し続けるようなことはしないと、決めています。さらに、丁寧に診療することも大事にしています。例えば胃カメラの場合、医療者側からすると多くの検査のうちの1回ですが、患者さんからすると大切な1回の検査で、覚悟を持って来られているんですよね。そういった患者さんのお気持ちをきちんと理解して、お一人お一人、手を抜くことなく、丁寧に対応するよう心がけています。

クリニックの特徴やスタッフの皆さんについて教えてください。

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院内処方ができることは特徴の一つだと思います。多くのクリニックでは、診察と処方せんをクリニックで受けたあと調剤薬局へ薬を受け取りに行っていただく必要がありますが、当院ではクリニックで薬の受け取りまでを済ませることができるので安心感や手軽さを感じていただけるのではないかと思います。また、当院は午後8時まで診療を行っておりますので、ご多忙の方も仕事終わりや困ったときに通いやすいのもいいところですね。スタッフも、皆さん優しく親しみやすい方々です。ここ3年ほどは、感染症対策やコロナワクチン接種など新型コロナウイルス対応でイレギュラーな業務が増えていますけれども、手際よく的確に動いてくれています。

オンライン診療・訪問診療にも力を入れたい

病院勤務を経て、若松医院の診療に加わって約1年、開業医として感じることはありますか。

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基幹病院などと比べると、患者さんとの距離が近いと感じますね。例えばクリニックでは、お近くにお住まいの方が多いですから「明日も様子を見せてくださいね」とお願いできます。期間を空けずに来院していただくことで、症状の進行具合やお薬の作用を早い段階で確認できて、経過観察しやすいというメリットがあります。また、治療の結果どうなったのかのご報告が早いうちに聞けるのもいいですね。この距離感を生かして、これからも患者さんにしっかり寄り添って医療を提供していきたいと思います。

今後、力を入れたいと思われていることを教えてください。

まずは、オンライン診療です。ちょうど体制を整えたところで、これから本格的に始める予定です。初診時に一度来院していただき、その後は状況を見て、例えば月1回のペースでオンライン診療するなど、フレキシブルに対応できればと考えています。また、訪問診療も積極的に行っていきたいですね。高齢化に伴って訪問診療を必要とする方は増えていますし、今通院されている方もいずれは通えなくなる可能性があります。将来を見据えて、取り組んでいければと考えています。

最後に、読者の皆さんにメッセージをお願いします。

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病気は、早期発見、早期治療が何よりも大事です。気になる症状があるときや健康診断で異常が見つかったときなどは、いつでもお気軽にお越しください。些細なことでも、ご相談に乗ります。お仕事でお忙しい方もいらっしゃると思いますが、当院は夜8時まで診療していますので、遅い時間でも気兼ねなくご来院ください。また、以前通院していたけれども、最近受診していないという方も、遠慮せずお越しいただきたいです。駐車場もありますので車での来院も可能です。ホームページも新たに立ち上げましたので、ワクチンの情報や診療予約もネットから可能ですのでご活用いただけます。これからも地域の皆さんの支えになれるように、スタッフ一同、精進してまいりますので、引き続き、よろしくお願いいたします。

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