全国のドクター9,291人の想いを取材
クリニック・病院 161,125件の情報を掲載(2020年10月23日現在)

  1. TOP
  2. 京都府
  3. 京都市南区
  4. 桂川駅
  5. くろやなぎ医院
  6. 放置すれば重い疾患に至ることも不整脈や高血圧は早期受診を

放置すれば重い疾患に至ることも
不整脈や高血圧は早期受診を

くろやなぎ医院

(京都市南区/桂川駅)

最終更新日:2020/08/07

Main Main
  • 保険診療

階段を上がる、早歩きをするといった行動で突然起こることがある胸の苦しさ。歳のせいだとか、すぐに治まるから大丈夫と思い込んでいないだろうか。不整脈や狭心症の症状は、本人の自覚症状と重症度は一致しないことも多く、命に関わる重度の疾患の初期の症状の可能性もあるため注意が必要だ。「くろやなぎ医院」の畔柳彰(くろやなぎ・あきら)院長は、不整脈のスペシャリスト。丁寧な問診と心電図の精密な解析で、その危険度を振り分けた上で適切な治療を提供する。「気になることがあれば早めに受診を」と呼びかける畔柳院長に、注意すべき不整脈や狭心症の症状、生活習慣病と循環器疾患の関係、心電図検査の詳細など話を聞いた。(取材日2020年7月10日)

注意すべき不整脈や高血圧。早期受診・早期治療で重篤な循環器疾患を防ぐことが大切

Q狭心症、不整脈など心臓疾患にはどのような症状がありますか。
A
20200727 1

▲循環器内科を専門とする畔柳先生

一般的に胸が痛いと表現される方は少数で多くは「締めつけられるように苦しい」「重い物にのしかかられたように苦しい」と訴える方が多いです。具体的には急いで階段を上った時や早足で歩いた時などに苦しくなり、休んでいると治まってくるというのが典型的な症状です。不整脈の場合は脈が早く打つだけでなく、不規則に打つ、突然気を失いそうになる等です。突然というのが特徴的でスイッチが入ったように突然始まり、突然終わるという症状は特に不整脈を疑います。加えて息切れや呼吸苦やふらつき等意識状態の悪化が伴うこともあります。放置すれば狭心症であれば心筋梗塞や突然死、不整脈であれば脳卒中などの引き金にもなりかねないものです。

Q循環器疾患にはどのようなものがあるのでしょうか。
A
20200806 2

▲落ち着いた雰囲気の診察室ではゆっくり話を聞いてもらえる

心不全や心筋梗塞、不整脈、動脈瘤や血栓塞栓症等、心臓や全身の血管に由来する疾患を幅広く扱います。動脈硬化を原因とする疾患が多く、動脈硬化を起こす基礎疾患として高血圧、脂質異常症(高コレステロール血症)、糖尿病といった生活習慣病が重要です。どれも自覚症状がないか、あっても軽い症状しかなく、本人が気づかないうちに進行し、突然重篤な循環器疾患を発症してしまうこともあるので、当院でも特に注意して診療にあたっています。

Q検査を受けるべき症状を教えてください。
A
20200806 3

▲明るい雰囲気の待合室

例えば「胸が苦しい」「脈が乱れる」という症状一つとっても、患者さん自身が感じているつらさと重症度というのは必ずしも一致しません。短時間で治まるから軽いわけでも、強い症状だから重篤というわけでもありません。ご自身でおかしいと思うところがあれば早めにご相談いただきたいですね。例えば3階まで階段を上れたという人、早歩きできたという人が、できなくなった等、急な変化があった時には注意が必要です。歳のせいと判断せず、急激な運動能力の低下はサインの一つですから、受診を迷った際にはそこも判断材料として考えてみてください。また高血圧などの生活習慣病は健康診断で異常を指摘された際には必ず受診するようにしましょう。

Qこちらで受けられる検査にはどのようなものがありますか。
A
20200727 4

▲いくつもの検査を受けることが可能だ

当院で受けられる検査は、血液検査心電図、レントゲン検査、骨密度測定、超音波検査、動脈硬化の度合いを測るABI検査、ホルター心電図、イベントレコーダーを用いた検査などです。ホルター心電図は、医院で機器を装着し自宅などで過ごしながら、2つの心電図波形を24時間連続して記録するものです。人の心拍数は1日で約10万発といわれており、それに対して心拍数が多いのか少ないのか、どのような不整脈が何発出ているのかまで記録でき、連続する不整脈がどれくらい持続しているのかもわかります。携帯可能な心電図であるイベントレコーダーは患者さんにお貸しし、不整脈の発作が起こった際にご自身で心電図を記録してもらいます。

Q各心電図検査はどのように使い分けているのですか?
A
20200804 5

▲少しの異変があれば来院するべきだ

ホルター心電図は記録がすべて残るため、自覚症状がない不整脈もすべてキャッチできます。ご本人が不整脈を自覚したときにボタンを押して時刻を記録することができます。狭心症の心電図変化など、別の循環器疾患の観察にも使える機械です。一方、イベントレコーダーは自覚症状がしっかりしているけれど月1~2回程しか不整脈がおこならない方に使用します。発作が起きたらすぐに装着することで、記録を開始してもらいます。どちらの機器で記録を取った場合も、当院では当日中にその場で解析して結果をご説明できます。そこは当院の強みですね。

ドクターからのメッセージ

畔柳 彰院長

胸が苦しくなっても「気のせいかな」「ストレスのせいだろう」などと流してしまいがちですが、中には重大なサインが潜んでいることもあります。私の専門とする不整脈の分野は、技術進歩によりさまざまな治療法が生まれ、治療期間も短縮されてきています。不安を抱えたまま日常生活を送っていくことは気分の良いものではありませんから、少しでも気になる症状があれば早めにご相談ください。大きな病院では敷居が高い、待ち時間が長いと感じる方のために、当院のような医院が存在します。正確な診断のためにはきちんとお話を伺う必要がありますので、あらかじめお電話をいただければ、ゆっくりと診察が可能な時間をご案内します。

Access